今でも青が棲んでいる

V最協決定戦season6おつかれさまでした。

終わって2日経っても、たった一度しかない、青い夏を見させてもらったなぁと深く息をつく心地です。

さて、まず近況としてにじGTAできれいに小柳に転げ落ちてにじ甲でキャAアベヒ威圧感小柳概念に狂いまくってたんですけど。(このくだりは別で書けたら書くけど)(注釈:つまりこれはにじGTA出小柳新規の感想です)
7月小柳をちゃんと見始めてからまぁず〜〜〜〜っとapexやっててさすがにこれでV最出ないの嘘だろと思ってひっそりと覚悟を固めて。誰と出るかはまぁ周りから得たなんとなくの情報でアステルくんか??などと思ってたんですがほんとにドンピシャだった。ひさしぶりにV最チーム発表の配信をモニター前正座して心臓痛めながら見た。

チーム8、アステルくん、小柳、エイトくん。一言、青いイケメンチーム。マスターマスタープラチナでチームポイントが22pt。アステルくんは特級呪物のマッドマギーのめっちゃうまいひと、エイトくんはネオポルテの人、くらいしかマジで知らなくて、残念ながら。でも小柳が本気でapex大会やってくれるの楽しみだなと思った。
そのあとすぐチーム配信あって、ほんとにそこから毎日明け方までapexやってたなぁ。銃声をききながら眠って、明け方にふと意識が浮上した瞬間まだ声がしてまぁだやってる、元気だなとふにゃふにゃ笑って二度寝した。チーム発表から大会本番までず〜っとそんな感じだった。
青エゴ(8GO)と名前がついたのはずいぶん早かった気がする。今確認したけどアステルくんは初回のタイトルからしてチーム名だったのか。青のエゴイスト。最終的には青の唯我論者、と漢字表記になったけれど。たぶん青がチーム名につくだろうなとはおもってたけど、なるほどエゴイスト。ブルーロック由来らしいという話になって履修してないから慌てて原作買って読み始めたりした。5巻まで読みました。おもろすぎるこの漫画。(というか今チーム発表ウォチパ見返してて思ったけどまさかおだのぶが青ってことはブルーロックじゃん、エゴイストじゃんって言ったのが始まりか??命名きっかけおだのぶってこちょ??)

青エゴはほんとにずっとフィードバックがガチモードでめちゃくちゃ真剣だったなぁ。勝ちたいからガチで話し合うところがだいすきだった。青エゴのだいすきなところ、どこまでも再現性を大事にしてたところ。ちゃんぽんとっても上位でも、再現性がなければガチ反省会してたところ。納得できない状態で適当に次のカスタムに入らないこと、納得するまで時間をかけて話し合うところ。次にトライする内容を決めるところ。
青エゴのPDCAのうつくしさといったらすごかったな。PDCAってうまくやらないと結構Cまでで終わっちゃったりすると思うんだけど(社会人あるある)、アステルくんが「次の試合で何やるかをちゃんと決めたい」と言ってネクストアクションまでちゃんと決めようとしていた件が素晴らしかった。社会人かよ。(本当にそう)
アステルくんも「ちゃんぽんとって喜ばずにこんなガチのフィードバックしてんの僕らくらいだよ」って言ってたし、ドーナツ事変とかはほんとうに顕著だったけどどこまでも勝つこと、上手くなることに貪欲な3人だった。視聴者カスタム時点でなんか普段なら本番前カスタム4日目くらいの熱量で話してたんだよな。もともとが仲良かったから出来ることだったなぁとおもう。仲良くなるプロセスをぶっ飛ばしたので初期からいきなりプレイの中身を詰めていた。あまりにもトップスピード。全員が全員向上心のかたまりですごかった。

