【飛び交う野次にブチギレ】野次を飛ばしまくる自民にブチギレ!「自民党は反省しろ!」【国会中継】【長妻昭】

裏金問題で自民党が犯した滞在は3つあります。

1つは、裏金事件を起こしたこと
2番目は、実態会名を怠ったこと
3番目は、政治改革法案をざる法にしたことです。

岸田相が先頭に立って厳しく取り組めば、国民も国民の理解も得られたと思いますが、現実はがっかりを通り越して呆れるほど後ろ向きでした。岸田首相は日の玉どころか、全くリーダーシップを発揮できていません。安倍元総理が辞めた違法なキックバックを再開したのは誰なのか。

一昨日安倍派の会計責任者が、法廷で「ある幹部が再会を要請した」と証言しました。岸田総理が指示して、この安倍派の会計責任者に聞き取り調査をしていれば、真相が分かったはずです。あれだけ「実態解明が大切だ。大切だ」と言いながら、ほったらかすですか。自民党は、国民が忘れるとでも思っているのでしょうか。

岸田総理北して逃げ回るのは、いい加減にしていただきたい。改めて国民を代弁して岸田総理に申し上げたい。裏金議員に、裏金の使い道を洗いざらい明らかにさせてほしい。裏金の領収書がないのなら、税務所に行って税金を払わせてほしい。[拍手]それが世間の常識です。岸田は、国民が何に起こっているのか、分かっているのでしょうか。会計責任者のせにして責任逃れをする政治家、未だに使い道を明らかにせず、税金も払っていない裏金議員議員、個人に渡され使い道を明らかにしない5年で50億円もの金、さらに、金の力で政治が歪められているのではないかとの疑念。これらに怒っているんです。

今回の自民党の法案では、本質的な問題は何1つ解決されておりません。実質的に今と変わりません。今度こそ、金に汚い政治を終わらせる…これが、多くの国民の願いだったはずです。岸田総理は、なぜこの議論が起こったのか自覚しておられますか。岸田総理、なぜ政治家の責任を厳しく問う連座制に順じた法改正をしなかったですか。なぜ、政治資金の入りと出すべてに領収書を義務づけなかったのですか。なぜ政治資金パーティーを含め、企業団体献金を禁止しなかったのですか。立憲民主党の法案は、これらに全て答えるものです。

政治と金の本質的問題は、企業や団体から献金や政治資金パーティーとして政治に流れ込む莫大な金が、政治を歪めているというところにあります。金に歪められる政治の問題です。政治を最も必要とする人は、政治から最も遠くにいる…これは私が敬愛する山井和則代議士の言葉です。[拍手]

日本の政治の問題を端的に表す至言だと思います。政治の近くにいるか政治の遠くにいるかは、金の力次第。献金力と言ってもいいでしょう。私は議員として金の集まらない分野が冷遇される現状を、いやというほど見てまいりました。ちょっと議長、言ってください。少子化対策は何年も前から重要だと言われながら、今回てこ入れしても先進国に比べ、予算や法律の手当てが手薄です。

少子化対策の分野は、金が集まりません。パーティー券も売れません。子育て中の親子さんが、2万円のパーティー券を何枚も買うことなどできません。教育費の自己負担率も、日本は先進国トップクラスです。生まれた環境によって、教育に大きな差がついてしまいます。この分野も、金が集まりません。予算はいつも後回しになってしまいます。非正規雇用格差対策も喫緊の課題にもわらず、後回しになっています。集逆に、非正雇用を便利に使っている企業や業界からは巨額な金が集まります。自民党は、ちゃんと反省しろ!

私は自民党の大罪は、非正規雇用を拡大したことにあると思ってんです。この反省なくして、賃上げなんていうのはできません。皆さん、さらに日本は新しい産業を育成することに、研究開発支援は元より、ゲノム医療、AI量子、コンピューター、メタバース、スタートアップ支援など政府が強力にバックアップしなければならないにも関わらず、それがなされていません。なぜなのか。私は新しい産業育成の分野は、まだ企業や業界団体が巨額の献金やパーティ券の購入ができるほど育っていないため、政治家の関心が薄く予算や法律の手当が後回しになっているとの疑念を持っております。

金まみれの政治の中で政治家の関心は昨日より今日、今日より明日との多くの金を集めることに重点が置かれようになってはいないでしょう。金集めが政治やその事務所の優先課題となり、政治家の関心が集中してしまう一方で、金が集まらない分野は関心が薄い。これでは本末転倒です。(一部文字起こしおわり)