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ワクチン接種回数と病気の重症化の関係について、政府機関発表のデータで検証してみた

当初、厚労省や専門家は「ワクチンを接種すると感染を防止できる」と言っていましたが、防止することができなくなると「重症化を防止する効果がある」と言い出しました。
臨床からの報告では、死者の多くが3回接種者であるとされています。
公的なデータで実態を調べてみました。

接種回数別感染率について

厚労省が発表したワクチン接種歴別の新規陽性者数。
接種歴不明は、接種日を記憶していなかった人数を示しています。
接種歴不明の人数は、本来、1回目と2回目と3回目に有り当てられるべきです。

上の表の接種回数別の感染率をグラフにしました。
多くの年代で、2回接種が最も感染率が高くなっています。

接種歴不明の補正なし

次に、接種歴不明の人数を、1、2、3、4回目の接種比率に応じて按分して、それぞれの陽性者数に加算して感染率を再計算します。
接種回数別の人数については、厚労省は1回、2回以上のデータしか公開しておらず使用できませんでした。
以下のNHKのデータを利用しました。

1回以上接種者の回数別%
1回接種 1.31%
2回接種 22.54%
3回接種 69.92%
4回接種 6.22%

接種歴不明の補正なし
接種歴不明の補正あり

補正済みのグラフでは、2回目と3回目接種者の感染率が上昇しています。
グラフから明らかなように、ワクチン接種者はワクチン未接種者より感染率が高い事が解ります
3回より2回接種者の方が感染率が高い理由は不明です。
接種後10週間は、中和抗体が感染を予防する可能性が有りますが、その影響で3回目接種者の感染率が低下しているとは考え難いです。
3回目接種が感染防止に効果が有るように見せるためのデータ操作の可能性を感じます。

接種回数別入院率について

日本では、接種回数別の入院者数のデータが公表されていません。
オーストラリアの統計データが有りましたので紹介します。
下のグラフは、ICUと非ICU入院者数から、100万人当たりの入院者数を計算したものです。
なんと、非接種者の入院率はほぼゼロに対して、接種回数と入院率は指数関数的に増加しています。
特に4回目接種者の入院率の高さに驚かされます。

オーストラリア政府の発表した接種回数と入院率のグラフ

オーストラリアの元データは以下から参照できます。
死者数も表示できますが、非接種者は入院者がほぼゼロなのに、死者数だけ多い結果になっています。死後PCRで陽性になった人や、接種後14日以内に亡くなった人をカウントしていると考えられます。

日本のメディアは、全く逆の報道をしています。
接種回数が多いほど入院率が下がると報じています。⇐フェイクニュース。



接種回数と死亡率

接種回数と死亡率に関するデータは、英国の国民健康保険局から見つかりました。
Excelデータから4月と5月の接種回数別の死亡者数を取り出してグラフ化しました。
英国のワクチン接種率(0回〜3回)21%、4%、15%、60%を使用しました。


接種率回数と死亡率(COVID-19で死亡したケース)

接種回数と死亡率は、指数関数的に増加しており、オーストラリアの接種回数別入院率のグラフとほぼ一致しています。

ワクチン接種回数と死亡率(COVID-19)


接種率回数と死亡率(死因を問わず死亡したケース)

下のグラフは、全ての死因を含んでいます。
死因として、新型コロナ、心臓病、ガン、肺炎、臓器不全、交通事故、自殺などが考えられます。
予想通り、ワクチンを接種した人は、新型コロナ以外の病気でも多数亡くなっていることが解ります。


まとめ

日本、オーストラリア、英国の3カ国でワクチン接種回数と病気の関係について、政府機関が発表したデータを検討しましたが、ワクチンは自己免疫を低下させるという研究結果と一致する内容でした。

  1. ワクチンを接種した人は、非接種の人よりも新型コロナに感染しやすくなります。

  2. ワクチンを接種した人は、非接種の人よりも新型コロナで入院する確率が高くなります。接種回数が多いほど入院リスクが高まります。

  3. ワクチンを接種した人は、非接種の人よりも新型コロナで死亡する確率が高くなります。接種回数が多いほど死亡リスクが高まります。

  4. ワクチンを接種した人は、非接種の人よりも全ての病気において死亡する確率が高くなります。接種回数が多いほど死亡リスクが高まります。


メディアが伝えてきた「ワクチン接種は重症化を防ぐ」という説はフェイクであることが分かりました。


参考記事

以上