ワクチン接種後に発症した「ギランバレー症候群」の統計データと症例

欧州で、アストラゼネカ製ワクチンの副反応にギランバレー症候群(GBS)を追加したという報道がありました。
国内で使用されているファイザー製ワクチンと、モデルナ製ワクチンについても、日本のSideEffect.jpと米国VAERSで発生状況を調べてみました。

GBSは、日本では年間1400例ほど発症する稀な難治性疾患です。
ワクチン接種当日に多発していますが、因果関係は不明です。

ギラン・バレー症候群 (WikiPediaより)
(ギラン・バレーしょうこうぐん、英: Guillain-Barré syndrome、以下GBSと記する)は、急性・多発性の根神経炎の一つで、主に筋肉を動かす運動神経が障害され、四肢に力が入らなくなる病気である。重症の場合、中枢神経障害性[要出典]の呼吸不全を来し、この場合には一時的に気管切開や人工呼吸器を要するが、予後はそれほど悪くない。日本では厚生労働省の治療研究(難治性疾患克服研究事業)の対象となっているが、医療給付(難病医療費助成制度)の対象ではない。

ファイザー製ワクチン (SideEffect.jpで作成

FireShot Capture 029 - ファイザー製新型コロナワクチン摂取後の副反応疑い一覧 - ワクチン副反応データベース SideEffect.jp  09110719

モデルナ製ワクチン

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米国VAERSによる統計データ

年齢別発生件数

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性別発生件数

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接種から発症までの日数 接種日をピークに減少します 33人→0.5人

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VAERSのギランバレー症候群症例の個人詳細データ(412件)

VAERSのギランバレー症候群症例の個人詳細データ(583件:2022/01/07更新)

ギランバレー症候群の解説

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https://side-effect.jp/

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