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6/17週の振り返り

先週の6/13(木)にゾーンのような感覚をトレード中に感じまして、14日もまずまずの成績、そのときの状況については前回の記事に書いた通りですが、その後の翌週の状況がどうであったか書いておきます。

<成績>

6/13(木)+42.4p
6/14(金)+21.5p (デモ+20pぐらい、デモ含めると41.5p)
6/17(月)+23p (デモ+19pぐらい、デモ含めると42p)
6/18(火)+17.1p (指標時の逆張りで-20pの失態あり)
6/19(水)-2.4p (-12pと-16pの損切りの失態あり)
6/20(木)+20.6p 
6/21(金)+17.8p

<トレード状況>

前回の記事の最後に書いたとおり、13日に何が起きたのかを知りたくて、「ゾーン 相場心理学入門」を中古で購入、14(土)と15(日)の二日間で読破して翌週にのぞみました。ゾーン本を読んで分かったことは、

  1. トレード中の恐怖が悪影響を引き起こしている

  2. 相場と同時性を感じて流れに乗れる状況が生じることがある

  3. 連勝が続いたりで自己陶酔に入るとこれも悪影響になる

ということでした。(これを書いている今の時点では2周目を終えていますので、もう少し認識できたことが増えました。)

17日からは特に上の1.について意識してトレードしました。3.については19日の負けに表れていますので後述します。

そもそも今年の1月から秒スキャに取り組んできて、いつの間にか自分でも記憶がないのですが、ポジションを持つとアタマがクラクラして椅子から落ちそうな感覚、トレードをしている2階の部屋から落ちる感覚があります。

6/13(木)はそれがなくトレードできたのですが、それには理由があって、12日夜に指標で大負けしたからです。(結果的に翌日大幅に取り返しました。)なかば開き直りトレードを13日朝からやっていました。「どうせ退場するなら好きにトレードした方がいい」という感じです。資金的な枯渇ではなく、何をやってもうまく行かない様な心理的な退場を意識した人なら、この気持ちが分かると思います。

翌日の14日もそれほど恐怖はありませんでしたが、週末をはさんだ17日以降はゾーンを読んで、上の1.について意識していたことが良かったように思います。恐怖を消すために、ゾーンに書いてある「一つとして同じトレードはない唯一性」についても強く意識してトレードしました。(ここの意味が分からない方は、ゾーンを読まれた方が良いと思います。)

ところが、18日になると慢心が出てきていたと思います。この日、勝率が高く推移していましたので、欧州辺りから損切が深くなっていることも感じていました。上の3.について強く意識していれば気が付いたのかもしれませんが、気が付かないまま、NYの指標に手を出してしまい、-20pの損切です。

気が付いたのは翌日19日、-12pと-16pの損切をしてマイナス終了してからです。ゾーンを2周目読み始めていましたので、再認識できました。

<振り返り>

中古のゾーン本ですが、メルカリで購入した後に届いて開封したら、新品同様の綺麗な本でした。大手町のオアゾの中にある丸善のカバーがかけられていて、大切に読まれていたのは分かるのですが、全く読まれた感じがありません。

都内のサラリーマンがトレードに期待をかけて丸善で手に取り購入、さらっと読んだけれど、全く聖杯らしきものが書かれていないと感じて早計読むのをやめたのでしょうね。それぐらいに書かれていることは心理面に偏っていて、トレードと無関係に一見思われます。

ただ読後感としては、「この本は凄い」の一言です。何度も何度も読んだほうが良さそうです。この本に関する「マーク・ダグラス氏のマインドマップ」を自分自身に描けるまで読んだ方が良さそうな感じがありました。

2周目読んでも、本全体を俯瞰できるぐらいの感覚は得られませんでしたので、10周ぐらいしないとだめでしょうか(笑)1周で全理解される方もいらっしゃると思いますが、それなりに難しいと思うので仕方ないかなと思っています。

トレードについては、今年1月からここまで、1日5pips取るのが精一杯な時期をずっと過ごしてきて、毎日10pips越えている今が信じられません。マイ転してしまっても、なかなか巻き返すことができずに負けを掘ってしまうような日もあり、悔しい気持ちも何度もありました。

それが20pips越える日もあることを考えると、ルールや手法よりも思考が大事であることが良く分かります。

来週からもトレード中の自分の思考を良く観察してフラットな気持ちでのぞみたいと思います。



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