スーパーウーマンになる?
みなさんは日本で働く外国人の方を見かけたことがありますか?
日本には、様々な外国人の人が各々の夢や目的のために日本に働きに来ています。
私にも夢があります。それは11月の課題で述べたように「グローバルな人材になる」ということが11月の私の思い描いていた夢でした。
あの記事を書いてから4か月間、いよいよ入社する日が近づていますが、私はネオキャリアで夢に向かってどうなっていきたいかよく考え、向き合う4か月でした。
私の夢は具体性を持つことができました。「日本で働きたいと希望する外国人のサポートをして、その人たちに日本にきてよかったと思ってもらいたい。そしてより多くの外国人に日本に来てもらう」ということです。
そして私が抱く夢を取り巻く現代の社会は解決しなければならない課題も存在します。
今月は私の夢がそんな課題だらけの日本を救うことができるのか?という疑問と向き合っていきたいと思います。
「日本を救う」と言ってしまうと、何だかヒーローぽくて、スーパーウーマン感が出てしまいますが、最後まで読んで頂けると幸いです。笑
1.ボーダーレス化する日本
冒頭に話が持たせることが戻りますが、現在の日本には外国人の労働者が多くいて、年々ボーダーレス化しています。
これは1995年から2017年の外国人労働者の推移です。
年々、外国人労働者が増えていることがわかります。
資料:「外国人雇用状況の届出状況」(厚生労働省)
現在日本には、2018年の段階で146万人の外国人労働者がいます。日本の就業者数が6725万人であることから、働らく人の100人に2.2人が外国人ということになります。
それではなぜこんなに外国人労働者がいるのでしょうか?
2019年4月 改正出入国・難民認定法が施行
特定技能1号と特定技能2号という新しい在留資格が新設されました。
この法が施行されたことにより、
→今まで許容されていなかった単純労働分野でも外国人労働者を受け入れることが可能になりました。
これにより、
2019年度の外国人労働者の受け入れ数:32800~47550人とされました。
次に今後5年の予測数を見てみます。
2019年度から2024年度の受け入れ予測数:最大345150人
これからますます外国人労働者が増え日本のボーダーレス化が進行すると考えられます。
2.なぜボーダーレス化がするのか?
それでは、なぜかつて鎖国までした島国日本が、このような新しい法をつくってまで近年ボーダーレス化しているのでしょうか?
その答えは、日本が少子高齢化による深刻な労働人口減少に陥っているからです。
資料:「2050年までの経済社会の構造変化と政策課題について」(経済産業省)
10年後の2030年、日本の労働需要人口は7073万人、労働供給数は6429万人。
この差である644万人が追い付かない見込みです。
そこで、この644万人をどう埋めたらよいのか?と考えて提案されたのが外国人労働者の受け入れがその一つでした。
それにより、最初のステップが先程の
改正出入国・難民認定法
であったのです。
3.他人事じゃない労働人口減少問題
私たちが普段生活していて、労働人口に減少を身をもって痛感することはなかなかありません。
街中で外国人が働いているのを見ても、そこから労働人口の減少の背景を考える人は少ないでしょう。
では、労働人口の減少は私たちにどう関係があるのでしょうか?
2030年 644万人の労働人口がこのまま追い付かないとします。
↓
労働人口はつまりお金をバンバン稼ぎ、バンバンお金を使う消費の担い手でもあります。その稼ぎ手が減少すると必然的に消費もされなくなり、経済も回らなくなります。
企業は国内需要の増加を見越した新規の投資を控えてしまいます。
↓
経済成長が鈍化
↓
国際競争力低下→税収も低下
➡国民の生活を支える社会保障が不足
という負の連鎖が起きてしまうです。社会保障が不足すると私たちはこれまでのように生活することは難しくなります。
「労働人口の減少」と聞いても私たちはまだどこか他人事にしてしまいますが、実は他人事ではなく、私たちの生活にも影響が出てくることになるのです。
4.スーパーウーマンになれるのか?
それでは、私はNCGにてこの日本を救うことができるのしょうか? スーパーウーマンになれるのでしょうか?!
私の夢である「日本で働きたいと希望する外国人のサポートをして、その人たちに日本にきてよかったと思ってもらいたい。そしてより多くの外国人に日本に来てもらう」ことはネオキャリアにて日本を救うという形で叶えられると断言できます。
外国にはたくさんの日本で働きたいと希望する外国人が存在します。
そして日本もボーダーレス化し、外国人を受け入れる体制ができています。
ネオキャリアには、この日本で働きたいと希望する外国人と外国人を受け入れたい企業を繋ぐことが可能なのです。
私はアメリカに留学した際にニューヨークで様々な人種の人が多様な働き方をしているのを目にしました。さすが人種のるつぼと言われているだけあるなあと感じました。
そのアメリカは世界の労働人口ランキングは第3位でした。
対する日本は第9位でした。
私はアメリカでその光景を見て、日本ももっとボーダーレスな国になって、そこで外国人に関わる仕事がしたいと思いました。
そしてそのよりボーダーレス化することが日本を救うことに繋がるのです。
私は、ネオキャリアの「アジアを代表するサービスカンパニーに」という目標がとても好きです。
私もこの小さな国がボーダーレス化して、外国人が夢や目的を叶えられる国になって欲しいと思うからです。
日本というとても小さな国ですが、ネオキャリアのグローバル事業にて外国人の夢や目的を叶えるサポートをし、より多くの外国人が日本に来てもらうことで、日本の課題解決に繋げ、ネオキャリアを「アジアを代表するサービスカンパニーに」することに尽力することが私のNCGでの抱負です。
参考資料:「新たな外国人在の受け入れについて」(経済産業省)
「外国人雇用状況の届出状況」(厚生労働省)
「2050年までの経済社会の構造変化と政策課題について」(経済産業省)