見出し画像

ワクチン接種を失敗すると、心筋炎のリスクが上がるという研究論文。「逆血確認」の重要性。

(論文タイトル)mRNA ワクチンの静脈内注射はマウスモデルで急性心筋炎を引き起こすことができる

By Can Li、Yanxia Chen、Yan Zhao、David Christopher Lung、Zhanhong Ye、Wenchen Song、Fei-Fei Liu、Jian-Piao Cai、Wan-Man Wong、Cyril Chik-Yan Yip

【 解説 】
昨日の注目ツイートの中で、筋肉注射にも関わらず「逆血確認」が行われていない事を指摘するツイートを紹介しました。その後調べてみると、マウス実験で、ワクチンを静脈注射すると心筋炎を引き起こすという論文が見つかりました。ここでは、論文の概要文だけを自動翻訳したものを紹介します。写真は、論文本体のPDFからです。

逆血確認について調べると、たまに逆血することがあるようです。
ワクチン接種時に「逆血確認してください」と確認したほうが良いと考えられます。※接種を推奨しているのではありません。

添付資料の「米国のワクチン有害事象報告システム VAERS で「心筋炎」を調べてみた 」では、心筋炎の発生が接種の2日後にピークを持つことを書いています。そのため接種と心筋炎には因果関係が有ると考えられます。ファイザー社も因果関係を一部認めています。

論文全文のPDF

https://academic.oup.com/cid/advance-article-pdf/doi/10.1093/cid/ciab707/39771557/ciab707.pdf

概要

背景

COVID-19 mRNAワクチンを接種した後、ワクチン接種後心筋炎が報告されている。このワクチンを誤って静脈内に注射した場合の心臓への影響は不明である。

方法

バルブ/cマウスにワクチンを静脈内または筋肉内に注射した後、異なる時点での臨床症状、病理組織学的変化、組織のmRNA発現およびサイトカイン/ケモカインの血清レベルを通常の生理食塩水(NS)対照と比較した。

結果

投与後1~2日目にIM群で有意な体重減少と血清サイトカイン/ケモカイン濃度の上昇が認められたが、IV群では心筋細胞の変性、アポトーシス、壊死とそれに伴う炎症細胞の浸潤、内臓心膜への石灰沈着などの心筋炎の病理組織学的変化が認められたが、冠動脈やその他の心臓の病変は認められなかった。免疫染色によるSARS-CoV-2スパイク抗原の発現は、心臓や注射部位に浸潤した免疫細胞、心筋細胞や心筋内血管内皮細胞に時折認められたが、骨格筋細胞には認められなかった。初回のIVプライミング投与後の心筋炎の組織学的変化は2週間持続し、2回目のIMまたはIVブースト投与により顕著に悪化した。IL-1β,IFN-β,IL-6,TNF-αの心筋組織mRNAの発現は,IM群ではなくIV群で1dpiから2dpiにかけて有意に増加し,IV群での心筋炎の存在と一致した。肝細胞のバルーン変性はIV群で一貫して見られた。その他の臓器は正常であった。

結論

本研究は、COVID-19 mRNAワクチンの不注意な静脈内注射が心筋炎を誘発する可能性をin-vivoで証明した。このようなリスクを軽減するためには、シリンジのプランジャーを少し引くこと(逆血確認)が一つの方法であると考えられる。

画像2

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

以上、DeepLで自動翻訳しました。