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初稿:2050年のスーパーマーケットのお仕事

はじめに

北のはずれのスーパーで明るく楽しい未来を信じて働いています。
これからはDXだとか小売業変革とか話題なので、まずは自分の周りにある課題を考えていきないなと思います。
DX、デジタルというとSFが頭に浮かびます、気が付いたら21世紀、車が空を飛んではいないし、ロボットが町を徘徊してはいない。でもスマホがある、個人でテレビ番組見たいのを作って億万長者になってる人もいる。やがて来るだろう、レジそのものが店から無くなったり、売場にAIカメラがたくさん設置されたりする未来までに、普段より広い発想でどんな変化を起こしていけば良いのか、まずは身の回りの問題を数点挙げて解決方法を考えてみました。


問題① 書類作成にかかわる無駄

とにかく自分は文章を書くのが苦手だ、誰かに手紙を書くとか妄想的な物語を文章化するのは好きだ、でも仕事で書かなきゃならない反省書や決済伺いを書くのが苦手だ。現場で働く同僚、パートさんも同じじゃないかな。
誠意を見せるために空白が多くてはいけないという暗黙のルールもある、字をできるだけ大きく書いて、無駄な修飾語をつけたして、同じ意味の文章を何回も違う言い回しで書いてみたりする。
そもそも何のために書くのかという事までかんがえてしまう。
うーん どう書こうかなと考えている時間もお給料がもらえるのは大変うれしいのだが。

解決策 
①テンプレをつくる
②誰かに書いてもらう
③そもそもこれ必要ですか?と怖がらずに聞いてみる
④なぜその文章を書かなければならないか、「目的」を理解する

問題② ミーティング

毎日お昼頃にミーティングがあり、各部署の代表が集まって、連絡事項が伝えられる、一応ミーティングノートなるものを持参し、聞いた内容をメモをするが、大抵は昨日の内容を同じだったり、来週のセールスは頑張れといった内容だったりする。会議室は店内放送が聞こえないが、廊下からはレジ応援お願いしますの声が聞こえる。副店長の感染対策には万全を期して、体調管理と複数人での会話や食事や控えるようにとの声
「決まった場所、決まった時間」に集まるという制約

解決策
・連絡事項はクラウドの社内掲示板で発信する 
・タスク管理はメールソフトで行う
・廊下の放送のボリュームも下げる

問題③ 放置されるちょっとした問題や課題

 昔ドラマで見た事無いと思うのだが、誰でも思い浮かべる、飛行機の機内でキャビンアテンダントさんが言う「誰かお医者様はいませんか!」みたいなセリフを、全社員に向かって言いたい時がある、例えば😣だれかこのパソコンなんでこんなに糞重いのか教えてくれませんか!?😣とかは直ぐにでも言いたい。お店の事務所で叫んでも、たいてい「こっちのも結構重いぞ」という声がしたり、「デスクトップにアイコンいっぱいあるからじゃない」という回答だったりする。ヘルプデスクという魔法の電話にかけても、こればっかりは御社のシステムの、、サーバーの、、とか言われて途方に暮れる。こんな感じに日頃社内で起こる困り事で誰かが声をあげらる環境があったとしたら、全国のグループ社員の誰かが、素晴らしいアドバイスや解決方法を教えてくれたするだろうと期待している。

どうにかしたいなと思っている人は多いはずだが、どうやって声をあげて良いかわからなかったり、解決方法を知っている人とつながりが無かったり放置されるちょっとした問題や課題が日常の業務の中に埋もれている。
「解決したいけど方法がわからない」「そこまで急務ではないけど無駄を生んでいる問題」がもっと素早く解決されればもっと働きやすくなるはず 

解決策
・社内チャットやwikiを作ってもらう
・従業員アプリも導入してナレッジマネジメントと相互扶助の精神を育てる

問題④ 計画作成に関わる時間

お店の主任や部門と呼ばれる人たちは、毎週「売場展開計画書」なるものを作っている。どういう売場を作って、どうやって売上をあげるか、その為に要員計画を作って、販促情報を確認して、重点販売商品はどれだっけ、季節催事も考えないと、、、地域行事と天候も加味して、昨年の状況を振り返ると、、、おっとバイヤーの商品計画の修正も確認して、先週の販売実績のデータから対策も考えないと、、CM商品やネットで話題の商品もチェック、、なんてことを
それを業務時間内に当たり前にこなしている、狂気の沙汰🎉だがそれをエクセルや、もしくは手書きのノートを使って、インターネットが使えない状況で行っている。それぞれのフォーマットはバラバラ。結局は作業に使える時間が無くなり、勘と経験と度胸で勢いで行う。

解決策
・必要な情報を全て発注画面で見ることができるようにする
・毎週〇曜日は計画を作る日と割り切る
・すべてをAIにまかせる

問題⑤ 重い商品を運ぶ仕事

とにかく扱う商品が重いものが多い、ビール、お米、調味料も段ボール毎に運ばなければならないので重い。
開店前の売場準備や、夕方のピーク前に売れてしまったそれらの商品を運び、補充する仕事は毎日ある。
夕方から勤務するお兄ちゃんは筋トレになるから苦にはならないと言っているが、これから少子高齢化だ、いずれこの部署で喜んで働こうとするのは格闘家志望の人達くらいだろう。

解決策 
・逆に筋トレしながら働けるをアピールする
・商品を運ぶカートラックを電動にする
・人の代わりに運んでくれるロボットを導入する
・店内放送に筋トレが捗る洋楽メドレーをかけてもらう


終わりに

現在の自分の身の周りにある仕事上の課題や問題をあげてみた、現在を否定してイノベーションを起こすには、、といった観点で書いてあるので、誇張していると思って読んで下さい。ネガティブな事を多く書きましたが、本当は面白い事、楽しいことも多いんです。

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