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3日で人生を変える力、あなたにも絶対あるから。


こんばんは〜、はるです!


突然ですが、あなたは、
たった数日で人生を変えたこと、
ありますか?



今回は恥ずかしすぎる恋愛の話、
暴露しちゃいますが。



私はあくまでもビジネスジャンルなので笑
今回伝えたいのは、
「人生は、自分でいつだって変えられる」
ってことです。



いまの夫と出会う、ほんの3日前までのお話…
夫はもちろん知りません(笑)
ブログの存在バレたら、真っ先にこの記事消します(笑)


人生で一番、好きだった人とのお話です。

3分ほどで読めますので是非↓

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人生を変えた「Aくん」との出会い
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遡ること、もう6年前の春。
私は、新卒から工場に赴任していて、
とある地方の海辺の町に住んでいました。


当時はキラキラした都会の生活に憧れながら、
田舎で愛車を走らせて
平凡に暮らしていました。


「なんか毎日が同じ繰り返しで、つまんないな」
「実家帰りたい・・・」


毎日同じ風景に、毎日作業服。
ぱっとしない日常。
そして、初めての1人暮らしでホームシック。


職場に同世代は少なく、
人見知りして、どう自分出せばいいか分からない。
(なのに人見知りとは思ってもらえない辛さ)


私の毎日は、工場地帯の海のように灰色でした。
こんな日々、いつ終わるんだろう。


そんな日々に、変化が訪れます。
新卒で1年後輩の、Aくんが入ってきたのです。
控えめで穏やかな第一印象。
とても柔かい、優しい声をしていました。


緊張しているのか、
先輩である私に、かなり恐縮しているように見えます。
私は、自分が怖がられないように、
最初は注意深く接していました。


彼こそ、後に私の人生を
大きく変えることになる人です。


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つまらなかった、灰色の海が色付いた
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緊張が解けてくると、
Aくんの素顔が徐々に明らかになりました。


繊細そうに見えたけど、
案外サッパリしているところ。

不安や泣き言は一切言わず、
いつも飄々(ヒョウヒョウ)と笑っているところ。

知的だけど、まったく飾らない人柄。


そして、何より。
彼は、何気ない日常を、
楽しいものに変える天才でした。

日常の些細なことも、面白がる彼。
今までまったくスルーしていたことも、
彼のフィルターを通すと、
なんだか楽しいことに思えました。

お昼休みにいつもコンビニで買う
ただのクラフトボスのブラック珈琲ですら、
「これがいいんだよな~!」と
飲んで幸せそうに笑っていました。


彼と居ると、灰色に見えていた海が、
冗談抜きで、本当に青く色づいて
綺麗に見えるようになりました。


仕事だって変わらないし、
住むところだって、相変わらずのド田舎。



それでも、私が世界を見る目が変わった。
私もコンビニでただのクラフトボス買って、
「これがいいんだよな〜!」
と一緒に飲んで笑うようになった。


海が青くなったことに気付いたその日から、
私は、彼に恋していることを自覚し始めました。


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見えない気持ち
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同じ職場の狭い人間関係だったため、
私は思いを伝えることなく、
1年を共に過ごしました。


彼が来てから、私も前向きになり、
職場でも徐々に自分らしく
振舞えるようになっていきました。



ド田舎でやることもなかったので、
毎週のように若手で集まって遊んで、


時には、私から誘って、
周りに内緒で、何度か2人で遊んだりもしました。


彼は相変わらず飄々としていて、
私をどう思っているかなんて、
まったく分からなかった。



でも、2人でいるとき。
私だけに向ける その優しい目線に、
わずかな淡い期待がありました。


このままずっと、彼のそばで楽しく生きていたい。
このまま時が止まるなら、
ずっとここに居たっていい。


あれだけ動いてほしかった毎日に、
私はストップをかけるようになっていました。
別れの時期が近づいていたのです。


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彼がいない世界でも
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過ぎてほしくない時は、一瞬で過ぎてしまう。
Aくんに恋してから1年後の夏、
私は本社へと異動になりました。
工場からの卒業です。


