【レース】ジャパンカップオープン
会場:宇都宮森林公園(栃木県)
2023.10.14 11:00start
レース距離: 10.3km×7周=72.1km
機材: scott addict rc
ホイール:BORA WTO 45
タイヤ:GP5000cl 25c ラテックスチューブ 5.7bar
天気:晴 22℃
結果:DNF
宇都宮で開催されたジャパンカップオープンに参加しました。
翌日の本戦と同じコースで行われる、市民レースでは最高レベルのレースです。
コースの勝負所は古賀志林道の登りで、約3分〜3分半の登り。
普段から練習コースで使ってる登りとかなり近く、僕が最も得意とするパワー領域なので、一年で一番楽しみにしていたと言っても過言ではない。
唯一の不安は、頂上通過後の下り。
もともと下りが得意ではないので、国内最難易度とも言われるこのコースで上手く下れるかが不安。
その為、練習では下りを重点的に意識して取り組み、9月のJBCF南魚沼や群馬では、集団の中でキッチリ下りをこなす事を命題にして走った。
その甲斐あってか(?)、下りに対する不安は少しずつ改善していき、現地入りしてからは「まぁ、何とかなりそう」という感じだった。
前日
今回は単騎参戦のため、車は少し小さめの日産キックス。自転車を一台入れたらもういっぱいだけど、オートパイロットが付いてるので高速道路の運転は楽(やる事無さすぎて眠くなるのが欠点かな)。
予定では、12時に現地入りしてコースを3周程周り、その後受付→ホテルという予定だったが、駐車場を探すのに手間取ってしまい、1時間ほどディレイ。
やっと見つけた駐車場で急いで着替え、試走に向かう。
運良く知り合いのいる明星大学が丁度試走に行く所だったので、僕も一緒にいかせてもらう。
試走した感じは、登りと下りが思った以上にハード。
特に下りは、速度とラインをミスったらすぐ飛びそうなほど。
とはいえ、長い下りではないので、レース中に最適化すればまぁ問題なさそうかな(フラグ)。
その後受付を済ませてホテルへ。
宇都宮駅で餃子でも食べて、暇だからチームプレゼンテーションでも見るか〜と思ってたけど、道路が激混みで断念。
宿の近くのファミレスで済ませた。
翌日の準備をして22:30就寝。
当日
6:30起床。軽くシャワーを浴びて、
7:00朝食。ホテルの朝食で炭水化物、タンパク質多めに摂る。
8時に宿を出て、8時半会場いり。
快晴で、気温も丁度いい。
会場は一般の方々も多くいて、まさにレースイベントという感じ。
こんな雰囲気はJBCFだとないよなぁ。
黙々と準備をして、レース1時間前からアップ。
20分のアップの中で、2分ほどの登りをケイデンス高めで3本。
10:40くらいにスタート地点に行ったけど、もう既に選手はほとんど集まっていて、ほぼ最後尾でのスタートになった。
レース
スタートして1km程で古賀志の登りが始まるが、1周目で全員フレッシュなのと、位置取りの為かペースが速い。
登り口で5秒ほど強めに踏んだらすぐ先頭付近まで上がれた。先頭のリズムに合わせ、シッティングでギアを軽めにしてこなす。
集団は縦に伸びるが、それでも今日はかなり調子が良く、問題なく10番手前後で登りをクリア。
下りは前と少し車間を開けてしまったが、平坦区間に入るまでに追いつけた。
スムーズに下れなかったが、まぁ大分覚えられたので次からは大丈夫だろう。
2周目も登りのペースは落ちず、集団は縦に伸びる。だが、問題なくシッティングでクリア。
この周は下りも特に問題なかった。ヨシヨシ。
とはいえ、前は中切れを起こしてるので、先頭はもっと速いスピードで下ってるのかな。
3周目に入る手前のアップダウン区間で、米谷選手(Bellmare Racing Team)と岩島選手(MIVRO)が先行。
僕は踏んでいるわけではなかったが、ローテーションの中で少し集団から先行。
米谷、岩島+5秒で僕、長谷川選手(イナーメ信濃山形)+5秒で集団という構図。
できれば古賀志林道に入るまでギャップをキープしたかったが、登りに入ると同時に集団にキャッチされる。
そのタイミングで内田選手(弱虫ペダル)がペースアップしたので、その後ろに張り付く。
米谷選手と岩島選手もキャッチし、そのままのペースで登りをクリア。
「ヤバい、調子がかなり良い。今日は僕の日になるかもしれない!」
と、本気で思えるほど快調だった。
後続とはギャップができていて、しかも集団はバラけている。
先頭には米谷選手、岩島選手、内田選手、横矢選手(Avenir Cycling Yamanashi)などがおり、かなり良い展開。しかもまだまだ脚は余裕がある。
「この下りで集団からギャップを奪えるかもしれない」と思い、すこし突っ込み気味で下りに入る。
2周目で割とスムーズに下れてしまったのが良くなかったのかもしれない。
慢心と油断からか、2個目の左コーナーで進入角度を誤りオーバーラン。落車してしまった。
「やってしまった」
調子がいい時ほど簡単なミスに気をつけなければいけないのに、、、。
とりあえず後続に突っ込まれないように道路脇に避け、コースがひらけるまで待つ。
が、登りで遅れた選手が続々とやってくるので、いつまで経っても動けない。
ようやくバイクに跨った時はもう先頭通過から3分以上経っていただろうか。
集団には復帰できず、項垂れながらその周回を流してDNF。
反省
悲しい。ひたすらに悲しい。
自分の不甲斐なさに憤りを覚える、というのはこういうことか。
初めてもう一度やり直したいと思うレースだった。
落車するといつも思う。
「もう自転車辞めよう」
だが僕は知っている。
1週間も経つと、悔しさでまた自転車に乗ろうと思う事を。
次こそはやってやるという気持ちになる事を。
今は悲しい気持ちだが、いつまでも落ち込んでいたらそれこそ敗者のままだ。
もう残り少ない20代。
落ち込んでる暇などないのだ。
そう言い聞かせて、10/22のJBCF最終戦、かすみがうらロードレースを走りたいと思う。
オマケ
古賀志林道のパワーデータです。
体重62kg
1回目 3'12 402w
2回目 3'16 366w
3回目 3'16 399w
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