初日の小柳、本当に尻尾振ってるわんちゃんだったなあ。新しいことを教えてもらえるのが楽しくてずっとはしゃいでいるように見えた。元々向上心の塊みたいな人で、ヴァロはちょこちょこ教えてもらってるけどapexは自己流で教えてもらったことないから、と言っていたので、初めて教えてもらえることにうきうきしてたんだろうなあ。
小柳がマスターなことは知ってたしちゃんと上手くて随分前からIGL意識してプレイしてたのは明らかだったけど、それでも最終日の枠終わりの本人曰くなにもかも新しかったらしい。そうだよなぁ、カスタム環境ってほんとに違うので。エアプなんだけどさ。
小柳が漁り遅くてコーチに指摘されてヘラってたのおもろかった。できない人には言いませんってコーチ言ってたけどその通りだったなずっと。出来ると信じてるからこそのアドバイスで、厳しいフィードバックで、それに真摯に向き合う3人がすごく眩しかった。

エイトくんが3日目?くらいだっけ、「こやの声がめっちゃ優しくて」って言ってる切り抜き流れてたけど本当にそれすぎて笑った。聞いてる側でもやっぱ思うんだと思って。オタクの都合のいい幻聴かと思ってた。前半は特にエイトくんを気にかけている様子が多くて、この人はどんな場面でも仲間にこういう視線を向ける人なんだなあとしみじみ感じ入ってしまった。
後半はそれこそみんな前のめりというかなんか目線と肩を並べている感じがあったなあ。それがとても良かったし、強さの根源だったと思う。フィジカルの強さもだけど結局メンタルがものいうので、意識というか熱量というか、目線感が揃っていたことが一番大きかったのではないかと思う気持ちがある。

小柳がカスタム中、IGLしながらいろんなフィードバックを受けながら話し合いしながら、ちっとも怒った様子を見せなかったのも、強めに要求したのが「テンション下げるのだけやめてほしいな」「後から言うんじゃなくてその場で言って」ってとこだけだったのも悔しいくらいすきだった。文字にすると全然伝わらないから本当にアーカイブ見てほしいんだけど、小柳って本当にこういう要求をキツくならないように表現するのが上手でびっくりする。もちろんこれは小柳のおたく視線だから本人にどう伝わっているかは本当のところわからないんだけど、小柳の指摘の仕方って全然キツくないんだよなあ。あんなにクールっぽい顔から出てくるの信じられないくらい優しい声が出る。男の人であんだけ低音なの普通にぶっきらぼうに聞こえやすいものだと思うんだけど、そう聞こえないのって多分本人がやわらかく聞こえるように気をつけて言ってるんだと思っていて、本当にそういうとこなんだよ。想像しているよりも多分相手からどう聞こえるかをちゃんと考えているみたいな喋り方する。困るよ。そんなんすきになっちゃうだろ。

本番のアーカイブを見ると感情が振れてしまうので、前夜祭ばかり見ている。2戦目のちゃんぽんと最終戦のちゃんぽん。この日、なんであんなにドラマだったんだろう。この日までずっと高めてきた小柳のIGLが突然狂った。いつもと違うルート、いつもと違うファイト。さすがの小柳でも緊張というか、調子が狂ったりするんだなと思った。にじGTAの時もめちゃくちゃ大きな役割背負ってもそれでもやり切った人だったので。
2戦目ちゃんぽんとって、渋ハルの神視点もAlphaAzureさんのマップ神視点も他の人の視点もやっぱ青エゴ強いなあって雰囲気だったのに、コーチがVC開口一番「このチャンピオンは喜んではいけない」って入ってきて即座にピシッとなって反省会だったの、本当に心配で不安でたまらなかったのにめちゃくちゃ青エゴらしかった。例えどれほど結果が良くても、再現性がないものを絶対に喜ばない、褒めない、よしとしない。この姿勢でいたから青エゴはずっと強かった。
初戦からずっとアステルくんとエイトくんが戸惑いながら、それでもいつもの小柳が戻ってくるのを待って、全力で支えてくれていたんだよな。5戦目にエイトくんがいつも小柳がいうように「大丈夫大丈夫」って言って、それを聞いた小柳が「いつもと逆転したな」と笑っていた。これを仲間と呼ばずになんというんだ。最"協"決定戦と名付けた渋ハルの上手さがにくい。誰かが調子悪いなら、誰かが支えてあげればいいんだよ、チームってそういうことだから。
この日の前半の小柳の声、聞き返すと少しざらついているというか、荒っぽい感じがする。とにかく小柳がどことなくチューニングがあってない感じというか浮ついているというか。でも5戦目に「俺らなら行けるよ」って言って岩裏にファイト仕掛けて勝った後、なんか突然その日ふわっふわだったのが地に足ついた感じがした。「エイト、右側の情報取れる?落ち着いてからでいいよ」って言った声と「聞いて聞いて、俺らアンチ入ってるからね」って言った時の声のトーンが、なんか突然すとんと落ち着いたというか。あくまでわたしの感覚だけど。いつも通りのファイトができて落ち着いたのかもしれない。そのままちゃんぽんとって、アステルくんが「これでいいんだよこれで!」と叫んでコーチが「100点100点100点!」と褒めてくれた。小柳が「帰ってきたIGL〜〜〜」と絶叫した時、こっちもめちゃくちゃホッとしたし涙出た。このまま嫌な流れでこの日のカスタムを終えたくなかったので、戻ってきてくれて本当に嬉しかった。悪魔に勝ったと小柳が言ったけど、本当にカスタム最終日、悪魔に取り憑かれて打ち勝ったの、あまりにドラマすぎたよ。
その後のエペ娘では思いっきり不憫発揮してて笑ったけどな。

