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SGチャレンジカップ回顧

年末のグランプリ出場を賭けたラストチャンスのチャレンジカップは
選手の思惑が気になるところで
それぞれの順位で狙う目標も変わってくる
賞金上位の選手はGP2ndの1号艇を巡る争い
GPは1st、2ndともに2日目以降は枠順は抽選だが
初日は賞金ランク順に枠順の優遇が受けれるので
賞金1,2位は大事になる7,8位は下位の選手ならともかく
それなりの順位ならもちろんGP2ndを狙う戦い
6位以内はGP2nd確定もあるが
モーター抽選で上位6機を与えられる大きなアドバンテージがある
現行ルールに変わってからのグランプリでは
去年の優勝者白井選手以外は全て2ndから優勝者が出てる

               優勝した場合の獲得賞金額
①片岡雅裕  56,543,000円 31位→90,543,000円
②池田浩二  96,535,346円   8位→130,535,346円
③峰竜太    134,554,200円   2位→168,554,200円
④今垣光太郎  62,690,000円 21位→96,690,000円
⑤山口剛    81,514,000円 11位→115,514,000円
⑥茅原悠紀    104,855,000円   5位→138,855,000円

賞金ランク1位馬場貴也 135,709,000円

GP2nd

GP2ndボーダーの6位濱野谷選手が
6位濱野谷選手が100,611,000円
今日230000円+700000円で101,541,000円
③峰選手⑥茅原選手は確定
②池田選手は完走でGP2nd確定
⑤山口選手は優勝でGP2nd進出で
①④は優勝してもGP2ndは届かずで

GP1st

16位吉田選手が68,119,000円+10万で68,219,000円
17位島村選手が67,176,333円+24万で67,416,333円
18位篠崎選手が66,642,000円+15万で66,792,000円
GP1stの66,792,000円を狙う戦い
①片岡選手は2着1300万で69,543,000円で18位には足りるが
3位だと66,043,000円で足りない
④今垣選手は完走700万円で69,690,000円で18位には足りる

1位 峰竜太¥148,177,200
2位 馬場貴也¥136,032,000
3位 茅原悠紀¥114,978,000
4位 石野貴之¥109,095,000
5位 磯部誠¥108,185,680
6位 池田浩二¥104,658,346
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7位 桐生順平¥103,449,000
8位 濱野谷憲吾¥101,964,000
9位 羽野直也¥94,176,000
10位 片岡雅裕¥91,166,000
11位 山口剛¥90,137,000
12位 土屋智則¥82,311,200
13位 毒島誠¥80,258,000
14位 深谷知博¥76,644,000
15位 平本真之¥73,402,000
16位 中島孝平¥71,061,000
17位 今垣光太郎¥70,313,000
18位 菊地孝平¥69,268,000
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19位 吉田拡郎¥68,542,000
20位 島村隆幸¥67,739,333

準優勝戦で得点トップの④今垣選手が破れて
最年長SG優勝の記録にが怪しくなったが
カド戦に魅力の選手で地元三国ならチャンスは十分の枠番
スタ展ではピット離れ劣勢も⑤山口選手がインタビュー通り
④今垣選手マークで枠なりの3対3

④今垣選手が一人凹んだが
それでも.18でタイミング的にはやや遅い程度
カドからの伸び具合は分からなかったが悪くはなく
ダッシュ乗りの良さで勝負をする選手で
あまりそこは気にならない
③峰選手はいつも目指してるF.03で
本番はしっかり決めてきそう
このカド受けを突破できるかが鍵になりそう

本番もピット離れ劣勢だった④今垣選手

するとすかさず⑤山口選手が締めて行く

一撃仕様ではあったが
この遅れはかなり痛い

この選手はインタビューやコメントで話したことの真逆を
平気でする選手なので覚えておいて欲しい
例えば
・深くなっても主張する
・3カドは考えていない
スタ展と全く違う進入をすることもある選手で
これは悪い事でも何でもなく選手としてある意味真っ当で
選手の個性として知っておいて損はない

④今垣選手は回り込んでスロー4で
5カドに⑤山口選手

STは揃って横一線

②池田選手が③峰選手を警戒しながらの差しで①片岡選手との隙間を埋める
③峰選手はガツンとハンドルを入れているのが分かる

決め打ちの捲り差しも②池田選手にしっかり止められて
③峰選手は差し場なく

捲り差しは不発で外マイの形

抵抗むなしく②池田選手が航跡に沈み
④今垣選手⑤山口選手も差しが決まらず

この段階で1-3はほぼ確定

3着を②④⑤⑥で争う展開
②池田選手⑤山口選手が外で争い
④今垣選手⑥茅原選手内で争う

2M手前で④今垣選手は
①③と②⑤の間に空いた水域に舟を入れるが

逆にハンドルが遅れ気味で交差旋回できず
⑥茅原選手は最内を小回りで勝負するが①片岡選手の航跡の内は回れず

差した⑤山口選手
小回りの⑥茅原選手
差しが入らなかった④今垣選手に絞られる

ここで⑤山口選手が外に変わろうとするが
⑥茅原選手は許さず⑤山口選手は再び内に進路を向ける

⑥茅原選手は⑤山口選手を行かせて交差旋回の構え

⑤山口選手は航跡に入ってロスが大きい
ここで④今垣選手が脱落
ピット離れから考えると優勝を狙うために
伸び型に仕上げた様子で道中戦は厳しく
この後さらに抜かれて6着

3着争いも⑥茅原選手が獲り切って1-3-6で確定

④今垣選手の離れ遅れは批判されているが
優勝を目指して一撃を狙った判断は間違いないと思う
むしろ⑤山口選手は脚の雰囲気的にカドで行き切れる脚ではなく
④今垣選手の4カドマークが正解だったと思う

思惑が沢山あるレースだったが
①片岡選手がしっかり逃げて優勝
片岡選手優勝おめでとうございます🏆


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