日日是好日(日本人の感性)
皆さんこんにちは!
最近季節が進み暖かくなってきましたね!春ということで、2月の終わりに滋賀県長浜市にある慶雲館で開催されている盆梅展に行ってきました。まだ蕾のものもありましたが丁寧に手入れされた植木は美しく、とても見ごたえがありました。なんといっても梅の香りが春の訪れを感じさせてくれます。去年も行ったのですがまた来年も行きたいですね!
帰りに長浜のホワイト餃子を食べようと行ったのですが残念ながら売り切れ…嫁がどうしても食べたいということで彦根にある餃子省と言う店に寄りました。そこで見たことのある言葉を発見!
なんという偶然!これは早く映画を見なければと思い早速視聴しました。
ちなみに餃子は肉と野菜のバランスが良く最高においしかったです。滋賀に来られた時には是非!!
今回の映画は日日是好日と言う映画でした。
樹木希林さん演じる武田先生が生徒役の典子とミチコに茶道を通して、魅力や奥深さ、日本人にとって大切な何かを感じさせてくれます。
映画の中で印象的だった部分は武田先生が茶道を教える際に理屈や理由はほとんどなかったとこです。
理屈ではなく、心で感じる、体で覚える、感性、感覚、すべてが研ぎ澄ぎすまされた時にわかる茶道の魅力。
生きていく上で忘れてはいけない感覚。そのように感じました。
私は、日本の伝統工芸が好きで、旅行に行くとその地方の伝統的な物を見に行きます。その中でよく思うのは、一見意味ないと思える技術、作業の中に日本の物作りの良さがあるのではないかなと!
昨今の消費社会では採算性や効率化が最優先されるようなものつくりが多くなってきており、一つの物を長く大切に使うというより、あらゆる物は消耗品ととらえ、壊れれば捨てて買い替える。このような流れで日本の伝統工芸が衰退していくのは少し寂しく感じます。
伝統工芸が作られている場所や映画の中でも感じたのですが、なにか時間がすごくゆっくり流れているような気がします。社会に出るとこのような時間はほとんど無く、毎日、時間だけがスピードを上げながら過ぎてゆきます。毎日の繰り返しのなかで、子供の頃には感じていた、感性、感覚を忘れ、心で何かを感じる事もしなくなり、思考で物事を判断する事が大人なんだと教えられます。もちろん思考も大切ですが、感性、感覚、心があっての思考ではないでしょうか。
まとめ
今回の日日是好日は茶道の魅力や日本人の感性を再認識させてもらえる非常に面白い映画でした。西洋諸国のような豪華絢爛なものではなく、質素ですが、洗練された日本の伝統文化
物で魅せるのではなく人で魅せる所が日本らしくていいなと思いました。
どんな1日でもあなたにとってかけがえのない1日
日日是好日!良い言葉ですね🎵
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