エイトくんが前夜祭の枠終わりに「終わりたくねえ〜〜〜〜」って叫んでて、そんなんこっちもだよ、と思いながら切ない気持ちになったりした。気付けばもうチーム発表から1ヶ月すぎていて、もう本番で、実際、完璧に仕上がっていたと思う。

本番の日、朝から家事して18時までに必要なものの何もかもの準備を整えた。ドーナツ事変も噛み砕いていけ、と思ってミスタードーナツまで行ってドーナツを買ってきて食べたりもした。テンションあげたくて破壊できそうな歌ばっか聞いてた。S.C.R.E.A.Mもそうだけど、Stormyとか。小柳が凪を名乗るならStormy聴くしかないだろうが。

本番の1~3戦目、ずっと祈るような気持ちで見ていた。外ムーブやっぱり厳しいんだろうかってよぎってしまった。いちばん信じなきゃいけなかったのにね、おたくが。1戦目5pt6位、2戦目3pt19位、3戦目1pt12位。2戦目は特に惜しかったな〜〜、コーチが「ちゃんぽんポジだった、もう勝ったと思ったくらい、だから大丈夫」って言いにきて本当にホッとした。昨日みたいにめちゃくちゃになってるわけではないけどあと少しが進めない。得意のファイトができていない。本番には魔物がいるんだと思って悔しかった。

そして4戦目、キルポ制限なし、正真正銘、順位上げるならラストチャンスだった。4戦目のことを思い出すとちょっと情緒がふれてしまうんだよな。泣き出してしまう。破壊しよう、エゴくいこう、コーチも一番得意分野だっていってくれて始まった。
この試合、本当に完璧にやりたかったこと、見たかったものを見せてくれたなって感じがした。タコ→橋下とのファイト、列車強奪ファイト、安置際のキルポ横取り、最終安置で家上取ってファイトで4部隊くらい取り切ったとこ、そして最後ラスト2部隊。キル速早すぎて最後以外ほぼダウンなしで取り切ってたの、さすがに青エゴにしかできないファイトすぎる。マジでEMPジップボールでファイト仕掛けた時の無類の強さ、あまりにもかっこよかった。マジで爽快。気持ち良すぎ。正面からのファイトは最後までほとんど負け知らずだったなあ。しかも直前のテストマッチで試してたドリルドローンいきなり本番でやってゲラゲラ笑ってるとこ本当に良かった。なんかこの試合すごい「青エゴらしさ」があったなと思うし、真剣だったけど笑いながら進めてたのがめちゃくちゃいい雰囲気で、ああ、やっぱこういう時にちゃんぽんって来るんだよなって感じる。
終わった後にコーチが絶叫音割れしながら「ナイスお前ら最高!!!!」って入ってきたの本当に良かったしみんなめちゃくちゃ嬉しそうで泣いてしまう。
結果、4戦目19kill31ptちゃんぽん。全部全部かっこよかった。
インタビューで小柳があんまりにもきれいなコメントするから泣きながら笑っちゃったよ。「このチャンピオンはチームあってこそだと思います」でも本当にそうだったな。最後、アステルくんの言葉でキルポ拾いに行けたの本当に大きかったし。チーム全員で勝ち取ったし何より彼ららしいちゃんぽんだった。それが何よりも嬉しい。

