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鳥類標識調査のお話

こんにちは( ´ ▽ ` )ノ

皆さんは「鳥類標識調査」ってご存知ですか?

鳥類標識調査とは一羽一羽の鳥を区別できる足環や首環などの「標識」を付け観察や再捕獲によってその鳥の移動や年齢などを明らかにする調査だそうです

野鳥歴が長い方はご存知なんでしょうけど自分はそんなこと全く知りませんでした

自分が初めて鳥類標識調査を知ったのは去年の9月

シギチが撮影できるポイントを見つけて喜んで撮りまくって家に帰って撮った写真を確認していると…ん!?

足環を付けたトウネン

何か脚に付けてる!

別の写真も確認してみると

足環が付いているのがハッキリ分かります

これを足環と言うらしく調査の為に付けられている識別票でこれにより鳥の移動や寿命について知ることができるようになっているんだとか

そして足環を付けた野鳥の写真が撮れた場合は山階鳥類研究所という所に「回収報告」する事で研究などの役に立つ事ができるそうです

それを知ってせっかく足環までしっかり写った写真が撮れたからと回収報告をしてみたのが去年の9月

足環の記号までハッキリと写っていました

この時は自分が送った情報が何か少しでも役に立ったらいいなぁという思いで回収報告したことに満足していました

そしてこんなこともすっかり忘れた今年の7月、よく分からないアドレスからメールが届いており迷惑メールを疑いながらメールを確認してみると…

なんと自分が送った回収報告に対する返信メールでした

まさか返信まで来るとは思ってなかったので驚きましたがどうやら新型コロナウイルス感染症の影響もあり処理が遅くなり返信に時間がかかってしまったとのこと

そしてその詳細を見てみると自分が回収報告したトウネンは2022年9月1日に北海道で幼鳥として放鳥された個体だったみたい

自分がこの個体を撮影したのが2022年の9月9日でしたので約1週間で北海道から茨城まで渡って来たってことですね

そんな背景を知りながら撮った写真を見返してみるのも楽しいし、自分の報告が研究の役に立っているというのもまた嬉しくなります

皆さんももし足環の付いた鳥を撮ることができたらぜひ回収報告してみてはいかがですか?

自分もまた足環を付けた個体を撮ることができたら回収報告してどんな個体だったのか記事にしてみたいと思います

それでは今回はここまで

またお会いしましょう( ´ ▽ ` )ノ

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