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私がやってみたいなぁ〜と思っている事が一つありまして…

 B型にいる頃に支援学校でた子供達の専門学校…という事業所ができまして、当時にしたら画期的な視点で「なんだろう?」と興味を持ちました。

 勤務していたB型に見学に来た男の子がいて、家からも近いし事業所の雰囲気もきっとマッチングしてるから契約結んでくれるはずと思っていたのに

「大好きなダンスを沢山させて色々な経験をさせてあげたい」と言うお母さんの願いでその事業所へ通所を決めました。

 当時の私の考えは、支援学校をでたら作業所に行くのは当たり前と思っていたので健康な子供が働かずに勉強?する意味があるなんてととても驚きました。

 私の親達の世代は養護学校をでた後の居場所を作るために作業所を作ろうと運動をしてきた世代で、親達の奮闘をみていたので作業所というものは障害者にとって良いもので行くべきものと思ってました。

 障害者の専門学校とは何?何をやるの??と興味があり、時々市の行事で一緒になることがあり、そこの若い利用者さん達の活動の様子をみていて、その時ぼんやりと青年期の知的障害の人達の支援をやってみたいなぁ

 心が幼いのに大人の世界で生きなきゃならない、きっとわからない事や理解できない事があって困っていないか?

 困り感を少しずつ解るように支援して大人の世界で働けた方が生きやすいかな?とか、障害を持つ事で私達が経験した事が普通に経験できていないかも?ダンスや運動や芸術や遊びや…一生働いて終わるのでなく余暇も充実したらどうかな?

 経験する事で解る事もあるし、その時は不必要でも後になって経験した事が生きてくるかも?知らないより知っていた方がその後の人生で何かのヒントになるのでは?と思うようになりました。

 当時無資格で働いていたので、勉強不足で自分の思いを実現化するのは難しく、一見上手くいってる自分の支援も本当は間違っているのでは?私の支援の根拠はなんだろう?福祉を根本から勉強しないと間違った支援をしていまい、利用者さん達の大事な人生の可能性を狭めてしまう。

 福祉職でありながら陰で利用者さん達を汚いものと蔑む管理者のもとで働いていた時期もあり、そんな人でも資格があれば支援のプロとして適当に働く事もできる事に憤りを感じたので退職して資格をとりました。

 色んな道を通ってやっと青年期の支援にたどり着いて、さぁこれから!という時にやはり色々難題が降り掛かり思うようにいかないジレンマがあるけど、いつか障がい者の専門学校のような自立訓練の事業所をやってみたいなぁと密かに思っているのです。


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