5戦目、見返すとしんどくなっちゃうから記憶だけで書く、けど。あと一歩で王冠に、てっぺんに手が届く状況。そういう時ってやっぱりいつも通りが難しいんだなと思った。
シンクロニシティにファイトする?どうする?って迷ってる間に詰められて一瞬でアステルくんが落とされて、立て直せずに、そこで終わってしまった。終わる時って本当に唐突でさ。さんばがの終わりを思い出したりした。あっけないんだよな、apexって。
アステルくんが逃げてって言って、小柳は逃げようと背中を向けたけど、結局あのあと背中を見せた、逃げたことに対して後悔してたんじゃないかなと思った。ファイトして負けたならまだしも逃げようとしたこと。当たり前だけど優勝するためには一つでも上の順位、というのはあったからその可能性がよぎったのは当然のことだった。我々が言うまでもなく本人がいちばん後悔してるんだろうなと思う。

本番終わったあとの枠終わりまでの時間をうまく噛み砕けないまま、いまだに持て余している。言葉の上っ面をなぞるようなことも、やたらと暴き立てるようなこともしたくはない、けど。あの日感じたものを残しておきたいと思う気持ちもある。

5戦目終わった後、エイトくんが真っ先に悔しいって泣いちゃって、前日の時点で寂しいって言っていた人だから、ああそうだよな、と思いながら、それを聞いて宥める小柳の優しい声を聞いた。「最高のクリプトだったよ、エイト」っていう声がまた柔らかくてさあ。アステルくんもコーチも、みんな悔しそうで胸が詰まるので本当に見返すとしんどい。
みんながもう同じチームを組めないっていう共通認識をこの時多分初めて口にしたのもめちゃくちゃ胸が詰まった。「もう組めないんだよ俺たち」その言葉がいちばん泣けた。
アステルくんあんだけV最出てて「練習期間からずっと楽しかった」「過去一緊張してない本番だった」って言ってくれたの本当に嬉しかったし、コーチが「いちばんかっこいいチャンピオンでしたよ」って言ってくれたの超嬉しかった。本当にわたしもそう思ったもん。
そんでみんなが口々に感想いうの聞きながら、小柳途中からひとりで練習場入ってキャラコン練習しててさ。馬鹿みたいに感情溢れて死ぬかと思った。後悔だったのかな。もう少しキャラコンできてればって。

この日本当にだいすきだったとこ、最後の方でアステルくんが「俺ら夢見せたでしょ」って笑ったんだよな。泣きながら笑った。本当にそうだね。本当にめちゃくちゃ良い夢見れた。4戦目のあの熱狂をわたしは忘れない。青エゴのみんなが見せてくれた夢。こんな最高のチームをもう見れないっていうさみしさに耐えられそうになかったけど。

3人とコーチが最後VCを切る時、終わらないといけない、終わりたくないけど、だらだらい続けてもしょうがないから踏ん切りをつけなくちゃいけなくて、でもつけられなくて、結局最後にコーチに甘えたの、本当にいとしかったね。

VC切った後の小柳が第一声何もかもがこもった「くっそ」でめちゃくちゃ悔しがってたの、本当に感情の限界地点すぎてめまいがした。あまりにも。お前、その感情を押し込めてここまでみんなの言葉を聞いて、あんなふうに言葉掛けてたのかと思って。
その昔、アクシアくんのおたくをしていた頃、富名声力というチームでスプラをやっていて、負けたあとチームメンバーを慰めていたアクシアくんがVC切った途端「ガチ悔しいわ」って本気で悔しがり始めたの見た時、ああ、この人は自分の感情よりもチームメイトの感情を優先する人なんだ、と思ってそれが本当にだいすきだったんだけど、それと似た感情がある。
明らかに不自然なミュートの空間、ミュート明けの鼻声、もう何を指してるかなんて明らかだったのに、「花粉症だったかも」って言って誤魔化したの本当にバカみたいで多分あと何度見ても泣くんだろうなという気がする。しんどすぎて何度も聞き返せないけど。

