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カチュア死海竜 ~少女の幻想は次元を超えた~ 【デュエプレデッキ】

AD1596到達。1600じゃないんかい。

ビルド杯のからちょっと変わってるよ

強いらしいのでランクマで頑張ってみた。結論としては、カチュアなのでやはり強かった。でもカジュアルデッカーの言う強いなのであまり信用しない方がいいかも。

コンセプト

メインコンボの解説から。
《幻想妖精カチュア》と《マイキーのペンチ》(または《永遠のリュウセイ・カイザー》)がいる状態で《カチュア》から《魔龍バベルギヌス》を出し、《カチュア》を出しなおすことでアンタップする。これを繰り返すと山札の《ギヌス》が全部出る。

《ギヌス》を並べたら今度は《カチュア》から《邪眼皇ロマノフⅠ世》を出して《インフェルノ・ゲート》と《復活の祈祷師ザビ・ミラ》を墓地に落とす。《ロマノフ》で《ゲート》を唱え《ザビミラ》を出したら盤面のクリーチャーを《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》を中心としたサイキックに変換する。
デッキリスト上では黒のコスト5以上は4種だが、《ロマノフ》で墓地を肥やす時は基本山札の《ギヌス》が0枚になってるので探索バグは起こらない。

以下のURLは実際に4ターン目にこのコンボを完成させた対戦。文章が分かりにくかったら見てもらえれば。
https://youtu.be/id9hYr6Q8vQ?t=10948

こいつが強いのはデュエプレの功績のひとつ

《ザビミラ》呼び出しパターン集

《死海竜》以外のサイキックは状況に応じて出すものが変わる。項目をひとつ設けて頻出パターンを紹介。

・《死海竜》+《ガロウズ・セブ・カイザー》2枚目(生贄4体)

主にコントロール系に出すパターン。《死海竜》が除去されても残った《竜骨なる者ザビ・リゲル》と《ハイドラ・ギルザウルス》が2枚目の《ガロウズ・セブ・カイザー》とターン開始時にリンクするため、相手が2回除去ができなければ勝つ。2回除去できたとて、盤面は《ザビミラ》《リゲル》《ハイドラ》のようなリーサル+1盤面、または《死海竜》が残るため大体勝つ。
2種類のリンク方法を活かしているのが美しいと思う(自画自賛)。

・《死海竜》+《時空の霊魔シュヴァル》+《時空のガガ・シリウス》(生贄5体)

主に速攻・ビート系に対して出すパターン。《ザビミラ》と《ガガシリウス》で《シュヴァル》が覚醒する。盾0でも《死海竜》で盤面掃除できればほぼ盤石。ただし白緑スノーフェアリーはすり抜けてくる場合があるので注意。後述。

コスト6になってくれてありがとう

・《時空の戦猫シンカイヤヌス》+《死海竜》(生贄4体)

《カチュア》を起動したターンに勝つパターン。ターンを渡すと負けてしまう場合に使う。《シンカイヤヌス》を最初に出し《ハイドラ》に反応させ《ザビミラ》をSAにすることで《死海竜》3点、《ザビミラ》2点、《ヤヌス》ダイレクトの悪くない条件のリーサルが組める。このデッキに限らない《ザビミラ》の頻出パターン。

回し方

基本以下の3つのプランに分類できる

・ブン回りプラン

ライフペンチカチュア。以上。これをするために使っている。一応、軽量除去を持たれてるのが明らかな場合は控えるべきか。

・ポン置きプラン

上記のブン回りはできない方が多いので、大抵このプラン。《カチュア》《ペンチ》をポン置きして除去されないのを祈る。マナカーブに沿わないなら出す順番はどちらが先でも問題ないので基本はパワーの高い《カチュア》を出そう。
このプランは手札に来た《ギヌス》《ゲート》も実質的な《カチュア》《ペンチ》になるので重要。出して破壊されたら蘇生して、また破壊されたらまた蘇生して…という具合に毎ターンの除去を強要していきたい。

何かと器用なので余裕があればキープしておくとよい

・溜めプラン

場合によってはやるプラン。手札差がついてしまったり《カチュア》が通せそうもない場合は、相手の動きが遅ければとにかくマナをため続けて9マナで《ペンチ》《カチュア》を狙う。下手に殴るとライフ怖いぞ~パーツ揃うぞ~といった感じで。積極的に狙うものではないが、MRCやコントロールに対しては意識しておくといい。

・その他の細かい動き

・「黒のパーツ全部引いちゃったらどうすんの?」という疑問に対しては「とても困る」と言うしかない。一応、黒を全部引くような対戦はそこそこ長引いていてマナもたまっていると思うので、唱えて墓地に落としたり、《ギヌス》で出し入れする用に盤面に置いたりで対策はできる。

