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いざ行かん、京都

6人旅2日目でございます。


当初の予定ではこの日にUSJに行く予定でしたが、変更して京都へ。
「そうだ、京都へいこう」ってやつですね


昨晩、

10:00に朝食済ませてチェックアウトね

と決めてそれぞれの部屋に戻った私たち。


女子部屋は8:00起床、9:30にホテル1階のTully'sに朝食を買いに行きました。

食べるのが遅い私は、10:00になっても1人ベッドでアップルパイと格闘していました。
USJ行ってたら絶対こんなのんびり出来てないな

優しいゆうかちゃんは、その間に男子の部屋に様子を確認しに行ってくれます
「まあ、もうちょいみんなかかるんじゃね?」
と高を括った私はのんびり食べ続けます


戻ってきたゆうか

「ゆうせいとこうきはもういつでも出れるって」
おっとまじか
1番心配なゆうせい君でしたが、流石にこうきも一緒だったので余裕だったようです


「しんじとともやは今起きたって」
あ、そうなのね


…は?

今なんと??


「ぴんぽーん、で起きたって」


絵に描いたようなアクシデント発生

泣けるね


昨日の

ともや「この時間に起きるのは余裕」

発言はなんだったのか・・・


思えばこの2人も遅刻常習犯だった



という訳で出発が1時間遅れた私たちは、
福島駅を離れ、一度京都駅に向かいます。

荷物を預け、向かうは宇治駅


カメラについて語る男


いえい


宇治駅を降り、一行は平等院に向かいます


平日の昼間だからか、雨が降っているからか、それともコロナの影響なのか、人通りは少なめでございました。


平等院の手前の参道も人は少なく、営業を中止しているお店もありました。ちょっと寂しいですね。

すっっごい「良い」傘が欲しい、
と雑貨店を見て回るのはひっきーとこうき。

あっきーはそもそも傘を持ち合わせていません。
天気予報見とけって


先程の遅刻タイムラグにより、着いた頃にはとっくにお昼時を迎えていた私たち。特に遅刻組は朝ごはんを食べていません

「腹減ったなあ」
「自業自得だよ」

確かに



とはいえもう13時前。
参道で見つけたお食事処でランチを食べることに。


めっちゃお茶使ったメニューあるじゃん・・・
と、物珍しそうにメニューを覗き込み、注文を済ませます

お手ふき1つで感動できる私たちはおめでたい奴等かもしれない



わたしはお茶うどんセットを注文。

ご、豪華だ・・・

これで1200~1500円くらいですよ、お得じゃありません?

炒飯や麻婆豆腐からもお茶の味。
みんなで美味い美味い言いながら食べました。


辛いものですぐ汗をかいてしまうひっきー
添えてある蒸籠が救いです


先にともや君が1口。
赤い色をした蒸し物です。

ともや「これは・・・」
ん?

ともや「これは、ゆうせい、追い打ちをかけてくるよ・・・」

なんと?


どうやら、ともやとゆうせいの蒸籠に入っていたのは明太子の蒸し物。
しかも辛子明太子?だったらしく、まあまあ辛かったみたいです

一人一人なのか、メニュー事になのか、私の蒸籠には入ってませんでした(多分)


お店の方、とても親切でして、私たちが自撮りしようと悪戦苦闘しているところを
「写真お撮りしましょうか?」
と声をかけてくださいました

ぶれた

(もう1枚撮ってもらいました。そちらは成功)


美味しいランチを頂いた後、併設された雑貨店で(自分への)お土産探し。

色々見て回るも、踏ん切りがつかず私は断念。
イヤリング可愛かったなあ・・・小物入れも・・・


あっきーは急須を買いやがりました
傘買えや (後に購入)



さ、時間もないので進みますよ

参道を抜けると平等院の表門にたどり着きます。

拝観料を払い、鳥居をくぐるとお目当ての平等院鳳凰堂が。


おおー・・・

荘厳・・・


ずっと見れるな


ちょっと進むと、小さな集印所があります
一人マイ御朱印帳を持っていた私は、
「ちょっと待ってて〜」と5人に伝え、いそいそと御朱印を書いてもらいます

「鳳凰堂」バージョンと「阿弥陀如来」バージョンがあり、私は「鳳凰堂」バージョンを選択。

ページを開いて渡すと、目の前で書いていただけました。

なんでそんなにすらすら書けるんだ・・・

5人と合流し、そのまま奥にあった鳳翔館という博物館に。

中では創建当時の彫刻や映像なんかが楽しめます。
中学の修学旅行の時にも来ましたが、その時の5倍は時間をかけてしまいました。
それだけ感受性が豊かになったということにしましょう