小柳は「勝ちたかった」じゃなくて「勝たせてやりたかった」って言ったんだよ。誰を?って話なんだよ。こやがIGLやって、僕はのびのびやるからって言われてふざけんなって軽口言うけど、小柳はアステルくんに勝ってほしかったんだよな。V最勝ちたいと思って誘ってくれたアステルくんに。今まで助けてくれたアステルくんに。わたしは当時を知らないので詳しいことを語れないけれど、それは先人にお任せするけど。
「情けねえわ、IGLとか言っておきながらアステルに導いてもらって」「同じマスターなのに」「背中が違いすぎた」本当に聞きながらなんでこいつ評価低いんだよって思った。そんなこと言わなくていいのにね。
V最で外ムーブは安定しないと散々言われた中、青エゴは最初から最後まで外ムーブで勝ち切っていた。この3人の強みは、と言えばきっとそれはフィジカルと3vs3を速攻で勝ちに行けるファイト力だったと思うけど、ずっとアベレージ高かったのは、ちゃんとどこがちゃんぽんポジションかを見極めてそこを取りに行って、そのファイトに勝ってたからだ。そしてそのファイトに勝ててたのは、徹底的に外を弾いて漁夫されない形にする、漁夫が来ないタイミングで仕掛ける、などを実行できていたから。(まあ血の気は多かったけど)(勝てるファイトには積極的に突っ込んでってたの、あまりにも狼)
そしてどのルートでどの場所を取りに行くかのムーブを考えていたのは大会初出場でIGL初挑戦の小柳だったんだよ。しかもストポとかいう慣れてないマップで。これができてたということは、この短期間にマップも安置もきっとかなり座学詰め込んでいたはずで。本当に勝手だけど、リスナー目線でもめちゃくちゃがんばってたと感じたし、ずっとずっと誇らしかった。小柳がIGLをやっていたからこそアステルくんがファイトにリソース割けていたわけだし。
あれだけ外ムーブは勝てないって言われたV最環境でやり切った自分を誇ってほしいし褒めてほしい。すごいことをやりきったんだよ。本当にかっこよかった。……でも勝てなかったって言われたらもう何も言えないんだけどさ。

カスタムラスト2日の夜にエイトくんが「夏大みたい」ってふと言って、ほんとだなって笑い合う場面があったんだけど、夏大ってなんだかほんとにこの3人の象徴だった気がする。青春だったねって笑い合った。結果は少し苦いけど、2度と戻ってはこないけど、たった一度きりの夏を彼らは過ごしたんだよ。
みんな組んだ瞬間からきっとわかってたんだよな。アステルくんがチーム発表前から詐欺チーって笑いながら宣言してて、これで弱かったら笑い者だけど、ほんとにカスタム総合1位とっちゃったんだもん。見てるリスナー側だってもう同じポイントにはならないだろうと思ってた。エイトくん4ptは安すぎたし、本番前日の配信で渋ハルがポイント次回あげる人誰って聞かれて筆頭小柳をあげたところからも多分次8ptは無理だと思ってたから。
詐欺チーだから、次はポイント上がっちゃうから、きっと二度とは組めない。次の夏は来ない。最後の夏。3人で挑める最初で最後の機会。だから、夏大。アステルくんが本気で勝ちたくて同じ熱量でやれると信じて、小柳とエイトくんに声をかけた。
次は別のチームで会おう、その言葉が切なかった。
本当に楽しかった。終わりたくないと思うくらい、今でも寂しくてたまらないくらい。本気で勝ちに行くチームだったし、本当に勝てるチームだったし、最後まで信じていたし夢を見せてもらった。こんなに応援してて楽しいと思ったのV最初めてだったかもしれない。(これはわたし個人の問題もあるけど)

