アメリカ大統領選挙結果を見てから

 クリスト教を背景にして特に倫理意識が強く強調された集団の清教徒が移住して作ったアメリカですが今起きている社会分裂を見ながら多くのことを考えます。

 人間の弱さです。

 世界を先導したアメリカだったのに残念ですね。

 歴史を通して国は発展しますがやっぱり短い歴史のアメリカはもっと成熟を経験すべきですか。ヨーロッパの歴史がもっと価値あるように見えます。先祖の教訓はただの昔話ではなかったと思います。

 世界最高の経済、軍事力をもっていますが幸せな国のように見えません。

 世界のコロナ患者五分の一がアメリカ人です。民主国家の象徴だったアメリカは対立と攻撃の姿ばかりです。

 新しく当選したバイデンさんが統合を訴えていますが一度落ちた名誉は簡単に戻らないと思います。

 トランプさんの100%責任だとは思いません。彼は彼なりの戦略で多くの人々の支持をもらいました。彼は頭がいい人です。多くの人々が支持しています。選挙結果も前もって把握して訴訟を準備していました。彼ができることは全部できました。国家大統領として権力と自分の名誉も高めました。たぶん事業も丈夫だと思います。

 トランプ政権の支持者は彼等なりの目的があったと思います。理解します。けれども今は選挙が終わってます。今からは悔しくても受けるべきです。否定選挙だとして繰り返すことはもっと混乱を起こすことだと思います。そうなるとトランプ政権の最大の業績の経済活性化も意味なくなります。もっと経済的に危うくなる可能性も高いです。

 せっかく増えた製造業の仕事もまた海外に行ってしまうかも知れませんし、海外企業もアメリカ市場に入るのを迷うかも知れません。

 目の前の利益を追求するのが人間ですが遠い道を見る目も必要な時代です。今度アメリカだけではなく中東の混同もそうですし、フランスのテロもそうです。瞬間の感情で紛争が起きています。

 ヨーロッパの歴史で宗教と哲学は文明の大きな役割をしてきました。しかし科学と先端技術は宗教と哲学の役割を縮小しています。しかしまたもう一度宗教と哲学の役割が必要な時代になったと思います。他人を愛する宗教の精神が必要です。人間性を回復する祈りと反省がバランスよく導入すべきです。人生が何か考えるべきです。人間は有限な存在です。

 宗教の堕落で離れた人々がもう一度宗教を探すように宗教の指導者は動くべきです。大学でITだけを教えるのではなく哲学を通して人間性を回復すべきです。科学、経済、お金、成長、競争だけではアメリカのような騒動が続くと予想できます。

 いつも歴史は反復です。今まで最先端技術優先だったらこれからは人間性を考える人文主義の考えもバランスを持って政策として考える時代になったと思います。

 次は韓国南部地方のヨス市(麗水市)に旅行に行って来たのでヨス市を紹介します。

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