・カチュアロマノフゲートザビミラと動く時、相手のタップしているクリーチャーがいると都合がよい。盤面がパンクした時《ギヌス》を自爆させて盤面を減らしたり、ロマノフサインの動きで逆に盤面を増やしたりできる。

・《カチュア》がダブった時は片方を《ペンチ》として扱える。先に出した《カチュア》から《永遠リュウ》を呼べばいい。《ペンチ》より頭数も増えるが、山札に《ギヌス》が3体いると盤面がパンクするので注意。また、山札に《永遠リュウ》がいない危険性も忘れてはいけない。

カードパワーモリモリの贅沢なペンチ

・《ペンチ》が引けない場合は最悪《カチュア》だけで動く。《霞み妖精ジャスミン》《クロス・アイニー》などを添えてロマノフゲートザビミラをすることで《死海竜》+《ザビミラ》の盤面は作ることができる。ただし、《ギヌス》が山札に残っているので《ロマノフ》の探索が1/2でバグる。本当に最後の手段。

・盤面のドラゴンは基本ターン終了時に死ぬのを忘れないように。「《永遠リュウ》を潰して出したいサイキックなんていなくない?」とスケベ心を出すと1体分損する(1敗)。《カチュア》《ペンチ》やトンカチ中の《ロマノフ》は場合によっては残すのもアリ。

対面相性・解説

完全に感覚だが、ADを牛耳るスノーフェアリー、MRC、天門に対しての相性はそれぞれこんな感じ。
・スノーフェアリー:不利
・MRC:五分
・天門:有利

・スノーフェアリー(不利)

通称ブリカス。速度やその再現性はスノフェ側の方が高く、こちらの盾も厚くはない。トリガーケアも完全なのは難しいので不利。
プレイ指針としては、もし《カチュア》《ペンチ》が両方引けていなくても《未来設計図》より《フェアリー・ライフ》《霞み妖精ジャスミン》優先。盾からの受け札を広げたほうが良さそう。

出すサイキックは盾0の場合はちょっと難しい。《死海竜》で盾に行くのはほぼ確定なのだが、《シューヴェルト》《ガガシリウス》を揃えてかつ盤面を0にしても、《天真妖精オチャッピィ》が《死海竜》のブレイクに反応して出てきて、手札から《スパーク》を撃たれると負けてしまう。《オチャッピィ》は《死海竜》に制限されず《シュヴァル》が覚醒する前という絶妙なタイミングで出てくるからだ。生贄が6体必要だが、2枚目の《ハイドラ》や《イオの伝道師ガガ・パックン》でマナを縛ることでケアできる場合はある。《ヤヌス》のリーサルパターンとどちらが良いか吟味すべし。

ちなみに同じ白トリガーでも《コルテオ》《アポカリプス・デイ》の手撃ちは問題ない。《コルテオ》はクリーチャーなので《シューヴェルト》で盾が増える。《デイ》は撃った上で進化速攻できるほどマナはたまってないはずなのでやはり負けないし、《シューヴェルト》が《デイ》に反応して1枚ブレイクしてくれるので盤面に残った《リゲル》《ハイドラ》で返しに勝つことができる。最後の1枚がトリガーだったら怒ってください。

起動タイミングが紙と変わった。こんな影響の仕方をするなんて

・MRC(五分)

除去は豊富だがMRC着地までに6ターン程度かかったり、基本手札に干渉してこないので溜めプランをそこそこ使う。また、《邪眼獣ヤミノオーダー》は事前に《埋葬中ベリアルワーム》《封魔ロノヴェル》などで墓地を2枚こやせてないと《ペンチ》が除去できないので最速で出すと意外と通ったりする。《デッドリー・ラブ》などもあるがMRC側のリソースがキツくなる動きなので、その時はやはり溜めプランが活きる。そんなこんなで五分くらいだと思う。

・天門(有利)

天門は最速5ターン目でその天門から出てくるクリーチャーもこちらに干渉しない。軽量除去も薄いので有利。
《死海竜》+《セブカイザー》+《ガガシリウス》を揃えて殴り続ける。《大河聖霊エル・ドラード》の能力も《死海竜》で封殺できる。《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》はちょっと厄介で《死海竜》が止められ続けてしまうため勇気の1点が必要。この時《時空のセブ・ランサー》が便利。

