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ステルスオミクロンの脅威? TBSの報道番組を見た感想

TBSの報道1930で「ステルスオミクロンが日本に」というタイトルの番組が放送されました。ステルスオミクロンとは何か確認してみました。

また、デンマークが感染が増えている中、ほぼすべての規制を解除する件について、メディアがどのような見解なのか確認しました。

ステルスオミクロンとは何か?

ステルスオミクロンとは、オミクロンの亜種 BA.2 のことだそうです。
なぜステルスというのかは、従来のPCR検査では検出できないため、レーダー波を反射しないステルス戦闘機のように、確認できないけど存在する新型コロナウイルスという意味らしいです。ただし、日本のPCR検査では検出できると説明しています。非常に便利な設定になっています。
感染力は BA.1 より3割高く病原性はBA.1と変わらないようです。

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番組では、お決まりの恐怖を煽る情報を放送。
「自宅療養者の死亡相次ぐ」としていますが、病院には無症状者や軽症者がたくさん入院しています。無駄な入院をさせたために、基礎疾患の有るハイリスク高齢者を入院させることができなかった人災です。
紹介された2例は、どちらも高齢者、基礎疾患あり、ワクチン接種済みです。ワクチン接種から時間が経過していれば、免疫が低下して、スーパーハイリスクになります。

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さらに、3つの自宅で死亡された事例を紹介しています。ワクチン接種については書かれてないので、多分接種済みでしょう。

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これを見ると、高齢者でワクチンを接種した方々にとっては、弱毒のはずのオミクロン株は致死性のウイルスの様に見えます。

このように、ワクチンを接種した人の免疫が低下する、「免疫侵食」「後天性免疫不全」と言われる病状は世界中の研究者から報告されています。

ワクチン接種が始まる前から、世界的なワクチン開発の権威であるボッシュ博士は、ワクチン接種により変異株やその他のウイルスに対する自己免疫が失われるので、ワクチン接種は危険であると警告していました。
その警告通りのことが起こっているようにしか見えません。

ボッシュ博士

有名な動画です。まだ見てない人は見てください。
武漢株(今は存在しない)に特異的なワクチンを繰り返し接種することで、変異株やインフルエンザ、日和見菌、ガンなどへの免疫が低下してしまう。
そのため、弱毒のオミクロンに対して適切な免疫反応が得られなくなります。


デンマークの感染症対策の解除について

デンマークでは感染者が増加傾向にあるなか、もはやオミクロンは社会の脅威ではないとして、ほぼすべての規制を解除しました。
番組では、このデンマークの動きをどのように解説したか確認しました。

デンマークでは、オミクロンBA.1がいったんピークアウトした後、ステルスオミクロンBA.2が急速に拡大したと説明しています。
ただし、デンマークのBA.2はPCR検査をすり抜ける事ができるので、正確には何かの感染症に感染した人が増えたということです。

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続いて、なぜデンマークは規制を解除できたのかについて解説しています。
解説によると、デンマークは3回目の接種率が 60.7%と高いため、オミクロンに対するリスクが社会全体で低下したためとしています。
日本は、3回目接種が進んでいないため、デンマークのように規制解除することはできないという説明です。見事なワクチン接種への誘導です。

このグラフをよく見ると、ICU患者数は減っていますが、死亡者数は微増に見えます。3回目ワクチンが効いていると言うには無理があります。

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デンマークと日本の感染者数と死亡者数のグラフです。
デンマークでワクチンが死亡者数を抑制しているようには見えません。
日本はデンマークと比較して、感染者数、死亡者数も 7%程度しかありません。なのに緊急事態宣言出せとか騒いでいる人がいます。
松本哲哉氏は、すでに非常事態宣言を出すタイミングを逸していると発言しています。

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この堤伸輔氏、日本はこれまでにコロナに感染したのは人口の2%ほどで、集団免疫が得られてないような口ぶりですが、すでに80%が接種済みで、デルタ株では感染拡大と自然収束を観察しているので、相当な抗体保有率のはずです。そこで、見えないBA.2が感染拡大するというシナリオのようです。

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以上

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