工場で過ごした日々は、私にとって青春でした。
Aくんに抱いた恋心は、
そのまま伝えられることなく、
私は本社へと旅立ちました。


旅立つ前夜、彼と2人で車で出かけて、
珈琲スタンドで夜中まで語り合いました。

最後は両手握手して、お別れ。
「ありがとうね。元気でね、またね」
初めて握った手は、
大きくて、温かかった。


2人で何度も夜中まで過ごしても、
ホントに何もなかった。
まるで高校生のような、健全な恋だった。



彼も数年内には本社に異動する。
だから、また再会するまでに
私は頑張って、見違えるいい女になろう。


彼がいなくても、人生を楽しめる
素敵な女性になる。
そう決意したはずだったけど…


私は異動先で、地獄を見ることになりました。


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人生最大の困難、パニック障害
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晴れて本社に異動した私は、
着任早々、違いすぎる環境に
呆然としていました。


これまでの知識が全然通用しない。
全然頭に入ってこない。
というか、ぶっちゃけ全く興味湧かない。



当時の上司からは3時間おきに進捗を確認され、
ずらっと席が並んだオフィスは
人との距離が近くて、とても窮屈。
夢に見た東京のOLの現実は全く違った。

慣れない都会の通勤ラッシュに耐え、
「しっかり勉強した方がいいよ」と
毎日誰かから囁かれる日々。


それでも、私は前向きでした。
毎日を彩ってくれた彼も、もう隣には居ない。
今度は彼の力じゃなくて、
自分の力で立たなきゃ。


そう思っていた矢先、


ドクン!!!!


給茶機で珈琲を入れた手は、ブルブル震え、
目の前は、色を失いました。
心臓の動きが早すぎて痛い。
息苦しい。


会社の保健室に運ばれた私。
パニック障害との闘病の日々は、
本当に突然訪れました。

この時の発作があまりにも衝撃的で、
やがて電車など、
閉所での発作を恐れるようになりました。
こうなると、もう電車には乗れず、
会社にも行けません。

パニック発作の恐怖に取り憑かれ、
食欲もなくなり、日に日にやつれていった私。


服薬して、さらに弱り果て、
結局無期限での休職を余儀なくされました。
今から5年前の冬でした。

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家族と、決意
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休職期間中、私は実家に帰り、
療養生活を送っていました。


家族の温かさを感じながら、
1日中ゆっくり寝て、低出力で過ごしていると、
笑顔で楽しく過ごせる日も増えてきました。


こう過ごしている中で、
私には、共に生きてくれる「家族」が必要だと
強く思うようになりました。


もちろん、両親は居る。
実家に帰れば、子どもの頃と同じように、
温かい家庭が待っている。


でも、私に必要なのは、そうじゃない。
帰らなくとも、常にそこにある。
そんな「私の」家庭なんだって。


それでも、私はずっと
前に進めなかった原因があった。
Aくんの存在。
彼が私の日常からいなくなっても、
私は忘れることができなかった。



Aくんのことが、好きなままだ。
このままではずっと、
私の時間は、あの工場のままで止まり続ける。



ついに、2年弱の「恋の答え」のトビラを
開く決意をしたのです。


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恋の答え
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私は、彼を「遊園地」に誘いました。
2人で。


彼は、いつも通り、
2つ返事で来てくれました。
私の休職も知っていたし、
もしかすると、元気づけるつもりだったのか。


2人で、本当に楽しく、夜まで遊びました。
桜が満開で、よく晴れていて暖かく、
そよ風がとても気持ちいい。
本当に綺麗な日だった。



夜の最後に、これまでの気持ちを
すべて伝えました。
「あなたが、大好きです。付き合ってほしい。」


だけど、心の中どこかでは、
分かっていました。
これで、最後だなって。


3週間後、考えに考えたという彼から、
こう返事がありました。

「ぼくにとって、はるさんはやっぱり先輩です。
 とりあえず付き合うとか、
 不誠実なことも絶対できない。
 だから、お付き合いはできないです。」


実は、彼の方から誘いがあったことって、
今まで一度もありませんでした。
今思えば、それが答え。



だから、なんとなくダメだと分かってた。
けど、毎回来てくれる。それに淡く期待してた。
いつも私にだけ向ける、その優しい目線に。


「わかった。それだけ聞けたら十分だから。
 ありがとう。じゃあね。」


これが精いっぱいだった。
電話を切った瞬間、涙があふれてきた。
止まらない。止まらない。


期待させやがって!
こういう時だけはしっかり断りやがって!



