【デッキ】ヴィルヘルムマナソース【デュエプレ】
単色推しのドラゴンサーガ期に突入したデュエプレ。多色サポートの《華憐妖精ミンメイ》にとっては冬の時代だ。しかしそこに一条の光が差した。
《爆砕面 ジョニーウォーカー》の収録である。
多色獣を墓地に落とせるブースト札の新たな選択肢。《ギガヴォル》や《ズカズッカ》と比べると2コストブーストでそれができるのが偉い。
リスト&概要
2→4→ミンメイ→8と繋ぐのが理想ムーブ。8にはマナからの召喚ができるクリーチャーをセレクト。《偽りの王ヴィルヘルム》で増やしたマナをリソースに展開していくコンセプト。
ミンメイは除去されやすいため、運用するなら「6→8に繋ぎながら、残すと《ヴィルヘルム》のコストを踏み倒してくるマスト除去ブースト獣」としたい。《ジョニー》+《ロスチャ》により、その役割の安定性が向上した。
多色獣がキーとなるデッキだが、理想ムーブは多色許容量が少ないのでなるべく多色枚数は抑えたい。
ハンデスも入れたいがいい感じのカードが思いつかない…
カード解説
爆砕面 ジョニー・ウォーカー
ブースト。
前述の通りミンメイでマナに置く。回ると盤面が苦しいデッキなので墓地に行ってくれるのが二重の意味で嬉しい。
ミンメイの探索に引っかかるのは邪魔だが仕方ない。というか探索を速く取っ払って欲しい。
優先度1位の初動なので4枚。
フェアリー・ライフ
ブースト。
《ダーク・ライフ》は多色を落とせるか不安定な上に事故率が上がるため不採用。《ジャスミン》もクリーチャーであるメリットはそこまで多くなく、《デスゲート》との噛み合いもジョニーで薄れているため不採用。結局安定のこれ。
最速押しつけデッキなので4枚。最悪ロスチャスタートもあるので9枚目以降は要らなさそう。
ロスト・チャージャー
ブースト兼ヴィルヘルムサーチ。
前述の通り理想ムーブがタイトなので4で多色チャージのターンを一つ増やせるのがありがたい。ただし逆圧縮カードなので中盤以降は唱えない方がいい。ミンメイか《偽りの王 カンタービレ》にくっつけるのなら話は別だが。
重要カードなので4枚。
ライフプラン・チャージャー
ブースト兼サーチ。
ミンメイ等のサーチはもちろん、単色を引っ張ってきて多色事故ケアも。中盤以降も手札の回転率に貢献する。このカードを採れることがジョニーの強み。
安定志向で4枚。
龍覇 ザ・デッドマン
マナから召喚する人1号。
《始原塊 ジュダイナ》を持ってくるのが基本。状況によっては耐性+マナ回収の《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》。他のドラグハートは基本飾り。
5色5マナで出す効果はたまに役立つ。盤面を2つ取るのがきついので2枚。
偽りの王 カンタービレ
マナから召喚する人2号。
終盤、墓地からマナに置く効果が継戦能力を保ってくれることがある。
同名ターン1制限があるので2枚。
無敵剣 カツキングMAX
マナから召喚できる人3号。
《カンタービレ》と同じく同名ターン1制限があるので散らしているが、カンタービレと違って2枚目が出せないので1枚。
偽りの王 ヴィルヘルム
メインエンジン。
アンタップインのブーストのおかげでミンメイの「踏み倒すと使用可能マナが減る」という弱点を補ってくれる。
連打することで強さを増すので4枚。
無双恐皇ガラムタ
フィニッシャー。
《永遠のリュウセイ・カイザー》でSAにして殴りこむ。この色なら《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》などもあるが、盤面が並んでいる前提ならこちらの方がトリガーケア能力が高い。
盾とボトムにいなければ掘り当てられるはずなので2枚。
永遠のリュウセイ・カイザー
フィニッシャー補助。
色んなデッキを詰ませてきた悪名高きクリーチャーだが、デッキパワーを下げずにSA付与をデッキに組み込めるのでAT持ちなどを救っている、功罪のあるカードだと思っている。
《ガラムタ》と同じ理由で2枚。
スーパー炎獄スクラッパー
トリガー。
赤くて面を埋めない。以上。
色合わせで4枚。
地獄門デス・ゲート
トリガー。
《ジョニー》のおかげで強化されたカード。釣って火力を放てば2面受け。もちろんブーストも選べる。ミンメイが相手のヴィルヘルムで破壊された時などに切り返すこともできる。
強いのだが色の優先度が赤>黒なので3枚。
華憐妖精ミンメイ
コンセプト。
パワーが低く生存前提でデッキを組むのが難しい。幸いなのはブースト能力を持つこと。繋ぎついでに出るカードとしては破格。2000といえど除去には多少の手間をかけさせる事ができるはず。
そしてボイスが非常に良い。バトルゾーンに出した時の「あなたたちに期待はしないわ」と能力発動時の「せいぜい頑張ることね」のツンツン具合がたまらない。最初は協力者なのに無愛想すぎてなんだコイツってなるけど、共闘する中で徐々に彼女を理解していって、向こうも少しずつ心を開いていくんだよね……
破壊されてしまった時のボイスは「ほらね、こんなモノなのよ」。上述の通り破壊されやすいので、何度も聞いているとまるでミンメイ自身に言っている様に聞こえてしまう。そんな事はない!俺が守ってやるからな……
そして極め付けはダイレクトアタックボイスの「期待してなかったけど、意外とやるのね。」俺には分かる。これは彼女なりの最大限の褒め言葉なんだと。他の奴には分からなくても俺にはしっかり伝わってるよ、ミンメイ。
そんなこんなで闘いは終わったわけだけど、ミンメイとの付き合いは今も続いている。態度は相変わらずだけど、前よりもほんの少し柔らかくなった気がする。きっとあの闘いで生まれた絆のおかげだ。
絆……だけなんだろうか?この気持ちに含まれているのは。そうだ、これはきっと……
これ何の記事だっけ……
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