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THE・たれ目

吾輩はバチボコたれ目である

バチボコとはメチャクチャの上位互換単位みたいなものである
発祥は三四郎の小宮なのだが、あまり知られていないままバズっているようなのでもっと知られてほしい
バチボコの生みの親は三四郎の小宮です

オタクによる精一杯のアピールタイム

帰省すると母に
「もう!相変わらずめっちゃたれ目!あと口ちいさ!」
と言われる
私の顔をガン見すると、必ずこの2点について言及する
母は私と似ても似つかないぐらいかなり明るいので、本当にこんな調子で言う
全部言うし、一気に言う
聞き飽きてるので無視するのだが、言われるたびに「相変わらずそうなんだなあ」とは思う

というのも、誰かに言われない限り、自分の顔のことって自分じゃよくわからないから
むくんでるな。ぐらいしかわかんないから

自分の顔にそんな興味ないだけかもしれないが
永遠にたれ目のまま生きているので、「たれ目」がよくわかんない。
こういうのを灯台下暗しって言うのかもしんない

しかし、祖父の遺影をみて思った

マジで目が似ているなと

祖父の、開けているんだかいないんだかわからない上にこの世のものすべてがどうでもよさそうな目は、私が二重整形する前の目と酷似していた

母も祖父のデカい遺影を眺めながら「似てるね。じいちゃん譲りだったんだね」みたいなことを言っていた
その時はさすがに「マジでそうだわ」と返した気がする

たれ目が周囲に与える印象は、マイナスイメージが少なくてちょっとありがたいところはある
私の性格に反して「優しそう」とか「ほんわか」とか言われやすいのはこの目のおかげかもしれない

マイナス面だと舐められやすいのはあるけど、舐めた態度で来る奴には圧倒的塩対応で塩をまき散らすのでオールオッケー
お前は一生塩舐めてろ

こんな感じの塩人間でも、たれ目のおかげでなんとか社会に馴染んでいます

ありがとう、たれ目遺伝子
じいちゃん、天国でもお元気で


普段からずっと眠いけど、この目だとなおさら眠そうに見えるらしく、塾の先生と母が
「お嬢さん、いっつも眠そうですよ(笑)」
「家でもそうです(笑)」
とかいう会話をしていたのを聞いたことがある

くだらねー。と思った
当時中学三年生の記憶である

おわり

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