セルフねんねに至るまで、寝かしつけを楽にした過程

娘が生後1か月半でセルフねんねを習得するまでの話。

ただ、一度習得したセルフねんねはメンタルリープ期にいったんできなくなってしまっています。(セルフねんね忘却後の対策は別記事で書きます)

一度目のセルフねんねまでのプロセスを記載します。

魔の三週目についたクセ

ジーナの本にも書いてありました…。

娘も例に漏れず、生後2週目まではまさに「おっぱい飲んで~ねんねして~」でした。

生後3週目に突入してから、授乳後に寝なくなりました。

今までは授乳して、ウトウトしてる状態でベッドに置けば勝手に寝ていたのに…!

慌ててだっこしてゆらゆらしたりおしりをトントンしたり、どうにか寝かしつけようとします。

そのころから娘は、その儀式がないと寝てくれなくなりました。

次第にただ立ったままのゆらゆらでは効かず、体全体で揺らし、ときには歩いて揺らしたり、どんどん手を尽くすことになりました。

寝たと思ったらベッドに置いた瞬間起きて泣く…

置くのをクリアしても10分で起きる…

慌てて寝かしつけについて調べるうちにジーナ式に出会いました。

ジーナのリズムに乗れない

さっそくジーナ式のスケジュール通り過ごしてみようとしましたが、全くうまくいきませんでした。

そもそも寝かしつけがうまくいっていなくてスケジュールの通り寝かせられないのに、ジーナさんは授乳を使った寝かしつけや、抱っこゆらゆらでの寝かしつけをしていると、自力で入眠できない=昼寝の途中や夜長く寝るべき時間に目を覚ましても、再入眠できない(要約)、と本に記載しています。

・寝かしつけしないとスケジュール通りに寝ない…(しても寝ないけど)

・寝かしつけのクセはつけたくない…

この2つの感情がぶつかり合い、ストレスで頭がおかしくなりそうでした…

スケジュールも守れず、寝かしつけの介入度合いも高かったため、最初の1か月はジーナの言うことほとんど守れていません。

つまり成功例とは言い難いのですが、そんなメンタルの中で行っていた寝かしつけの手法を紹介していきます。

寝かしつけのクセをとる

寝かしつけの介入レベルを下げていくように努力しました。

この動画のクセ直しを見てもらえるとわかりやすいです。

ベビーカー、ドライブ、オートスイング→添い寝・添い乳→授乳→抱っこ→トントン→声かけ

というように、寝かしつけにあたって親の介入度が高いものから低いものに少しずつ移行していくことを目指しました。

(前提として、添い寝は本当に限界のときに数えるほどしかせず、日ごろから密着する抱っこ紐は極力使わず抱っこ寝のクセをつけないようにしていました。)

私は抱っこからスタートですが、抱っこの中でも

立ってゆらゆら抱っこトントン→座ってゆらゆら抱っこトントン→座って抱っこトントン→座って抱っこゆらゆら→座って抱っこ

とステップを踏んでいきました。

介入度の高いものの時間を少しずつ減らしていくようにしていきました。

目標としては

「ベッドの上(not腕の中)で目をつぶってもらう」

という成功体験を何度も経験してもらうことを意識しました。

初日:おくるみ巻く→立ってゆらゆら抱っこトントン→座ってゆらゆら抱っこトントン→座って抱っこトントン→抱っこ→ウトウトする→ベッドに置く→トントンする→泣く→トントンで落ち着かない→抱っこする→泣く→立つ→座る→ウトウトする→ベッドに置く→トントンする→泣く→トントンで落ち着かない→抱っこする→泣く→立つ→座る→ウトウト→置く…うまくいけば寝る

3日はこのループでした。普通に1時間くらい経ちます。そのうちジーナの指定する赤ちゃんを起こす時間になっていることも何度もありました…。

4日目:おくるみ巻く→座ってゆらゆら抱っこ→座って抱っこトントン→座って抱っこのみ→ウトウトする→ベッドに置く→トントンする→泣く→声かけ→トントンで落ち着かない→座って抱っこ→ウトウトする→ベッドに置く→トントンする→泣く→トントンで落ち着かない→座って抱っこする→ウトウトする→ベッドに置く→トントン…うまくいけば寝る

立つパートを失くしましたが意外と大丈夫でした。

5日目:おくるみ巻く→座って抱っこ→泣いたら背中を軽くさする→落ち着いたらさするのをやめる→ウトウトする→ベッドに置く→トントンする→泣く→声かけ→トントンで落ち着かない→座って抱っこ→泣いたら背中を軽くさする→落ち着いたらさするのをやめるウトウトする→ベッドに置く→トントン…うまくいけば寝る

ゆらゆらをなくしたけどなんとなく大丈夫そうでした。

7日目:おくるみ巻く→座って抱っこ→ウトウトする→ベッドに置く→泣く→声かけ→トントンで落ち着かない→座って抱っこ→ウトウトする→ベッドに置く…うまくいけば寝る

ただ抱っこするだけに変えましたが、ウトウトするまでがどんどん早くなってきました。立ってゆらゆらがなくなっただけでだいぶマシ…

10日目:おくるみ巻く→座って抱っこ→ウトウトする前にベッドに置く→泣く→声かけだけで何もせず3分見守る→3分経ってもだめなら座って抱っこ+声かけ→落ち着いたらベッドに置く→泣く→声かけだけで何もせず5分見守る→5分経ってもだめなら座って抱っこ+声かけ→落ち着いたらベッドに置く→泣く→見守りを7分、10分と広げていく…うまくいけば寝る

このときから抱っこ時間は短縮され、眠いのに寝られない泣き方というのがわかってきました。

「ギャ~~~~~~~~!ギャ~~!ギャア!ギャア!ギャア!…ギャア~~~!ギャ!…ふぇ~ふぇ~…ふぇ~~…」

というようにギャー!から突然弱るときがあります。

そのときは3分ではなく初めから少し長めに見守るようにしていました。そうするとパタッと眠ってくれることが多かったです。

「いけるな」となんとなく思った日からは、おくるみを巻いて「おやすみ」と声をかけて部屋の外で見守っていたら寝てくれるようになり、セルフねんね習得となりました。

うまくいけば寝る」というのは、駄目なときは駄目で、しんどいので腕の中でほぼ寝落ちまでもっていき、背中スイッチが発動しないようにベッドに置いてました。

本当は一貫性を持ってやったほうがいいとは思うのですが、とにかくベッドで目をつぶる、という成功体験を、失敗しながらでも少しずつ経験してくれたらいいや…と思うことにしました。

そうしないと心の余裕がなくなってしまいそうでした。


1回目のセルフねんね習得まではこんな感じでした!

リープでセルフねんねを忘れてしまってからは、「寝つきをよくするメソッド」を実施することになりました。

次の記事でそのことについて書こうと思います!

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