感想◆ゴースト&レディ5/11昼

観劇3回目。ネタバレに配慮の無い感想です。今回は友人(そもそも原作が好き)と一緒で「何故グレイは客席に下りていったのか？」という話に。個人的には「(人殺しだからフローと同じ天国には行けないグレイが)シアターゴーストとして再び客席に着く」為だと思っているのですが、そこんとこの解釈を浴びたいので諸々の感想を拝見したいです。
追記:「客席に戻った」とも「舞台を作り終えたからフローに会いにいった」とも両方に取れるようにしてる説も浮上しました。(でも歌詞でもう会えないって言ってるんですね……)

ボブは原作からするとかなり出番少なくなって残念、と思っていたけども「蘇ってグレイを指差す→54年後にまた指差す」「フローが歌った『ハッピーエンディングストーリー』を回収する」となかなか重要でユーモアのある役だったなと。観客は泣いたり笑ったり忙しいよ。
グレイがシャーロットとの「見せられないよ！」の後にちょっと息が苦しそうだったので喉を心配すると同時に「そんなに激しく……」と思ってしまった野暮を許して欲しい。その後すぐに調子を取り戻していらしたの流石でした……。早く舞台袖で水とか飲んで！と思ったけどあの辺りのグレイは出ずっぱりなんですね……挙げ句デオンに踏まれる。
デオンのソロダンスの意味もきっとダンスに造詣が深い人は色々読み取れるんだろうけど、ワカラナイ我々にはデオン様によるご褒美タイムだよねという話に。グレイ、デオンやシャーロットはリフトするのにフローには出来ないのが改めて切ないなと思いました。

以下箇条書き。

・斬撃……斬撃が凄い……。
・人間は空中をサマーソルトしながら歌えるようには出来てないと思うんだ。
・不思議な絆で観客が泣いてるところにポッと出てきて観客の心を奪っていくデオンはフローとグレイに怒られてもいい。
・八つ当たりでグレイにさくさく刺されてるゴーストも怒っていい。(怯えてるの可愛い
)
・序盤の観客パネル(？)のセンターが真瀬さんのお顔だった気がするけど自信無いです。
・シャーロットの振付にちょいちょいポリー(CFY)を感じる。萩原さんの役はまた女に飲み負けるのか……。
・3回目ともなると曲がジワジワ沁みてきて良いです。個人的に開幕まで音楽が好みに合うか心配だったのでこれは嬉しい誤算。