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タッチにもロストにもなる“ジョーカー”

《ガチンコ・ジョーカー》が嫌いだ。そもそもハンデスされるのが嫌い。仕込んだトップをズラされるのも嫌い。そして、“完全なケアが難しい”のも嫌いだ。

ケアしきれない理由は、ジャッジに勝つか否かで性質が変容するから。

闇呪文のSEを聞くとゲンナリする

唐突だが《ゴースト・タッチ》と《ロスト・ソウル》の話をしよう。両方ともハンデスカードだが、その性質は大きく異なる。

端的に言うなら、《タッチ》は手札の少ない相手に、《ロスト》は手札の多い相手に強い。

かつてナーフされた呪文
紙からナーフされた呪文

そのためケア手段も異なる。1枚ハンデスされるなら《ライフ》等の弱いカードを使わず手札を多く構える。オールハンデスされるなら逆にガンガン手札を吐いて減らす。そんな具合だ。

ちなみにここで言っているのは原始的なケア手段。マッドネスだとか《墓守の鐘ベルリン》だとかのメタカードとは別の話。

サワグナレヒ!

《ジョーカー》の話に戻ると、ジャッジに勝利し手札に戻った場合は《ロスト》、負けて墓地に行った場合は《タッチ》に性質が近くなる。

4枚ハンデスは実質オールハンデスと言ってもよく、手札が残るデッキの方が少ない。逆に2枚ハンデスなら1、2枚残ることが多い。

タッチと違って一応1:2交換ではあるけど
6マナでの1:2交換は副次効果だと思う。

つまり、《ガチンコ・ジョーカー》はケア手段が真逆な《タッチ》と《ロスト》のどちらにもなり得る、だから完全なケアは難しい。

…まぁジャッジには体感7割負けるので大体《ロスト》扱いで動くんだけども。

名前の“ジョーカー”は
どちらにもなり得るという性質を表す…かも。

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