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2019年をエンジョイしたソフトウェア6つ

2020年を迎え、2019年を振り返るために、2019年から特にお世話になったソフトウェアをまとめてみます。
ただし人様の役には立たないと思います。

1. VSCode Remote Development

リモートLinuxでPythonインタプリタとか拡張機能を動かしながら、VSCodeのフロントエンドはmacOS、Windowsで使えるようになる機能
https://code.visualstudio.com/docs/remote/remote-overview

今年開発環境が凄く快適だったのは、VSCode Remote Developmentのおかげが大きい。これにより、macOS、Windowsのデスクトップを使いながら、全てLinuxのソフトウェアで開発ができるようになった。

会社PCは、macOS、Windowsのどちらかという制限があったのを、Parallels DesktopでUbuntu Serverを入れて、VSCodeのRemote SSH機能を使って、運用中。Docker for Macの辛さとか、開発のためだけにmacOSでライブラリのコンパイルしなきゃいけないのとか、そういうものから開放されて、Linuxの世界に引き込もれるようになったのは、ほんと大きい。Linuxは人権。まじおすすめ。

技術書典7でRemote Developmentの本を出しました。Boothで販売中→ https://74th.booth.pm/items/1575583

2. xonsh

Pythonでカスタマイズできるシェル。
https://xon.sh/

Bash、Zshにしても、カスタマイズをするにはシェルスクリプトの世界に降りていかなければならない。それが、Pythonで書けると凄くカスタマイズが捗ります。

・プロンプトにKubernetesのクラスタ、ネームスペースを表示する
・プロンプトにGitの情報をたくさん出す。現在のブランチ名にmasterの時は🌟マークを追加したり、cleanだとフクロウ🦉が褒めてくれるが、stashがあるとサボテン🌵🌵🌵が立つ。

こちらも技術書典6で本にしました。Boothで販売中→ https://74th.booth.pm/items/1317300

3. Homebrew(Linux)

Linuxでも使えるパッケージマネージャ

Linuxに環境を移してもすぐに開発が立ち上がったのは、HomebrewがLinuxでも使えたことが大きい。昔はLinuxbrewはmacOSのHomebrewとは別リポジトリだったが、今は同じHomebrewになり、基本的にmacOSのHomebrewで使えていたパッケージがそのままLinuxでもそのまま使えることになった。

4. Vivlio Style

CSS組版エンジン
https://vivliostyle.org/ja/

Re:viewから移行し、技術書典7ではこれで2冊を作成。Re:viewは非常に完成度の高い本ができるけれど、Re:view以上の表現力が欲しくなったらTeXに降りていかなければならず、それは気軽ではなかった。CSS組版になった今では、Markdownで表現力が足りなくなったら、HTML+CSSでなんとかなるようになりました(ヘッダーに節見出しが載せられないなど、課題はあるけれど)。

5. Emby

自分専用の音楽ストリーミングサービスを立てることができる
https://emby.media/index.html

手持ちのCDを全部スマホに入れることは不可能だけど、自宅サーバ上になら全部入れられて、好きな時に聴くことができる。
M3で同人CDを30枚くらい買ったのを聞けるようにして、これがなかなか便利でした。Google Play Musicでも良いのだけれど、いつまでサービス続くかわからないので。

6. QMK Firmware

自作キーボード用ファームウェア。独自のキーバインドを設計できる。

冬コミでLily58に一目惚れして、自作キーボードに入門。Linux Desktop用とmacOS用に設定を切り替えられるようにして使っています。

2019年の休日はほとんど本の執筆に奪われたので、2020年は溜まったアイディアをソフトウェアにしていきたい。

2019年からではないけれど2019年もお世話になったソフトウェア
VSCode, Kubernetes, Python, Go, Fabric(Invoke), Ubuntu Server

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