「あいつなんか大っ嫌い。
 大嫌いで、ほんまに大好きやった…」


返事をもらった日。
実は、その数時間前に何故かスマホが壊れ、
急遽修理に出していました。

別に投げたとか、水没とかじゃなくて(笑)
突然バグって動かなくなった。

不思議なことってあるもので。
遊園地で2人で撮った写真、行く前後のやりとり、
桜満開の、夢のような綺麗な景色。


ちょうどバックアップされていない期間で、
すべて消えてしまった。
すべて忘れる魔法がかかったように。


こんなことがあった、という証拠が、
私の記憶以外、何もない。

この日、人生で一番好きになった人に
振られました。
つらいけど、これでよかったんだ。


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「よし、結婚しよう」
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大失恋の翌日。
あまりにも、普通にやってきました。

Aくんのことを忘れたというと、嘘。
まだ嫌いには、正直なれない。
忘れられない。

それでも、引きずるのが嫌だった。
精神的支えを失って病む自分には、
もう戻りたくなかった。

「振られてよかった」
そう思える自分になりたかった。


というか、
「振られてよかった」っていう
過去に、私がするべきだと思った。


「結婚したい」
そう漠然と思っていた気持ちは、
「絶対結婚する」に代わりました。


振られた翌日から、私は婚活を始めました。
当時ちょうど流行りだした、
婚活マッチングアプリに登録。


そして、その、
振られて3日後に出会ったのが、
今の夫です(笑)




運命的なものも、
ロマンチックもクソもない笑


あの日の失恋を
「これでよかった」にするために、
日常のすべてを婚活に賭けました。




もはや意地です。
就活だと思ってプロフィールは
何度も何度も作りこんだし、
あらゆる恋愛関係の書籍を読みつくしました。


約3ヶ月の登録で、
メインアプリのいいねは850人。
その中で50人以上とマッチングして、



10人と実際に会って、
最後2人に絞って、今の夫が生き残った笑


結果、フラれて3日で夫と出会い、
3か月で真剣交際し、
1年後にプロポーズ&入籍。
そして、子どもにも恵まれ、今に至ります。


どーーいう風の吹き回し??
ってなりますが笑


前半のエモい感じ返せよ!
って感じですかね。
夢なくてすみません笑笑




ちゃんとビジネスに戻りますよ笑


人生を変える手段って、
ほんとに「決断」しかないって思う。

「変わる」んじゃなくて、「変える」
私の意志で。
それは、今後も変わらない価値観です。



起こったことの意味を、
「これでよかったんだ」と思えるかは、
これからの自分にかかってる。



今も、クラフトボスを見たり、
満開の桜の季節がやってきたりすると、
その度に思い出します。


それでも断言する。
私は、あなたに振られてよかった。
振ってくれてありがとう。


じゃないと、夫も居ないし、
何より、この、かわいいかわいい、
娘と出会えてなかったんだから。


これを読んでくださっているあなたも、
これまでの人生、
「くそくらえ!」って思うこと
あったと思う。



もしかしたら、今も、
何か悲しみの中にいるのかもしれない。



まずはね。

どん底にまで落ちた
自分の想いに蓋はせず、
あなたの気持ちを大切にして、
とことん泣いてあげてください。



で、大事なのはそこからで。


そのあとの人生、
いくらでもハッピーエンドにできる。



「このとき、これでよかったんだ」

そう思える未来になるように、
精一杯もがきましょう。


夜明け前が、一番暗い。


そんなことわざを、あなたに贈ります。

長々と読んでくださり、ありがとうございます!

では、またまた~!!


はるティ

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