カンボジア旅行記

2020年1月12日~16日

 まずは感想から書いてしまいます。現地の日本語ガイドを手配し、車移動と遺跡案内をしてもらいましたがカンボジアの歴史と政治についても多く話を聞くことが出来ました。ガイドブックには政治の話はタブーとあったのでもしかしたら珍しい事かもしれません。
 国民の平均年齢は24歳前後と聞きました。寿命も長くないそうですが、戦争とポル・ポト政権による虐殺が深く関係していることが伺えます。遺跡周辺の地雷は撤去されていますが郊外などにはいまだ約300万個の地雷が埋まっているとのことです。遺跡を回っている際、何か所かで地雷被害者が楽器を演奏している姿を見かけました。以前は物乞いだったのを政府が禁止したため、楽器演奏という形でお金を募っているそうです。
 上記のような話を聞くと、暗いイメージを持つかも知れませんがガイドさんを始めドライバーさん、ホテルマン、街で出会った人、トゥクトゥクのお兄さん。みんな穏やかで優しい人ばかりでした。運が良かっただけかもしれませんが。カンボジアの公用語であるクメール語が話せるわけもなく、友人が日本語で話しかけても嫌な顔一つせずコミュニケーションを取ろうとしてくれました。
 食べ物も全部口に合いました。そんなことある…?というくらい全部美味しかった。クメール料理と言うそうですが、辛みと酸味はあまりなく、ココナッツミルクがベースであったり、レモングラスと煮込まれていたり、甘めの食事が多かったように思います。一品の量が多いですが野菜が沢山入っていたりして、とても食べやすかったです。ホテルや街の食堂でも米粉麺?フォーみたいなものがあったでそれをよく食べました。パクチーは別皿で出してもらえるので、嫌いな人には嬉しいですね。私はパクチー大好き。
 衛星面は決して良くありません。水は飲まないようにして、蚊に刺されないようにして。トイレットペーパーを流せるの、日本くらいじゃないのかな。交通事故も多い。日差しは強く乾季は砂ぼこりがすごい。でも、遺跡はどこも広く大きく、道はずっと平坦で木々に囲まれ、マンゴーやカシューナッツ、胡椒の畑があり、放牧の牛が道を歩いていたり、朝日はびっくりするくらい大きい。遺跡の横には現地の人がハンモックを張り休憩している。夕飯も、道端に敷物を広げて食べたりしていました。
 旅をすることで自分がどう変わっていくかはわかりません。少しずつ考え方や暮らし方に影響していくのだと思います。知識はインターネットやガイドブックから得ることはできますが、現地へ行ってみた景色は鮮明に記憶に残ります。きっとこの先、この国に対して興味関心を持って生きて行くことが出来ると思います。それは私にとっての幸せなのだと思いました。

以下、情報や旅のスケジュールを書いて行きます。

【基本情報】
公用語:クメール語
首都:プノンペン
通貨:リエル(ただしUSドルも流通している)

飛行機はLCCでは無いけれど乗り継ぎあり、ホテルは日本人スタッフの居るグレードの高いところ、送迎付きのガイドは2日間、お土産も買ってトータルで15万円程度掛かりました。海外旅行保険、ビザ代も含めて。
グレードを下げれば10万円掛からず行くことも出来ると思います。

【1/12】
9:30 成田発、ホーチミン。
18:00 シェムリアップ着。ホテルへ直行しホテルのレストランで夕食を食べ就寝。

【1/13】
5:30 アンコールワットへ向かい朝日を見てから第一、第二、第三回廊。
9:00 ホテルで朝食。
10:00 再出発。アンコールトムへ。南大門からバイヨン寺院、バプーオン。
12:00 アンコールワットが見られる食堂でお昼ご飯。
14:00 タプローム寺院、バンテアイスレイ。
17:00 プレループからの夕日鑑賞。
18:30 アマゾンアンコールにてアプサラダンスを見ながら夕食


【1/14】
6:00 プレアヴィヘアへ。途中のローカルレストランで朝ごはん。
10:00 プレアヴィヘア。
12:00 コーケー遺跡群内の食堂でお昼ご飯。プラサットトム、プラサットプラム。
15:00 ベンメリア。
18:00 オールドマーケット前で下ろしてもらい、クメールキッチンで夕飯。

【1/15】
7:00 ホテルにて朝食
8:30 パスアップ(アプリ)でトゥクトゥクを呼んでアーティザンアンコールへ。
見学しつつお土産購入。お茶。
10:00 オールドマーケットへ。布を買う。
11:00 スーパーでお土産。
12:00 クメールキッチンでお昼。
13:00 アンコールクッキーにてお土産。
14:00 ホテルへ戻り休憩。
15:00 旅行会社の送迎で空港へ。
18:00 シェムリアップ発、ホーチミンへ。
【1/16】
8:00 成田着。

写真などはまた後日。

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