パソコンは寒さに弱い:富士通デスクトップが起動できない

10月下旬のある朝。当地の最低気温は8.6℃でした。
富士通のデスクトップPCの電源を押すと、ビープ音が連続して鳴り、起動ができませんでした。

やむなく電源ボタンを押して強制終了。
同じ試みを2〜3回しましたが、やはり途中で止まってしまいます。

メーカーのロゴは表示されるのでF2キーを押してBIOS画面を呼び出しました。
別に変更するところもなかったので、F10キーを押しました。
画面にデュアルブートのOSの候補が表示されたので「Windows Vista」を選びました。何も選択しなかったら自動的にSparky Linuxが立ち上がるのですが、この時点で私はSparkyに問題があるから起動できないのでは?と睨んでいたのでWindowsにしたわけです。

今度は無事に起動できました。再起動するとSparkyも立ち上がりました。

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動作不良はこの一日だけでした。
気になるのは不具合の原因です。

内蔵のボタン電池は1年前に交換したので、まだ消耗していないはずです。
Windows VistaおよびSparky Linuxが結果的に起動できたことを考えるとOSには問題がありません。

この富士通デスクトップは製造されたのが2007年です。なんと15年前!
ここに原因があるのかもしれません。

ネットで調べてみると、どうやら寒さによって電源パーツのコンデンサの働きが弱くなると起動が怪しくなるらしいです。ことに古いパソコンはコンデンサが劣化しているために、気温の低下に耐えられなくなります。
日記を辿ってみると、同じパソコンが去年の11月にもビープ音が鳴って起動できなくなったと書いてあります。
パソコンを窓際に置いているので冷え込みの影響をまともに受けたのかもしれません。

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この富士通デスクトップはリサイクルショップで4980円で買ったジャンク品です。
「1年もてばいいや」ぐらいに購入時は考えていたのですが、予想外に優秀なので、現在メインパソコンとして使っています。
だから壊れたら困ります。

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