7人との距離感
初めて「なんとかやってますわ」を聴いたとき、私に見えていた怜央くんよりもずっと“大人”に思えてすごく驚いた。私は包容力とか、自分の弱さを認められる強さとか、心の余裕みたいなものに、”大人”っぽさを感じる。10代の頃、いつも孤独を感じていた私は、会うだけでホッとするような安心感のある”大人”な人を推すことが多かった。そして、そういう人達は大抵、自分の魅力とその魅せ方を知っている。自己肯定感が極度に低かった私は、そういう人達に憧れて、惹かれていたのかもしれない。
私が推しとして向き合うようになった4年前の怜央くんは、私の孤独の全部を埋めてくれるほど”大人”ではなかったけれど、気付けば怜央くんを、7ORDERを、見ているだけで満たされるようになっていたし、つい数ヶ月前、体調を崩してしまった時に、鬱に振り切らずに済んだのも、家族のサポートと他の誰でもなく“怜央くん”が絶え間なく活躍し続けてくれたおかげだったんだと思う。
つまり何が言いたいのかというと、最近のながつ“大人”っぽくなったよね。ってことなんだけど、「なんとかやってますわ」を聴いた時から何となく感じていたその“大人”っぽさが確信に変わったのが、美勇人くん脱退の文書を読んだ時だったんだ🥺
怜央くんは苦しめば苦しむほど、悩めば悩むほど、強く逞しくなっていく人なんだろうなぁって思ってて、
デカダンやリトファンの時、目に見えて擦り減っていく怜央くんの姿を見るのは、かなりしんどかったけど、公演を重ねる度にマリウスとして、ピートとして、目が離せなくなっていったのを鮮明に覚えている。(いやほんとに、マリウスを長妻さんに配役した西田さん天才です。)
話がそれたけど、7人が道を分つ日がこんなに早く来るなんて思ってなかったし、そんなそぶり見せてくれなかったから(私が気付かなかっただけかもしれないけど)、中身だけがどんどん変わっていく怜央くんを見ながら、私は呑気に新しいお仕事が決まったのかな?とか、もしかしていい恋でもしてる?なんて考えていたんです。ごめんなさい。
確かにお仕事は絶え間なく続いてはいたんだけど、私がずっと求めてきた安心感や包容力を怜央くんに感じるようになったきっかけの一つが、美勇人くんとの別れだったのかもしれないと思ったら、あまりにも苦しすぎて、しぬほど泣きました。
メンバーといる時の怜央くんの笑顔が世界一だし、「日常」は読み込みすぎてもはや私のバイブルだし、7人のことが、7ORDERのことが、大好きだから。
でもね、7人のことは大好きだけど、正直、6人の彼らを受け入れられるかどうかは、まだちょっと自信ない。それでもSabãoflowerを思わせるほど儚くて、手を掴んでもらっていた怜央くんが、「どんな形であってもまたみんなと一緒にやっていける未来を俺が作ります。どのくらい時間がかかってしまうかわからないですが、必ず作ってみせます!そのためには、まず自分がどんなことがあっても、ぶれない人になる必要があると思いました!」と力強く言い切れるようになる過程を見守ってしまった以上、怜央くんがこれからどう変わっていくのか気になって仕方がないし、苦しんだり悩んだりした先に素敵な景色を見せてくれることを知ってしまったから、怜央くんのことを信じてゆっくり待ってみようかなって思ってる。
そして、待っている間もきっと、変化し続けるであろう怜央くんに置いていかれないように、私もかっこいい“大人”にならなきゃなって。
そう思えるようになるまで約3週間。
天候と体調と色んな条件が重なって
4年ぶりにプチ引きこもりをしました。
辛うじて会場に辿り着いた大学の試験も
勉強が手につかなくてボロボロだったし、
生活を元に戻すの超大変だったけど、
7ORDERでパンパンだったスケジュールを
自分のために使えるようになった今の私には
自分の“幸せの形”を模索する余裕があるみたい。
もちろん、怜央くんを追いながらね。
でもやっぱりみんなに言われるんだ。
7ORDERを見てる時の私が1番幸せそうだって。
だから、たぶんきっとまた彼らのことを好きになるんだろうな。
そうだったらいいな。
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