個人的には、鳳凰堂堂内装飾再現がなされた部屋が一番印象に残っています。当時の色鮮やかな壁画が部屋一面に模してあって、あまりの迫力に思わずくらっとしてしまうほどです。

博物館に併設されたミュージアムショップで各々お土産を購入。
ともやはコードクリップ、ゆうせいはクリアファイルをゲット。
かっこいいんだなこれが


博物館を出て、周りのお堂をうろうろ



ふらふらと散策していたらあっという間に15:30。


そろそろ移動しなくては。

足早に宇治を離れ、向かうは京都駅。



計画としてはこうです。

京都駅着

京都タワーに行く

お土産みる(京都)

ご飯食べる

大阪に戻る

大阪でお土産を買う

夜行バス

夜行バスの集合時間が20:25。
意外と時間ないですねえ



さて、着きました京都駅。
ここで、大事なことに気づきます。


京都タワー閉鎖してるだと!?!?!?

コロナのこと忘れてた・・・



早くも計画が崩れます
どうしたものか



その他美術館等の京都駅内・周辺の観光スポットはだいたい閉鎖してました。泣いちゃう



私たちは、予定を変更して京都駅SKY WAYへ

拉麺小路を通り抜けると、入口発見。
京都駅の端から端を繋ぐように通路があり、景色とイルミネーションを楽しむことが出来ます。

いや、明るいな


絶対もうちょっと暗くなってから行くべきだよな~
という意見はごもっともで、
あいにくの雨で遠くもあまり見えません




後日、なぜか家族でもここに来たのですが、その時暗かったので写真を少し。
暗くなってから行くとこんな感じでした。

夜景綺麗ですね

さて、SKY WAYを抜けたのち、予定を変更して先に夜ご飯を食べに行くことに。

ゆうか「絶対お土産、迷って時間足りなくなるもん」
・・・確かに。

ゆうかの先を見通す能力には恐れ入ります。
いや、わたしがないだけなのか・・・?



最後の晩餐。
迷いに迷いましたが、私がかねてから「魚が食いてえ」とばかり言っていたからかお寿司を食べに行くことに決定。
(わがまま聞いてくれてありがとう)


向かった寿司屋が、回るとはいえ普段よりも値が張る場所だったために、
店に入るか別の場所を探すか散々迷った挙句、私の「本当にいいのね!?」という謎ヒスで若干空気が変な感じになったことはこの際どうでもいい話です(ごめんなさい)


でもですね、値が張るってことはそれだけ普段食べられない代物ってことですよ。
慎重に自分の財布と格闘しながら頼んだ寿司は、あっという間に口から消えてなくなります。

どれだけ安くでたくさん食べれるか考える二人


決め顔


なんだかんだでお腹いっぱい食べることが出来ました。


お寿司屋さんの近くでちょっとお土産探し。

しかし、我々は何を隠そう「大阪旅行」に来ているので、ここ京都でお土産を買ってしまうのは大阪に悪いというものです。

各々、京都でしか買えないようなもののみ購入し、駅のホームへ。大阪に戻ります。


未練がましいのかむしろ状況を楽しんでしまっているのか(おそらく後者)、私たちが今回夜行バスの出発場所に指定したのはユニバーサル・シティ。
大阪でも梅田でもなくユニバーサル・シティ。


いや変更は出来たんですけどね。
真っ暗なユニバの前で写真撮りたいなって。出来心です。

お土産もユニバのやつ買おう、と意見が一致(多分一致)
行ってない所のお土産とか最高にクレイジーじゃないですか


大阪駅に到着し、お土産を見ずに乗り換え。ユニバーサル・シティ駅でまとめ買いしてしまおうという算段です。

時計を見ると、この時既に20時。


え、

え??


20時??



20時!?!?

6人「これが・・・逆境・・・・・・!」

これ言っちゃってる時点で楽しんでますよね、ばかです。

計算してみると、駅でお土産を買うのに使える時間は10分。ここに来て分刻みなところに旅慣れしてなさが現れています。


判断力が求められるぅ

どこで誰が何を買うかを急いで確認していきます。



と、ここで列車が安全確認の為に緊急停止。


6人「これが・・・逆境・・・・・・!!」

謎に興奮してるのなんで


幸いにも直ぐ発車してくれましたが、買う時間が減ってしまったことは言うまでもありません。

そうこうしているうちに
ユニバーサル・シティ駅に到着ッッッ!!!

