ワクチン接種後の 「胸痛」 を甘く見てはいけません。
Twitter で、「ワクチン 胸痛」で検索したら、とんでもない件数が見つかりました。不正出血より更に多いです。(10日分で200件くらい)
胸痛を訴えている人は、他に「ブレインフォグ」「息苦しさ」「倦怠感」「頭痛」「痺れ」などの症状も有るようです。
不思議なことに、病院で診察されても異常なしの診断で、どこもトロポニンの検査をしたというツイートがありません。
原因不明のまま放置するのは危険かも知れません。
皆さんご存知のように、ワクチン接種後の心筋炎が問題になっています。
心筋炎の症状について調べてみました。
厚労省も、胸の痛み、どうき、息切れ、むくみを心筋炎・心膜炎の典型的な症状と書いています。
概要
心筋炎とは、心臓の筋肉に炎症が発生した状態を指します。心筋炎が生じると心臓の本来持つポンプ機能が障害を受け、心不全の原因となります。また、心臓の電気回路にも異常が生じるようになり、致死的不整脈が生じることもあります。心不全や致死的不整脈が生じる心筋炎は、死にいたることもある重症な病気といえます。
原因
心筋炎のなかでも頻度が高い急性心筋炎は、風邪や胃腸風邪を引き起こすウイルスをきっかけとして発症することがもっとも多いです。ウイルス以外の感染症、すなわち細菌や真菌などへの感染も原因となることが知られています。その他、薬物による副作用、放射線による合併症、自己免疫疾患なども心筋炎の原因となります。ただし、明らかな原因を特定できないまま心筋炎を発症することもあります。
症状
心筋炎は、ウイルス感染症をきっかけとして発症することが多いため、前兆として現れる症状には風邪や胃腸炎などがあります。具体的には、鼻水や咳、下痢や嘔吐などが現れます。
こうした前兆である症状の経過中に心筋炎を発症すると、全身の倦怠感や活気の低下などがみられるようになります。嘔吐は胃腸炎症状として現れることもありますが、心筋炎が原因で吐き気が起こることもあります。
進行すると心不全の症状が現れ、呼吸困難や手足の冷たさ、尿量の低下などがみられます。また、心臓および近傍組織に炎症が生じていることを反映して、「胸痛」がみられることもあります。
さらに、心臓の電気経路において炎症が生じることから不整脈が起こることもあり、時に完全房室ブロックや心室細動などといった致死的な不整脈が生じることもあります。致死的不整脈を発症するとふらつきや失神が現れ、突然死にいたるケースもあります。
「胸痛は、心筋炎が進行した状況下で起こる」と書いてあります。
検査は、「心電図」「レントゲン」「心エコー」、血液検査では、トロポニンTやCKといった心臓への損傷具合を確認するために特徴的な物質を測定するとあります。
心筋は再生しない組織のため、心筋炎を発症すると心臓の機能が元に戻らない可能性が有ります。激しい運動が原因で不整脈を発症する可能性も有ります。
ツイートしている人たちは、ほとんど心筋炎について知らないようです。
私も予想以上のツイート数に驚きました。
子供の親や若者に知らせてください。お願いします。
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以上