#12 「気になる」を育てる

11月4日(火)

「Twitter記念日おめでとう Twitterをはじめて5年が経ちました」というメールが届きました。「へえ」と思いつつ、なんで今日だったんだろうな?と当時の手帳をめくったのだけど、とくにヒントらしいヒントを見つけることはできませんでした。まあ、そんなもんだよね。人は必ずしも明確な何かの理由があって、何かを始めたり辞めたりするとは限らないものです。

 前に「無視できない」の話をしたんですけど、たぶんtwitterというものが世の中でどうやら流行っているらしいぞということを知っていて、ぼく自身なんとなく気になってはいて、ときどき覗いたりしながら、いよいよ「無視できない」がぼくにも訪れて、たまたまこの日にアカウントを登録したのだろうと思うんです。

 このあたりの経緯を「たまたま」ととるか「必然」ととるかは人ぞれぞれのような気もしますが、ぼくはどっちも正解なんじゃないかと思っているんです。なんだかいい加減な答えのようにも思うんですけど、たまたまといってもやはりさっき言った「無視できない」がどこかで心理に与える影響はあるだろうと思うし、面倒な登録作業をするからにはそれなりの決意のようなものはいるはずなんですよね。

 いまだと「引き寄せの法則」とか言うのでしょうかね。「たまたま」がいくつかの小さな支流を形成していくうちに「無視できない」という一級河川になり、やがて「必然」の海へと注いでいく。きっかけは「たまたま」なんです。でもそこで水脈を枯らしていたら、きっと「無視できない」はやってこなかったし、それだと始めていなかった気がしています。そこはキッカケをとるか結果をとるかの違いだけで、「たまたま」と「必然」はひとつの流れの中にあるのだとぼくは思っています。 

 ENJOY KYOTOもたまたま集められてなんとなくはじめて、でも始まった瞬間にこれはずっと前からやりたかったことだった、って思いましたからね。気になっていることはきちんと気にしてあげたほうがいいですよ。「気になるを育てていく」ということは、これからますます大事だよなあ。

それではみなさん今日もお元気で。I hope you enjoy Kyoto!

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