最近全然使わなくなったノートPCの中を開けてみた。

タイトルの通り、今回は4年くらい前(2015年12月モデルだからそれくらいかな)に発売されたASUS製 VivoBook X540SA-XX041Tの基盤部分を開けてみました。

5年前のCeleronなので動作はするけどめっちゃ遅く、その上SSD非搭載のHDD500GBなので、現在使っているものとは本当にすべてが全然違う。ちなみに、今まで買ったことのあるノートPCはHDDなどの換装が本来はできないものしか買っていない。なので、ASUSノートもその例に外れない。最近はMSIのものを愛用している筆者だが、実は3年前まではASUS製のものをとても愛用していた。初めての自作PCのマザーボード、グラフィックボードもASUSのものである。

では、今回開けるノートPCのベンチマークスコアはどれくらい出るのだろうか。結果は上のスコアである。91pts。やはりCeleronというべきか、5年前だから仕方ないというべきか言葉を選んでしまう。ちなみに今現在使っているもので1番スペックの低いものはどれくらい出るのだろうか、それは下の画像になる。

1792pts。1番スペックの低いといっても8世代i7である。計算性能より省電力を優先されているCeleronとは歴然の差である。この結果を見て、今後もこのPCは使わないだろうなと確信した。そもそも今までもほとんど使っていなかったのである。それをいまさら使うはずもない。ということで、開いた。

ベンチマークは今回が初だが、前に1度開けたことがあったのですんなり開けることができた。(まぁネジはその時、別のPCに使用したので一部無いw)しかし、内部は結構スカスカなのだ。だから軽い。この軽さはこのPCの売りでもある。このPCは2016年時点で46000円程だった。Celeronが107ドル(Intel 仕様より)と考えると3万程度でHDD、DVDドライブ、バッテリー、ディスプレイ、メモリ(4GB)、マザボと考えるようなメタなことはしない。
では、それぞれに焦点を当てこれが何なのか説明しようと思う。(ちなみに各部品の数字は最初から書かれていたので、何も言わないでほしいw)

これは言わずもがな、HDDである。500GBというと大きいように感じるが、最近のiPhone(Xs以降)の最大容量である。そう考えるとそこまで大きく感じないのではないだろうか。(筆者の場合、512GBのiPhoneを使い始めて5か月程度で残容量が100GBを切ってしまった)この中にOSやデータが入っている。最近のPCにはM.2 NVMeのSSDがシステム用として基本となり、データとしてHDDが別途入っているというものも少なくない。

これはわかりにくいかもしれないがスピーカーである。このスピーカーを外して1度すべて部品を取り外そうと思ったが取り外せなかったw

これはCPUファンである。基本的にどのPCにもついているはずである。これがないとCPUが熱くなりすぎてPC自体が壊れてしまう可能性もある。

これに関してはどう説明すればいいのかわからないが、HDDやDVDドライブなどのSATAとマザーボードを接続し、電源を供給し、使えるようにしている。これがなければHDDもDVDドライブも使えない...ということである。つまり結構大事な部品である。(この中に大事じゃないものはDVDドライブ...か)

これは先ほど言ったDVDドライブである。最近になるとBDが多くなってきていてDVDドライブはもうお役御免なのかもしれない。そのうえ最近はシステム関係もDVDではなくUSBやオンラインコードなどになってきており、DVDドライブさえ搭載されないPCも多くなってきたと思う。自作PCなどのPCケースなどにも5.25インチベイ(DVDドライブなど用のスロット)があるものが減少してきているように感じる。

これは見た目の通りバッテリーである。このバッテリーは交換しようとすると4000円程度かかる。とはいえ、持ち運びをするノートPCには必須である。デスクトップ用のバッテリーもあるにはあるが現在はサーバーとして使用しているPCがなく絶対に24時間365日フル稼働することを必要だとは思っていないため、買っていない。

この基盤はマザーボードだ。マザーボードがなければ確実にPCとして動作することはない。2番目に重要な部品である(ノートPCでは1番重要かな。)

次は先ほどのマザーボード裏(キーボード側を表として)をもう少し見ようと思う。この銀色のものはヒートシンクである。放熱、吸熱を目的に作られているもので、その真ん中についているものはグリスである。そのグリスがついているものがもう1つある。それがCPU(Celeron)。ノートPCの場合は自作用のようなヒートスプレッダがついてなく、そのグリスが茶色っぽいシート(カプトンテープ(絶縁の用途))の下にある電気部分についたらショートするから絶縁されてます。グリスを塗りなおして熱伝導率を高めて冷却性能を高めるっていう方法もあるけど、過度なOCをしない限り必要ないと思う。

もうほぼ終わり。これはキーボード部分。まぁ、説明はいらないよねw

完全に最後!
これはWIFIのモジュール。これがないと無線LANに接続できないから有線でしかインターネットに接続できない。無線LANを使う場合には必須になる。もちろん、これを搭載していないPCもあるから、BUFFALOなどの会社がUSBタイプのWIFIモジュールが売られている。
デスクトップの場合ASRock製のマザーボードは内蔵されていない場合が多い。(自作PCの話。ふかの体験談に基づく。←マザボ2つ購入し、その二つとも内蔵されていなかった。)
ディスプレイも開けることはできるとは思うけど、そっちに関しては知識はほぼないからやめておく、って感じ。とはいえ、使わないからやっちゃってもいいかもだけど。

最後に。もちろん、開けるのは自己責任で!!w やって壊れたからと言ってクレームは受け付けませんw

次回は Core i9-10900Kの自作PCを組んでみた、っていう感じで書きます。 ちなみに、ネタが続くかわからないので、複数回に分けます。(既に組んではいるので一応予約投稿でやっておきます。)自己紹介の毎日投稿については自己紹介は本来24日に投稿する予定だったので、24日を1日目とします。

読んでいただきありがとうございます。

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