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2024.04.28(日)天皇賞・春🐎


出走馬は以下の通り。

◎ディープボンド
◎マテンロウレオ
▲ドゥレッツァ
▲タスティエーラ

注目馬は2頭。

◎ディープボンドは天皇賞・春を京都阪神問わず3年連続2着している生粋のステイヤー。
2021.2022年は阪神大賞典を勝って本番は2着。2023年は5着に敗れて衰えが懸念されたが本番ではキッチリ2着に来ている。そして今年は7着に敗れて淀の舞台へ。たしかに衰えもあるだろうが、敗戦の1番の要因はペースにある。

2021年
1000m 1.02.4
1800m 1.53.5

2022年
1000m 1.03.1
1800m 1.53.4

2023年
1000m 1.04.9
1800m 1.56.0

2024年
1000m 1.03.7
1800m 1.56.6

ここ2年は明らかな超スローペース。ディープボンドにとって直線で瞬発力勝負は分が悪いのである。
戦前から、今年は明確な逃げ馬が不在で天皇賞・春も阪神大賞典同様スローになる可能性が高いと思われているが、個人的な見立てでは横山典弘騎乗のマテンロウレオが思い切って逃げる可能性があると思っている。しかも割と大逃げ。

◎マテンロウレオは前走2500mの日経賞で生涯で初めて逃げており、0.2差の4着に粘っている。
もともと鞍上は長い距離でのレースを進言しており、実際昨年も今回と同じ舞台の天皇賞・春で5着に健闘しているので長距離適性はある。常に前につけられる脚質で、前走の日経賞では本番を見据えて逃げを試したという見方もできる。

となれば、もしマテンロウレオがそれなりに他馬を引き離したレースをする事が出来た場合、そのまま粘りこむならマテンロウレオ、捕まった時は昨年同様タフなレースとなりディープボンドに展開が向くと思われる。
今年は不動の本命がいない混戦。このメンバーなら紛れが起きてもおかしくない。

とは言え想定上位人気のうちどれかは馬券に絡む可能性が高い。

その中でもドゥレッツァは近年好走を続ける菊花賞の勝ち馬。ルメールが乗れない事や現4歳世代のレベルの低さは否めないが安定性の高さから、この馬を外すことはできないだろう。

そしてタスティエーラは菊花賞でドゥレッツァに大きく水を開けられたものの、有馬記念では不利があり、前走の大阪杯ではカイ食いが落ちての不可解な敗戦と、まだ見限るには早い。
もともと叩き良化型なため、今回の方が体調は良いはず。
不利を受けた有馬記念を除けば外人騎手が乗った時の成績は安定しており、今回もモレイラが乗るとなれば、体調さえ整えばここでも上位争い必至だろう。

いっぽう上位人気の中で評価を下げたいのはテーオーロイヤル。
今が充実期なのは間違いないが、G1勝利のない鞍上と、なにより一年の休養を経て復帰した昨秋から休みなしの2500m→3600m→3400m→3000mという過密ローテがどうしても気になる。また調教も一週前〜本追い切りがCWx2というのもいつもと異なる。
これまでは一週前にCWをやって本追い切りでは坂路だったのが、調子の維持か馬体重が絞りきれなかったのかは不明だが気になった。
前走が強かっただけにかなり人気しているが、ダイヤモンドSの後わざわざ阪神大賞典を使ったのは確実な賞金稼ぎだとしたら、ここはオマケ的な要素が強い。
危険な香りがする。

3連系を買うのであればサリエラ、シルヴァーソニック、ブローザホーンは入れておくと無難。

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