妊娠初期から中期〜赤ちゃんの心疾患が見つかったきっかけ〜
前回からの続きです。
たまたまですが、今日で妊娠中期は終了で明日から妊娠後期。
ふりかえりの意味も込めてこの記事を書きます。
12月
顕微授精で授かったきゅうちゃん。
昨年の12月に行った胚移植でやってきてくれました。
1月
忘れもしない、1月3日のこと。
年始の休みで病院に連絡がつかないのに鮮血出血。
私は不育症の気がある?ので陽性判定をもらってからアスピリンを飲んでいました。
それもあって出血しやすいんだろうなと頭ではわかっていましたが、いざ出血すると気が動転した。
休日当番の産婦人科に駆け込みで診てもらったところ胎嚢はしっかり子宮の中にあり、今すぐ流れてしまうような出血でもなさそうと言われました。
薬をもらって帰宅しましたが、いつもの病院で診てもらうまでは生きた心地がしませんでした。
次の日、正月休みから明けた病院で急遽診てもらうと切迫流産と診断され、1月はまるまる休職させてもらうことになりました。
それから何度か出血を繰り返したものの、きゅうちゃんはしっかり成長を見せてくれて無事に不妊治療クリニックを9週で卒業。
10週に近所でも評判のレディースクリニックへ紹介状を持って行きました。
2月
仕事復帰。
体力に自信がなかったので勤務時間をAMのみに変えてもらう。
つわり中に食べられたのはセブンイレブンの鮭おにぎり。
幸いつわりはそんなに重い方ではなかったけど、それでも24時間船酔い状態はきつかった。
でも望んで望んでやっと継続できている妊娠だったので、ずっと気持ち悪かったけどとても嬉しかった。
3月
安定期に入った。
体調も落ち着き、食欲が増す。
なんでも美味しくてつい食べ過ぎてしまう。
産院が体重管理が厳し目だったので、
食べすぎてしまったと思ったら散歩をしたりYouTubeで有酸素運動やヨガをしたりした。
旦那の両親には安定期に入ってから妊娠報告。
とても喜んでくれて私まで嬉しくなった。
4月
すっかり胎動を感じるようになってきて安心できる日が増えた。
でも逆に大人しい日は不安を感じるようにもなった。
経過は順調でこの時はまさかきゅうちゃんに心疾患があるなんて微塵も思っていなかった。
5月
25週のある日。
なんとなく胎動が少なく感じたのでエンジェルサウンズをしてみたら、きゅうちゃんの不整脈を発見。
「ドッドッドッド」と今まで規則的に聞こえていた心音が、
「ドッ…ドッド…」というように脈が飛んで聞こえる。
大人で不整脈があるのは知っているが、胎児に不整脈ってあって良いの??と思い、産院へすぐ電話。
1時間後に看護師さんから折り返しの電話があり、
「よくあることで緊急性はないと思う」と言われましたが、私があまりにも納得していない返事をしていたようで(笑)
「どうしても心配だったら19時までに病院へ来て下さい」と言ってくれたので、急遽タクシーで産院へ行くことになりました。
まだ仕事中だった旦那にもすぐ連絡して、旦那と病院で待ち合わせ。
ちょっと心配性すぎたかな?と思いましたが、この時無理にでも受診を決めて本当によかった。
診察室にやっと呼ばれ、私はこの日1番最後の患者でした。
「胎動のせいで脈が拾えなくなってるだけだよ〜」と先生から言われました。
でもエコーを見る限り、素人の私でも一瞬心拍がズレるのがわかる。
先生の顔もだんだん曇っていく。。
たまたま当直で来ていたK病院のO先生(胎児の心エコーができる先生)にエコーを見てもらえることになった。
これが不幸中の幸いだった。
多分、1時間近くはきゅうちゃんの心臓を診てくれたと思う。
きゅうちゃんが元気に動きまくるから時間がかかったのもあるけど(笑)
すると脈が飛ぶのも確かに気にはなるが、どうやらそれ以外にも問題があるらしく。。
でもここでは限界があって詳しい説明はできないと言われた。
そしてできるだけ早めに医大へ行って、胎児の心エコーを専門でやってる先生に診てもらって欲しいとだけ言われた。
先生同士、専門用語で話していたのでよくはわかりませんでしたが、
なんとなく勘だけど、心室中隔に穴があいているのかもしれないとだけ思った。
かなり長くなってしまいましたが…
妊娠初期〜中期の振り返りときゅうちゃんの心疾患がみつかったきっかけをお話しするとこんな感じでした。
妊娠するまでは大変で、でも妊娠経過はわりと順調でやっとみんなと同じく【普通】に出産・育児ができるかも!と思っていた矢先の出来事。
「どうして私と私の赤ちゃんだけがこんな目に遭うの?」って一瞬も思わなかったかと言われたらそれは嘘になる。
正直これからどうなっていくのか、いろいろ不安なことだらけなんですが
同じように不安な思いをされている方と一緒に頑張って行けたら良いなって思っています。
次は医大へ行って詳しい検査をしてもらった話と、診断がついたときの私の気持ちについて書こうと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?