岩手ビッグブルズのファンになった①
はじめに。
このnoteは、
岩手ビッグブルズ新規ファンが
「宇宙は広いな」
「自分はなんてちっぽけなんだろうな」
と深夜のテンションで思考の迷路をさまよい、
新リーグ構想という巨大な壁に立ち向かうべく、
この広い宇宙の中でいかにブルズファンを増やすかについて考え始めた結果、
「ブルズのファンになるプロセス」の考察と分析を試みようとして事故ったみたいな文章です。
────────────────────
1.スポーツに興味なくても、ハマれる。
前提として。
私はスポーツ観戦に全く興味がありませんでした。
小中…(+α)と熱中し、青春をささげ、楽しさを味わってきたバスケにおいても例外なく。
NBAなんかのプロの試合は、どこか現実離れした世界の出来事に見えて、楽しみ方が分からなかった。
だからスポーツ観戦を楽しいと思ってなかったし、
なんなら苦行じゃない?くらいに思ってた。
……そんな私がチケットを購入して
岩手ビッグブルズの試合に足を運び、
公式キャラクターBULLZOと
グッズに心ときめかせ、
レッドチャームにハートを撃ち抜かれ、
選手達一人一人の魅力に惹かれて、
会場で声を振り絞り、
公式の発信を毎日チェックしたり、
笑ったり泣いたりしています。
ブルズを応援すべきポイント①
岩手ビッグブルズにハマるとQOLが上がる。
────────────────────
2.どうやって好きになるか。
スポーツ観戦にまったく興味がなかった私が、
ブルズの試合を見たのは偶然でした。
少なくとも、自分の自由意思と選択ではなく、
それほど気乗りもしていなかった。
行かなきゃいけない状況に迫られて
行くことになったわけです。
果たして。
─────────────
アリーナの熱気。盛り上がり。
ゲームの近さ、親密さ。
ダンス、クラップ、ライブ感。
唐突に、僥倖に、目前に提供された上質なエンターテイメントと、圧倒的なリアルの熱。
選手の迫力!
数十秒、たった数秒で、
歓喜とハラハラが常に入れ替わる展開の速さ
圧倒的にかっこええ…!
私は自分の想像力の浅はかさを突きつけられ、
驚かされ、夢中になって観戦していました。
「おもしろい!」「楽しい!」と思った。
そう、行けば絶対に楽しめる。
例えばバスケを知らなくても
プロのプレーに共感できなくても
音楽やダンスを「聴くのも見るのも嫌い」
という人はあんまりいないと思う。
───────────────────
私が語る必要はないし、言葉足らずだけど、
Bリーグのエンターテイメント性は
スポーツというジャンルにとどまらない幅広さをもって人々を魅了する仕掛けに溢れてる。
行けば、息をのむスピード感に目を奪われ、
その展開に合わせた音楽とMCに高揚し、
チアの皆さんが休みなく会場を引っ張り盛り上げてくれる。
知らずにいる層や興味のない層に
まずはいかに触れて、知ってもらうかが最初のハードルだとすれば、
ブルズが充分にゲームを楽しめる2F自由席を格安で提供し、かつ18歳以下とシニア層は無料としていることや、
各種の無料招待のような仕組みを作っていることは、感動するほどの経営努力と、考え抜かれた戦略なんだと思う。
ブルズを応援すべきポイント②
岩手ビッグブルズを観戦するとQOLが上がる。
──────────────────────
ただしそれでも、
「無料で行ける」だけなら、私は行かなかった。
だってスポーツ観戦=苦行だと思い込んでたから。
そこにはまだ「主体的に行くことを選択する」
という条件が必要になる。
──────────────────────
3.ファンがいれば、ファンが生まれる。
結論、
「まずは行ってみる」のハードルを越えるためには
外部からの働きかけが不可欠ではなかろうか。
「働きかけ」の定義はさまざまだけど、
子どもさんがミニバスやってて。
街中のポスターを見て。
友だちのSNSで。
そこには必ずブルズの努力と、
誰かの「好き」があることは共通してる気がする。
ファンが「好き」ってことはそれだけで、
目に見えない「好き」を広げてるんだなって、
最近感じるようになった。
ちなみに私の初観戦は、
ブルズ応援してる友人に誘われたのがきっかけ。
働きかけには色んな形があるけど、
めちゃくちゃ楽しそうに
「最高だよ!いや私も全然興味なかったんだけど!ほんとに!一回一緒にいこ!」
「お酒飲めるし、食べ物あるし、ルール分かんなくてもとりあえず楽しいから!」
って働きかけられるのは、
ブースターだけなんじゃないだろうか。
その熱量もったブースターが仮に1000人いたら、
そんで2~3人くらい誘って会場に連れてったら、それでもう3~4000人になっちゃうじゃん。
やば。
ブースターの力やば。
って考えたら、私もその1人になりたくなった。
何より、周りとこの楽しさを共有したくなった。
そんで「ブルズ応援しよ!」って燃えた私は、
今シーズン最終節の土日、友達知り合いを誘いまくってのべ15人を会場に連れてくことに成功し、
(ちなみに友達はあんまりいません。)
(もとからのブルズの知名度、魅力、努力、関心の大きさがあってこそ。)
で、みんな試合後、口々に
「おもしろかった!」とか、
「また来たい!」「また一緒にいこ!」
って反応をくれた。予想以上だった。
ブルズの魅力やば。
バスケ未経験でルール分からない友達が
「最高の試合だったねー!」って言ったのよ(!)
で、一緒に来てた子ども達(小学生)がそれ聞いて、
「いやー、最高の試合だったな!」
「今日は最高の試合だったな!」
「マジで最高だったなー!今日!」
って家着くまでずっと言ってんの。笑
(身バレが怖いが、この感動伝えたい)
笑って笑って涙でたわ。
岩手の未来は明るいぜ。
ブルズを応援すべきポイント③
岩手ビッグブルズを応援するとQOLが上がる。
──────────────────────
4.半径5mの変化をつくる。
「効果的な外部からの働きかけ」は、
半径5メートル以内にいる人間によるもんだと
相場は決まってる。
と私は勝手に思ってるんですが、
「アリーナを楽しむ」だけでなく
「ブルズを応援したい」、
「誰かと共有したい」、
だから知らせる、誘う、引っ張る、背中を押す…
って過去の私がしてもらったような働きかけを、
私もしていきたいなと思う。
誰にでも分け隔てなく、
もれなくアリーナの感動が待ってるから。
きっと今までの歴史や努力の中で、
「ブルズを知ってる」「観たことある」層は
数えきれないくらいいっぱいいるに違いない。
その財産は、つながりは、感動の共有は、
今後、新リーグ構想やアリーナ問題と対峙するときに、かけがえない力になるんじゃないか。
きっと。
そんなことを考えてワクワクし、
眠れなくなった春の夜でした。
待ってろよ新Bリーグ!!
岩手のブースターの皆さんほんとやべぇから。
私も、先輩ブースターに学びながら、成長して、
ブルズを押し上げる力の一欠になれたらいいな。
結論:
岩手ビッグブルズのファンになるとQOLが上がる。
────────────────────
お目通しありがとうございました!
次回、「2回目のハードル」について。
GO! BIG BULLS!!!
────────────────────
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?