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ワクチン接種3回目で思い出した大阪大学の論文

3回目の接種が準備されていますが、気になる研究論文があります。
8月にマローン博士も注目していた、大阪大学の研究論文(未査読)です。
この論文は、3回目以降のブースター接種を、同じワクチンで繰り返すとデルタ株の亜種に対する制御ができなくなると警告しています。

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この論文についての記事を 8月に書きました。
無断使用禁止と書いてあるので、全文の翻訳は掲載出来ませんでした。
3回目のブースター接種についても書かれています。
内容は短いのでぜひ見て下さい。

大阪大学の論文によると、野生株(2019年に武漢で採取された株のこと)で設計製作されたmRNAワクチンを使って繰返し免疫する(ブースター接種)と、デルタ株に小さな変異が生じた場合感染増強が起こると指摘しています。

現時点で存在していない野生株向けワクチンの3回目接種が海外で行われています。一時的には中和抗体の増加で感染は抑えられますが、6ヶ月先には感染増強抗体が優位になってしまう可能性があります。

以前、東京理科大学名誉教授の村上康文氏は「同一の抗原で繰り返し免疫化を行った場合、5回目から死亡する例が激増。7~8回繰り返すと半分近くが死亡するという動物での研究結果もある」と述べたことが話題になりました。(この研究の論文をご存じの方は教えて下さい)

ツイッターにあった、大阪大学の論文に関する解説ツイートです。
Gabor Erdosi 氏について
研究リーダー ǁ 分子生物学者 ǁ インダストリアルバイオテック ǁ メタボリックプロファイリング 研究開発コンサルタント

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