日本ではこの件に関してほとんど知られていませんが…長年の問題に関して米国が動き出しました

<一部文字起こし>

移植手術をしている人たちはですね、具体的にその臓器がどこから来たかわからない場合もあるということでですね、かなり謎に包まれてはいるんですけれども臓器植っていうのはどこの国でもですね、臓器の提供者が限られているんで、医学の水準として臓器移植できますよっていう国でも、それほど件数は多くはならない。

ところが中国では、非常に多くの移植が行われてるってことでこれだけの移植手術を行うのであれば、他の国では行われていないような臓器の調達方法があるんだろうなと。そこから「強制的な臓器摘出が行われているんだろう」と推測されてるわけです。さらにはですね、中国国内ではある日突然人が行方不明になってでしばらくしてから遺体が見つかったんだけども、例えば角膜がなくなってるとか臓器がなくなってるとかそういう事件が発生するんで、これは臓器摘出が目的の殺人事件なんじゃないかって、まそういう風に言われてるケースもあると…。

ただこの辺はですね、本当もう都市伝説的な要素もあるわけですよ。臓器摘出のために誘拐したんであれば、その遺体もバレないように闇に葬りそうな感じするんで、臓器が抜かれた遺体が見つかったって話はですね、私は半信半疑で聞いてるんですけども、ただ移植が行われている頻度からすると「中国は、相当やばいことやってんだろうな」っていうのは、その通りだと思うんですよ。

そしてですね、臓器を抜かれた遺体っていうのは、人目につかないように処理されてしまってると思うので、動かぬ証拠は出てこないんだけども、結局ですね、これって医療行為なので臓器提供を受ける人ってのがいるわけじゃないですか。でこれっていうのがですね、中国人だけではなくて、外国人も中国に移植手術に行ってるわけなんです。ということで、これっていうのは、中国が外貨を稼ぐ人その手段にもなってるんですよ。

そしてですね、外国の患者さんを中国に呼んでくるっていうのはですね、ブローカーが介在してると。例えばアメリカだったら、アメリカに中国で人造移植しませんかっていうようなことを持ちかける人がいるわけですね。で、ここからは推測ですけども、おそらくアメリカではですね、こういうブローカーがですね、捕まったりしてどこでどういうことやってんのかっていう情報を、アメリカ当局は把してると。

まそういうようなことからも、アメリカ政府は中国でどういうことが行われているのか、かなりの部分把握してるんじゃないかなと思います。ということで、今回こういう法案が提出されて下院を通過してると。そしてですね、上院を通過して大統領の署名で発行するとなると、中国での強制的な臓器摘出に関係した連中に対してですね、アメリカが制裁するってことになるわけなんです。

でこの法案の特徴はですね、直接臓器摘出に関わった連中だけではなくてですね間接的に助けたような連中も制裁対象になってるってことです。なのでこの件に関して解説をしている人の話聞きますと、例えば中国では違法な臓器摘出などされていないんだという情報を出している共産党のメディア関係者ですね、こういう連中もですね、制裁対象になる可能性があるっていうように言ってますね。

(一部文字起こしおわり)