《超次元ガード・ホール》+《時空の凶兵ブラック・ガンヴィ―ト》での2連除去の対策に、《ギヌス》を持っておくとよい。《ザビミラ》を出しなおして《死海竜》を作り直せる。
あるいは《カチュア》を盤面に残しておいて《永遠リュウ》を出すことでブロッカーをタップインさせてケアすることもできる。《奇跡の精霊ミルザム》は《ガガシリウス》で殴り倒せばいい(《エルドラード》の能力で《ミルザム》をおかわりされると流石にきついが)。

個別カードでキツイもの

・各種呪文メタ(《聖隷王ガガ・アルカディアス》《悪魔神王バルカディアス》《光神龍スペル・デル・フィン》等)
コンボに《ゲート》が絡むのでこれらがいると動けない。幸い《ガガアルカ》《バルカ》は進化なので《クロス・アイニー》で除去できる。
《時空の制圧ドラヴィタ》は《死海竜》+《セブカイザー》+《ガガシリウス》と出すことでケアできる(攻撃しだすのは次のターンになるが)

・時空の支配者ディアボロスZ
《死海竜》で除去できない。更に返しのターンに覚醒されると《死海竜》が解体されてしまう。《ヤヌス》でのリーサルパターンで《ザビミラ》をチャンプブロックor盾0を押し付けると良さそう。

・永遠のリュウセイ・カイザー
ほぼ除去できないので詰む。出される前に殺れ。

たまにどっちで選べないのか忘れる

カード解説

対面解説より先に来そうなものだが何となくこの位置に。

幻想妖精カチュア 
マイキーのペンチ 

コンセプト群。早出ししたいこと、ブン回りに《設計図》が絡められないこと、ポン置きプランでは複数欲しいことなどから4枚採用。

邪眼皇ロマノフⅠ世 
魔龍バベルギヌス 
インフェルノ・ゲート 
復活の祈禱師ザビ・ミラ 

コンセプト群2。2枚では足りず、4枚では枠を取りすぎるので各3枚採用。並べることがコンセプトな《ギヌス》も4枚目が欲しい場面はほぼ無かった。《ロマノフ》《ギヌス》はバージョンを分けておくと山札の残存数が把握しやすくなるが必須ではない。
マナに置く優先度は《ザビミラ》《ロマノフ》>《ギヌス》《ゲート》。

永遠のリュウセイ・カイザー 

準コンセプトカード。《カチュア》で出せるクソデカペンチ。ハンデスに強くなれると思ったがみんな「《ジェニー・ダーツ》。下で。」ばっかりやってくるので1回しか抜かれたことがない。コンセプト群2と同じ理由で3枚採用。

霞み妖精ジャスミン 
フェアリー・ライフ 

初動。どの対面にも勝てるブン回りの回数を増やすことが勝率アップに繋がると考え2コスト圏を8枚採用。《鼓動する石板》に比べると《ジャスミン》は《カチュア》→《ペンチ》の順で出す時にくっつけると頭数を稼げるのがメリット、縺れた対戦で《ゲート》の探索の邪魔をすることがあるのがデメリット。

未来設計図 

サーチ。ブン回りプランに他のカードを挟む余地が無いため《ジャスミン》《ライフ》とコストが被っていても問題なしと判断。ボトムに行くカードにドラゴンや黒が混じってるとちょっと情報アド。コンセプトカードが2枚ありサーチは多くても腐らないため4枚採用。

クロス・アイニー 
スーパー炎獄スクラッパー 

トリガー兼色合わせ。《クロス・アイニー》のおかげで最低限のトリガーと色が確保できているので4枚採用。スノフェもパンプした《サエポヨ》《サクラン》《進化の化身》以外は除去できる。《スクラッパー》は自由枠だがトリガーとしても除去札としてもかなり優秀なため増やしたい。でも枠が無いので1枚採用。

良カード。この色の優良トリガーは革新的

竜骨なる者ザビ・リゲル 
ハイドラ・ギルザウルス 
ガロウズ・セブ・カイザー 

コンセプトサイキック群。個人的に2セット目は過剰に感じる。

ガロウズ・セブ・カイザー2枚目 

《死海竜》2枚とそれほど決定力は変わらず枠を空けられるので単体で2枚目を採用。

時空の戦猫シンカイヤヌス 

リーサル作成にゃんこ。《ザビミラ》の必須パーツ。

時空のガガ・シリウス/時空のセブ・ランサー  
時空の霊魔シュヴァル 

《死海竜》が勝つためのセットならこっちは負けないためのセット。《ガガ・シリウス》と《セブ・ランサー》は単体で中々強い。《シュヴァル》は必ず《ガガ・シリウス》とセットで出そう。

イオの伝道師ガガ・パックン

スノフェの項目での使い方以外にも、《ガードホール》など苦手な呪文をケアできるため採用。でもまだ出せてない。

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