キャリーケースを持たない身軽な男性陣が一気にショッピングエリアまで駆け込んでゆく!!!!!速い!!!!!!なんでこんなに体力あるねん最初っからもっと速く歩いといてく%☆&$#>&


私達も改札を抜けショッピングエリアへ。

ここで私たちに嫌な予感がします
いやそんな、まさかね・・・


Uターンしてきた男性陣

ああ、もしや・・・




男子「店やってねえ!!!!!!」



ああああああああ

最悪だ


あんなに走っておいて店1個も開いてなかったので(順接)、男性陣のテンションはもう最高潮です。ぶっとんでます。

やべえ〜お土産ひとっつも買えてねえ〜〜〜🤪🤪🤪🤪🤪🤪🤪

買えたのは急須とめっちゃ高い茶くらいなもんです。



辛うじて開いていたローソンに入り、各々夜行バスで使うものを買っていきます。
謎に時間に余裕出来てしまった・・・


お土産になりそうなもの・・・
ねえか・・・ねえよな・・・

あそこにあるミニオンの缶に入ったお菓子くらいだな・・・・・・



!!!!!


え、あるじゃん!!!!


ミニオン!!!!!

ありがとうミニオン!!!!!!!!!!

ローソンのレジで奇跡的に発見!!!!

後輩へのお土産に決定。


こうして無事に後輩へのお土産のみ手に入れた私たちは、バス停まで向かいます


やべえな・・・思ってたより時間使ってんな・・・・・・

本当に私たちはばかです


急げ!と早足でバス停まで向かいます。

ユニバのそばを抜けたらすぐだそう。


あれ、



「通れない・・・・・・」


なんとバス停まで行く道の途中が、USJが閉園していた関係で封鎖されていたのです。

迂回しなきゃ、と気づいた時には集合時間まで残り5分。

迂回する道もよくわからない上、迂回すれば確実に5分以上かかります。


これが・・・逆境・・・・・・
とか言ってられなくなりましたね


もちろんバスに乗らないと帰れません。
「これはまさかの大阪野宿コースか!?」と騒ぎたててる奴がいますが、勿論そんなつもりはさらさらないのでいそいでバス会社に電話し、集合時間には遅れる旨、そして迂回ルートを尋ねます。

とりあえず駅出なきゃ!!と普段からは想像できないダッシュを全員かまします


閉園したUSJ。人通りの道路。そこを猛ダッシュする大学生6人。時折大声を出して、大荷物を抱えて。

想像するとシュールですね




後から聞いた話ですが、先陣切って走っていた2人は一度間違った方向に行ってしまい、道にいた警備員のおじさんに「バス停どっちですか!!!」とこれまた普段からは想像できないコミュ力を発揮。困難というものはこんなにも人を強くするんですね


わたしも頭ぶっ飛んでたらしく、こんな状況にも関わらず通りすがりのちょっと見えたUSJの建物たちを写真におさめたくてスマホを構えてしまいました。猛ダッシュしながら。

当たり前です



こんだけ写真を撮っておいてなんですが、こんなにも走ってバスに間に合わなかったらどうしようとか、全部任せっきりにしちゃっててごめんとか、その癖1番焦っちゃって良くないなあとか、そんな状況でも楽しんでるのかちょっと笑ってるこいつら凄いなとか、色々考えちゃって頭ん中ぐっちゃぐちゃでした。
だから逆に写真撮っちゃったとか?
逆にってなに?



パニックになっても仕方ありません。
とにかく走る!!

言われたとおり
2つ目の角を曲がって、
さらに進む、と、

そこには、



あ、

あった〜〜〜〜!!

バス停の写真も撮ればよかった


とうとうたどり着くことが出来たバス停。ダッシュの甲斐あって予定出発時刻よりは早く着くことが出来ました。

6人から立ち上る湯気。


この2日間で何が1番楽しかったかと言えば、走ったことだと誰かが言っていました。ゆうせいかな。


ちなみにユニバーサル・シティからバスに乗ったのは私たちだけでした。あはは

アクシデントばっかりだったけど、まあなんとか乗り越えられてよかったなという感じです。行き当たりばったりも悪くない。行き当たりばったり過ぎたけど。


全速力で走って遊んで楽しんだ6人は、バスの中でそれはそれはよく寝たとさ。
おしまい。





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