新型コロナに感染した際、重症化する要因となる感染増強抗体を大阪大学が発見しました。(5月のニュース)
【解説】
大阪大学は、コロナ感染者から感染を増強する抗体を発見しました。
この感染増強抗体は、ワクチンを接種することで、体内でも産生されるとしています。ワクチンを接種すると、変異株に感染した際、より重症化しやすくなるリスクが有るということです。
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【本文から抜粋】
感染増強抗体による感染性の増加は、抗体によるスパイクタンパク質への直接的な影響であり、Fc受容体は関与していない。従って、今までに知られていた抗体依存性感染増強とは全く異なる新たなメカニズムが存在することが判明した。
【本文から抜粋】
重症患者では感染増強抗体が高い傾向が認められた。また非感染者においても感染増強抗体を持っている人が存在することが判明した(図7)。従って、感染増強抗体を持っている人の感染やワクチン投与によって、感染増強抗体の産生が高まる可能性が考えられた。
そして最後にこう書いてあります。
現在接種されているワクチンのmRNAは感染増強抗体を産生しているというのです。何を意味しているかと言うと、ワクチン接種した後で、変異株に感染すると、ワクチンを打ってない人より症状が重くなる可能性が有るということです。
以上