イスラエルで３回目の接種を受けていない100万人のグリーンパスが失効
3回目のワクチン接種を受けていない100万人以上のイスラエル人が日曜日にグリーンパスを失います。
2回目のCOVID-19ワクチン接種から6ヶ月後にブースターショットが必要となる政策変更により、多くの人がウイルス検査で陰性でなければ特定の公共の場所や集会にアクセスできなくなる。
By TOI staff 28 September 2021, 10:37 am
【 解説 】
イスラエルでは、３回目の接種がグリーンパス（ワクチンパスポート）を得るための条件となっています。この記事では、約100万人が３回目の接種を受けておらずグリーンパスが失効すると報じています。３回目の接種の後、また６ヶ月で４回目の接種が必要となるようです。この100万人の中には、重い副反応を経験したため３回目の接種を避けたいと考える人が多数います。
イスラエルのワクチン１回以上接種率は69%であり、日本は70%でイスラエルを抜きました。
イスラエルの人口は860万人で、日本の人口は、イスラエルの13.7倍です。
イスラエルの新規感染者のグラフと、接種６ヶ月遅れの日本の位置です。
イスラエルの新型コロナ死亡者のグラフです。１日25人死亡を日本に換算すると、1日に340人死亡になります。
本日、非常事態宣言が解除されましたが、イスラエルを見れば安心できないことが解ります。
イスラエルで重症化しているのは、ワクチン非接種者よりワクチン接種者の方が多いと報道されています。（記事下のリンクを参照）
日本も３回目の接種を準備しているようです。
以下記事の翻訳
日曜日から、100万人以上のイスラエル人がグリーンパスを失うことになります。これは、COVID-19のブースターショットが、最初の2回の接種を受けてから6ヶ月後に必要になるという政策変更によるものです。
月曜日に厚生省が発表したデータによると、イスラエル人のうち4,710,716人が6ヶ月前に2回のワクチン接種を受けていますが、そのうち3,243,641人だけがブースター注射を受けています。
この6ヶ月間にCOVID-19に感染し、3回目のワクチン接種が不要になった数十万人を差し引いても、いわゆる「グリーン・パス」が使えなくなる人の数は100万人を超える。
グリーンパスは、3回目のワクチンを接種してから1週間後から6ヶ月間のみ有効です。このパスは、COVID-19の予防接種を受けた人や回復した人が持っているもので、レストランや美術館を含む多くの公共の場所やイベントに参加することができます。
一時的なグリーンパスは、ウイルス検査が陰性の場合に取得することができますが、ワクチン接種の対象とならない場合を除き、費用が必要となります。
これとは別に、同省は今週、COVID-19の回復者がグリーンパスを受け取る資格を維持するためには、診断を受けた後にコロナウイルスワクチンを1回接種する必要があると発表した。これまではすべての回復者が対象でした。
2021年8月19日、エルサレムの科学博物館の入り口で列に並び、グリーンパスを見せる子供たち（Olivier Fitoussi/Flash90）。
また、日曜日からは、ワクチンを接種した後に感染した人は、さらに6ヶ月間、パスを保持することになります。その後、同省はこれらのケースを再調査するという。
3回目のワクチンを公式に提供した最初の国であるイスラエルは、8月1日にCOVID-19ブースターキャンペーンを開始し、当初は60歳以上の人を対象にしていました。その後、対象年齢を徐々に下げていき、最終的には5ヶ月以上前に2回目の予防接種を受けた12歳以上のすべての人に拡大しました。
2021年8月24日、エルサレムの予防接種センターで、COVID-19ワクチンの投与を受ける教師。(Yonatan Sindel/Flash90)
また、日曜日には1ヶ月ぶりにコロナウイルス内閣が開催されますが、ナフタリ・ベネット首相は、数百人のCOVIDによる新たな死亡者が出ているにもかかわらず、新たなコロナウイルス規制を行うことはしない方針とされています。
前回のコロナウイルス閣僚会議以降、600人以上のイスラエル人がCOVID-19で死亡しています。全体的な重症患者の数は、8月30日に760人を記録したのに対し、月曜日には641人と、当時よりも若干減少しています。
月曜日に政府が発表した数字では、感染力を測るウイルスの基礎繁殖率は0.78となっています。1以上の数値は感染が増加していることを示し、それ以下の数値は流行が弱まっていることを示します。
イスラエルでの第4次感染では、1日の感染者数は記録的に多いものの、入院を要する患者数は過去の感染に比べて少なくなっており、専門家はイスラエルの高いワクチン接種率を評価しています。
2021年9月26日、エルサレムでCOVID-19迅速抗原検査を行う医療従事者（Olivier Fitoussi/Flash90）。
パンデミックが始まってからの死亡者数は月曜日に7,684人に上った。イスラエルでは、COVID-19による死亡者数が609人に達した8月に続き、9月も2カ月連続で500人以上の死者を記録しています。
同時に、同省の発表によると、日曜日の新規感染者数は3,819人で、緩やかな減少傾向が続いていますが、週末になると検査数が急激に減少する傾向があります。また、日曜日の検査陽性率は4.19％に低下しました。
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