自由研究
焦ってる時や時間に追われてる時、落ち着く為に心の中で叫ぶ言葉は、慌てないでお嫁サンバ 錦鯉 長谷川まさのりです!
小学4年生の時、夏休みの宿題の自由研究を何にしようか悩んでいました。
ふと、空を見上げて閃きました。
『雲が何の形に見えるか日記にしよう!題して、雲絵日記だ!』
夏休みが始まり僕は毎日同じ時間に近所にあるこなみ公園に行き、丘の上に登り雲を観察しました。
ノートの左のページにはその日見た雲の絵を描き、右のページにはその雲の中に絵を足して色を塗って何に見えるか描きました。
犬が逆立ちしてる様に見える雲。
ゴジラが口から火を出してる様に見える雲。
UFOに見える雲。
はじめは描くのが楽しかったのですが、例えるのが難しい雲も現れてきました。
それでも悩んで考えて、なんとか日記を続けました。
足を4本取られたタコ。
上から見た壊れたイスとヘビ。
傘とオバケと手。
ある日、どうしても思い付かない雲があり絶対にやってはいけない禁断の扉を開いてしまいました。
雲に割り箸の絵を足して、
わたあめ。
です。
それからというもの、2日に一回わたあめが登場する様になってしまいました。
わたあめが2つ。
わたあめを作ってるところ。
わたあめとちぎれたわたあめいっぱい。
僕は将来子供が出来たら、自由研究で雲絵日記は危険なのでやらないように言おうと思います。