それでも、エイトくんも振り返りで言ってたけど、この感情を「悲しい」で終わらせてしまうのはつまらないしもったいないから、「最高だったでしょ」って笑ったエイトくんの言葉に、こっちも笑って「最高だったよ」って返したいよな。

アステルくん、ずっと頼もしかった。最初から最後まで熱い人だったな〜〜。あの熱量でぶつかってくれる人でよかった。多分小柳はそうしたい方の人だと思うので。最初にパカちゃんとチーム発表の同時視聴をしていた時に「僕たちはもうずっとやってるapexジジイだから新しい人たちに入ってきてほしい」みたいな話をしていて、そういう考え方をしてくれる人めちゃくちゃかっこいいなと思ったんだよな。そしてその言葉通り、アステルくんが小柳のことをIGLとして育てようとしてくれてたの、節々から伝わってきてわたしはそれにとっても感謝していたし嬉しかった。小柳にIGL覚えてもらってエイトくんに楽しんでくれるのが目標って言ってくれてたらしく、あまりにもリーダーの器すぎる。小柳も言ってたけどなんだかんだ背負ってしまう人だったなあと思うから、最後に楽しかったって言ってくれてよかったな。大事なところ外さないかっこいい人。敵としては会いたくないねえ、ほんとに。だってアステルくんが強いのわたしたちがいちばんよく知ってる。
エイトくん、もうず〜〜〜っと青エゴの空気清浄機だったな。アステルくんと小柳が話し合ってちょっと張り詰めた空気になった時にぽんとエイトくんがいう一言で空気が緩む、みたいなシーンが何度もあって、多分意図的なところもあっただろうけど本人の気質の成せる技だなあと思った。そしてあまりにも末っ子。でも1人残された時にファイト勝ちきるシーン結構あって、めちゃくちゃ肝座ってるのがFPS強者っぽくてよかった。クリプトなんて難しいピックやってるのに最後には自分の判断でEMP打てるようになってて本当に吸収力の鬼だったなあ。4戦目の「じゃあこの先の情報取りに行くよ」って自分から言ってたのとかマジで成長感じた。最終日の感情表現の素直さがいとおしかった。振り返りでいっぱい褒めてくれって言ってたから超褒めておく。めっちゃかっこよかったぞ!!
ちゃんりよコーチ、TSNで一応チラ見してたはずだけど今回がっつり見てめちゃくちゃおもろな人すぎた。オネエピークの件とか。コーチしてる時はめっちゃキリッと論理的でかっこいいのになんでプレイし始めるとチョケはじめるんだこの人。アステルくんが休んでる時のカスタムなんか全部笑いすぎてお腹捩れるとこだったもんな。でもコーチとしてできると思ってるから正直に厳しいフィードバックもしてくれて、そのぶんできた時はめっちゃ褒めてくれるの嬉しかったな〜〜。チームの話し合いがうまくいってない時に交通整理してくれたり、チームのコンセプトを大事にしてくれたりとか、このチームで勝つならこうした方が良い、がすごく明確にあって、やりたいことをやるために一緒に考えてくれて、コーチってすげえって何回も思った。
7neさんもめっちゃ協力してくれて優しかったね〜〜。高校生って聞いて目眩したけどFPSのプロってみんな若くてビビる。大会翌日のスクリム、7neさんがnoaって名前でコーチが8GOって名前つけてたの、本当に泣いちゃった。コーチも7neさんも含めてチームだったな。本当にだいすき。

アステルくんが大会直後にやった歌枠で最初に青のすみかを歌っていて、それを聞いた時からずっと青のすみかが頭の中で流れている。アカシアも灰色と青もピースサインもやばすぎて倒れそうだったけど、多分わたしにとって青エゴの墓標は青のすみかだ。

今でも心の中に彼らが、「青」が、棲んでいる。きっと今後もずっとこの青の感情を忘れない。
だいすきな青のエゴイストたち、ありがとう、素敵なものを見せてくれて。
もう2度と同じ形にはならなくても、だいすきだと思わせてくれてありがとう。
次は別のチームで、敵同士で会おう。その時はきっと、それぞれのみんなのことを応援します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?