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読書は「読む」ことも楽しいが、結局自分が興味あるものだから読めるんだと思う(個人的偏見)

note界の辺境からこんにちは。

趣味を聞かれて読書というくらいには
本を読むのが好きで
最近は社会事情により自粛してますが
年500冊くらい図書館で借りて読んでいました。

とある日に
「読書が趣味の人はどんな本でも読めそう」
「読書を趣味にしたいけどなかなか一冊読めない」
と言われました。

気になれば、法律の本から料理、建築、絵本とジャンル問わず
手を出すのが、読書好きの性だったりしますが
読んでも理解できないことが多々あるので
それは読んでいるというか
どっちかと言えば「見ている」感じに近い。
そして一冊最初から最後まで読んでないことも普通にある。

干しいかの知っている範囲での話ですが
そもそも本の内容に興味があるから読んでいる、
つまり「どんな本でも」ではないし
気にならない題材なら、そもそも手を付けない…。

周りの読書好きも、偏食家が多くて

「ライトノベルも読むが、太宰治が好き。だが、宮沢賢治は無理!」

とか

「ライトノベルなど読まぬ!純文学最高!」

だったり

「ハッピーエンド最高!!!バッドエンド小説は無理だあああ」

と、みごとにバラバラでした。
(ちなみにこの集まりの場合、話に出るのはもっぱら漫画とアニメ)

なので、趣味を上げるときに
昔からポピュラーな「読書」って
範囲が「太陽系にある地球」ぐらい
ざっくばらんだと思います。

いうなれば、ソシャゲしている人が
人づてに「ゲームが趣味」と聞いた相手にソシャゲの話しようとしたら
アナログなボードゲームファンで話が全く通じなかったみたいな
食い違いがよく起きてるんじゃないでしょうか。
というか、読書のジャンル違いは干しいかにはよく起きてます。

ちなみに、かなり前に
多読している方の読書リストを書いた本を
読んだことがありましたが(名前は思い出せないが確か男性)
社会経済系と古典文学ばかりだった記憶があります。

今のところ職業として本に携わっている司書と書店員のような方以外で
専門書から、大人向けのフィクション・ノンフィクション、ライトノベル、児童書、絵本に至るまで
「なんでも読みます」
という方には会ったことがないです。

(絵本も子供だけじゃなく大人も読んでほしい素敵なものが多いです!
 読むの苦手な方は児童文学から入るのもおススメです。
 視覚的に見やすく文章もわかりやすいです。
 干しいかは児童向け文学も、今でも普通に読んでます。)

なので、「読書が趣味」の人が本を読むのは
興味があるから読んでいるだけで
全く気にならない本は自発的に手には取らないと思ってます。

たまに、読書に挑戦したくて
有名な文学作品を読んだけど無理だった!
という話を聞きますが

原因として
話の内容自体に興味がなかったとか
現代語訳が合わないとか
そもそも字の大きさが読みずらいとか
「文字を目で追うことの慣れ」以前の
相性の問題がかなりあると思います。

なんなら干しいかの最近の途中で読むのを止めた本をあげると

以前ちょっと話題になってた
「ウォールデン 森の生活」が
文章の雰囲気が合わなくて前半で力尽きましたし

誰でも聞いたことがある
「芥川直木賞受賞作」は
必要があって目を通したことはありましたが
そうでなければ多分手すらつけないです。

書店に行くと「読書をしなければダメ!」
みたいな本があったりしますが
大事なのは読んだ知識から何をするかで

読書してない素敵な方は沢山いますし

なにより「趣味」は
「役に立たなくても自分が楽しいからやること」
じゃないかと勝手に思う次第です。



ここまで読んでくださってありがとうございました。
貴方に素敵なnote投稿の出会いがありますように……。