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失敗から学ぶ

お金を稼ぐことはリスクの対価である。

リスクを取らない安全型が世の中では正しいとされるが、これからの社会は違ってくる。ここでいう安全型とは毎月給料が支払われるサラリーマンのような人のことだ。

最近では一つの会社に勤め続けようとすること自体がリスクであるという話があるので投資のほうがリスクが小さくなってきているのかも。

リスクを取る、皆さんならどういうことをするとリスクを取ったことになるのだろうか?株か?FXか?ギャンブルか?

ギャンブルは運要素が高いので除くが、株や投資は正しい知識さえあれば、リスクを減らしていける。もちろんリスクが0になることはないが、少なからず知識があれば確率で勝負、運ゲーをしようなどとは考えない。

避けるべきことが分かるのはそれだけで武器になる。誰がやっても必ず成功するという行動は存在しないが、失敗は成功よりもシンプルだ。先人たちが、これをしたら失敗するという知識を提供してくれている。その知識があるだけでも戦略は変わってくる。

お金を稼ぐことがリスクの対価と仮定すると、お金を稼ぐのに必要なことはリスクに挑む姿勢と少なからず失敗しない知識(失敗した人の体験談など)を得ること。最低限これさえ知っていれば大きなリスクはやってこない。

この他人の失敗談を得ることを放棄して、成功している人がなにをしているのかを調べることに躍起になっている。だいたい成功者の情報は、成功するためにやったことはこれ、みたいな感じで失敗談がほとんど取り上げられない。

成功には法則がない。もしあればだれでも成功するからだ。だから他人の成功を真似したところでほとんど意味がない。仮にあったとしてもそんな情報がネット上に流れないかもしくは何かの組み合わせでしか意味をなさない形になっている。

わかりやすいように料理に例えると、おいしい料理に出会い、同じ料理を作るために材料や手順を聞いたとしても具材の切り方や鍋の振り方など道具の使い方がなっていなければ、同じような料理にはならない。

でも逆にこの切り方をしたらまずくなるとか、火は最低でもこれくらいは通す必要があるなど、失敗しない知識を聞いた方が同じようにはならないとしても失敗する確率は最小限に抑えられる。

料理の場合は、黒焦げにしたところでまた挑戦すれば良いので、今回の経験から学ぶ機会を得られるが、投資などの場合は普通の人だとリベンジは難しくなる。

ここで言いたいのは失敗するにしても再挑戦が可能なレベルにとどめる必要があるということだ。ごく一部の人を除いてカイジのような人生逆転劇は不可能である。

話をまとめると、リスクを取ることがお金を稼ぐには必要なことではあるが、リスクを最小限に抑える、すなわち自分が行動しようとしていることに関連した失敗はないのかを探すことがリスク低減につながる。

そして小さな失敗から学び、自分なりの成功を収めることが実は一番の近道だったりします。大きな失敗は他人から学べば良いのです。



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