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BNS3巻19Pの例のコマの話
サムネのコマの話です。
今日、僕はこんなツイートをしました。
#アイマスのコミカライズで好きなシーン
— ナハサーラ⚔📸🍐🥧 (@783_Ra) June 25, 2023
BNS3巻19Pより pic.twitter.com/w2pyPQW2ZD
そしたらめちゃ拡散されました。良いコマですからね。しかし誤算があって、ここまで拡散されると思ってなかったのでなんで好きかの説明がその直後にしたツイートだけなのでそこまで解説しきれてない。これは個人的にあんまり良くない。好きだーーーって叫ぶだけなのもいいけど、やはりちゃんと理由を述べたい。ということで今から述べます。そんな長くないけどね。あとめちゃくちゃ読みづらいから気をつけてください。
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注目してるセリフは、「この歌詞を綴ってくれた方は〜」の部分。ここで渡された曲はSisterです。Sisterとは天空橋朋花の3つ目のソロ曲で、作詞作曲はズバリ天空橋朋花の担当声優小岩井ことりさんその人です。つまり「この歌詞を綴ってくれた方」というのは他ならぬ小岩井ことりさんなわけですね。「私のことを知り〜」って本当にその通りです。誰よりもよく朋花のことを知っていて、誰よりも想っている人だと思います。
そして、これは「漫画」です。特典のドラマCDはあれど、本編に直接声優が絡むことはありませんし当然セリフを読み上げることもありません。もしこれがアニメやゲーム内のセリフであれば、この台詞は小岩井ことりさんの声帯を通して世に放たれたはずです。しかし、漫画なのでそうはならなかった。僕はここにとても良さを感じました。上記の様に、アニメやゲームなど、フルボイスの作品では声優の演技によって世に放たれます。そしてもちろんそこには多少なりとも声優の感情も含まれます。しかし、BNSは漫画であり、このセリフも声優、小岩井ことりさんにより読み上げられたわけではありません。このセリフに小岩井ことりさんは一切関わってないんです。その上で、朋花がこの歌詞を綴ってくれた方=小岩井ことりについて言及している。昨今の二次元コンテンツではキャラと声優の同一視が〜なんてことがよく言われていますし、アイマスなんてその最たる例だと思います。しかし漫画では、アイドルと声優、「天空橋朋花」と「小岩井ことり」が完全に切り離されています。そんな中で、「天空橋朋花」として、「この歌詞を綴ってくれた方」を通して、「小岩井ことり」に対して「私のことをよく知り、よく想ってくれている」と評しています。所謂「中の人ネタ」ともまた違う、唯一無二の、漫画版ならではの味わいが生まれていると思います。
以上がこのシーンが大好きな理由です。中々文にするのが難しい感情だったのでかなり読みづらかったと思いますが、読んでくれてありがとうございます。みんなもBNS読み返してみてね!それではさようなら。
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