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ラ・リーガ再開 バルセロナvsマジョルカ 試合分析

DAZNが見逃し配信を放送するのに12時間かかるのを初めて知ったサカブロのsotaです。

基本的にリアルタイムでバルセロナの試合は見ていたので、今日の朝何も知らずマジョルカ戦を見ようとしたら、まさかのハイライトのみ・・・・・

おまけに、結果を見てしまうという失態(勝っていたのでよかったですが笑)

とにかく、皆さんもリアルタイムで見逃した時は注意してください!

それでは早速、分析に入っていきます。

プレーモデル : ポゼッション
プレーシステム
攻撃 : 4-3-3
守備 : 4-1-4-1

4つの局面
攻撃 : ポゼッション
守備 : プレス
攻→守: プレス(高い位置で奪われた時)→  リトリート(低い位置orカウンター)
守→攻: 保持



スターティングメンバー

初期配置はこんな感じです。
守備のシステムについては、相手が基本的にカウンターを仕掛けていたので、4-3-3で守ることが多かったですね。

たまに、時間をかけて攻撃をしている時には両ウイングが落ちて4-1-4-1の形で守備をしていましたが・・・

そして攻撃の時はこのような感じですね


攻撃時

マジョルカが5-4-1でしっかりブロックを作るような形をとっていたので、いつものようなバルセロナがボールを支配した形を作る展開になっていました。

基本的情報はこれぐらいにして、早速試合分析に入っていきます。

前後半ともに、マジョルカがDFラインをコンパクトに保ち守備をしていたので、スペースがない状態でしたね、サイドからのクロスに対してもペナルティーエリア付近に9人選手を揃えてスペースを潰していました。

4バックであれば、3トップとインテリオールが高い位置をとった際に数的優位ができるので、数的優位を利用するか、ボランチが落ちてスペースが空くのですが5バックだと1人に1人に守備に行くことができます。

また、距離感をコンパクトに保っているため、お互いのカバーにしっかり行くことができる状態です。

レアル・マドリード戦では、オープンな試合展開であったため、スペースが大きくできることで、失点が重なりましたが、バルセロナはそこまでVERTIC(縦に早い)なサッカーではないため中々得点が難しい展開になりました。

そのため、スペースを作るための動きだしや、2列目からの飛び出しを行うことでチャンスメイクができていましたね。

前半16分のプレー
ピケ →   ブスケツ

ガビが2列目からの飛び出し →   相手のボランチがついてくる

ガビが自分のいた場所にスペースを創造 →    ブスケツがそのスペースを占有

このシーンはパスミスでしたが、このようなスペースを創造し、占有し、活用できたシーンではチャンスができている印象でした。

実際に得点のシーンもそのような形でした。

得点シーン 解説

ファティが落ちてパスを受ける →     この時レバンドフスキも平行のポジションをとる

ファティが時間を作り、レバンドフスキがプルアウェイの動きから裏のスペースをとりレバンドフスキがゴールを生み出したシーン

このシーンでもレバンドフスキが自分で開けたスペースを活用することが得点が生まれた。

この時に、ガビが真ん中のCBを引きつけているポジショニングをとっているのでCBが出ることができない状態を生み出している。

攻撃では、このようなスペースを生み出すような動きができている時間帯には攻撃のリズムができていましたが、その動きが減ったり、タイミングが合わない時間帯が増えると攻撃が上手くいっていない印象を受けましたね。

守備については、2列目からの飛び出しに苦しめられたという印象を強く受けました。

MFの3人が、相手の2列目の裏抜けを許した時に、そのカバーが中途半端になることが多く見られましたね。

怪我人が増えて、選手が変わっていることもありますが、特に左サイドの裏のスペースをやられることが多かったですね。

前半34分の失点に繋がりそうだったシーン

内側へのドリブルに対してボールを奪いに行ったファティ、ブスケツ
このタイミングでブスケツのマークの選手が裏を狙う

相手が下げたのち、サイドに展開

そして、ブスケツからマークを外した選手がアルバの後ろを狙って中へのクロス

この際に、クリステンセンが出るのかどうかで、クリステンセンは全てのシーンで中のスペースを埋めていた。

この際に、裏を取られたブスケツがクリステンセンのカバーに入り、クリステンセンがプレスに行くことができたら、いくつかのチャンスを潰すことはできたのではないかと感じた。

また、このシーンが多く使われたことにより、そのスペースを嫌って、ブスケツが落ちるシーンが増えた。

これにより、DFと中盤のスペースが生まれたので悪循環が後半は起きていた印象である。

結果的には、今試合もクリーンシートで終わることができたので、この点を修正して、次のセルタ戦に臨んでほしい!!!

今月は、CLやクラシコ怪我人が出ているバルセロナにとって厳しい戦いが続くが、ここを乗り切って、CL予選突破、リーグ戦首位を目指してほしいと思いました。

最後に、個人的な今日の試合の影のMVPはカビですね。

要所要所での顔出し、ポジショニングがチームの得点、チャンスを生み出していましたからね。次の試合も大いに期待ですね!!

少し、長くなりましたが、今日はこの辺で
最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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