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2024.03.31(土)大阪杯🐎

出走馬は以下の通り。

◎プラダリア
○リカンカブール

▲ローシャムパーク
▲タスティエーラ
▲ソールオリエンス
▲ベラジオオペラ
▲キラーアビリティ


近年は有力馬がドバイに行くため、大阪杯に超一流馬はあまり出てきません。今年もそうですが、騎手も同様に1.5流〜2流しか残っていません。
特に今年は上位人気が低レベルと言われた現4歳牡馬世代。全体としても、昨年古馬G1を勝った馬はいない混戦です。

さて、例年大阪杯は下記の条件に該当した馬が馬券になっています。

❶前年の古馬混合G1(大阪杯、天皇賞・秋、JC、マイルCS、有馬記念、宝塚記念、香港)で好走歴のある馬

❷4歳の場合は上記の他に、前年のクラシック(皐月賞/ダービー/オークス/秋華賞)で勝利している馬

【G1昇格後の大阪杯】
2023
ジャックドール(天皇賞・秋4)
スターズオンアース(オークス1)
ダノンザキッド(マイルCS2)

2022
ポタジェ()
レイパパレ(大阪杯1)
アリーヴォ()

2021
レイパパレ()
モズベッロ(宝塚記念3)
コントレイル(牡馬3冠)

2020
ラッキーライラック(香港ヴァーズ2)
クロノジェネシス(秋華賞1)
ダノンキングリー(皐月賞3、ダービー2着で共に勝ち馬とタイム差なし)

2019
アルアイン(大阪杯3)
キセキ(天皇賞・秋3)
ワグネリアン(ダービー1)

2018
スワーヴリチャード(有馬記念4)
ペルシアンナイト(マイルCS1)
アルアイン(皐月賞1)

2017
キタサンブラック(JC1)
ステファノス(天皇賞・秋3)
ヤマカツエース(有馬記念4)


ほぼ全て❶❷の条件を満たしている馬が来ていますが、例外もあります。

2022 ポタジェ、アリーヴォ
2021 レイパパレ

ポタジェは前年の天皇賞・秋で超一線級とやり合って大阪杯5番人気のヒシイグアスとタイム差なしの良い勝負をしていたのである意味好走と言えるでしょう。

アリーヴォは初G1である菊花賞を大敗したものの、小倉で重賞を勝った勢いで3着。負けた菊花賞以外は常に安定した成績を残していました。

またレイパパレはアリーヴォと同じく前走勝利したのはG3でしたがこちらは無敗で底を見せていない状態でした。

これらを加味した上で、上記の条件で今年残る馬は

ローシャムパーク(アリーヴォパターン)
タスティエーラ
ハーパー(ポタジェパターン)
プラダリア
ソールオリエンス
ベラジオオペラ(ダノンキングリーパターン)
リカンカブール(レイパパレパターン)

◎プラダリアは前走G2京都記念を勝利しているのも良いですが、昨年のハイレベル戦である宝塚記念で0.4差に好走しているのが大きいです。
1着イクイノックス(年度代表馬)
2着スルーセブンシーズ(凱旋門賞4着)
3着ジャスティンパレス(天皇賞・春1着)

このようなメンバーを相手に戦って好走した馬はおらず、大きなアドバンテージになります。
有馬記念は古馬王道G1を使えず鞍上も乗り替わった状態で距離も適性外。
古馬になってからは勝ちきれないまでも常に成績は安定しており、ここでは最有力候補となるでしょう。

○リカンカブールはアリーヴォほど馬柱は綺麗ではありませんが、デビュー以来ほとんど2000mで使われて来ており、(5.1.0.1)という成績の示す通りこの距離では安定感抜群。唯一の着外は大幅プラス体重で、しかもスタートで出遅れて前有利の馬場の中、後方待機となったチャレンジCのみ。本来は先行できる馬で、実際前走の中山金杯では鞍上の津村が意識して前につけています。枠さえ克服できれば1発あってもおかしくありません。

なお、ハーパーは今回2番人気のタスティエーラと有馬記念で0.1差だったことを受けて今回残していますが、タスティエーラは直線で挟まれる不利があったのでタイム以上に実力に差はあったと感じています。個人的には消しでも良いと思っています。

逆にキラーアビリティは昨年古馬G1での好走実績はありませんが、大阪杯での好走回数の多い北村友が騎乗し、2000m実績が豊富、さらに近2走で復調気配が見えることから、馬券に加えるのも面白いかと思います。

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