#17 「ソースおれ」も悪くない

11月10日(月) 

このところ伏見稲荷とか北野天満宮とかにいくと、もはや日本人より外国人の観光客のほうが多いんじゃないだろうか?と冗談めかして言っていたら、今年度上半期の関西空港の国際線の外国人旅客数がこれまでの最多となり、日本人の旅客数を上回ったというニュースがありました。上半期に外国人の旅客数が日本人を上回ったのは初めてなんだそうです。 

街に出て、ごはんを食べたり、人と出会ったり、そこでその街の息づかいに、じっと耳を澄ませていれば、そうしたマーケティング調査に頼らなくても、街の変化というのは、案外正確にわかるもんなんだな。そうあらためて思いました。 

もちろんきちんとビジネスをしていくうえで、そうしたデータやマーケティング調査のようなものは、取引先を説得するためのひとつのエビデンスとしてとても大切だということそれ自体はまったく否定しません。

でも、その数字が何を意味しているのかを考えるのはやはり人間です。そしてもしぼくがデスクの上だけでこの数字を見ていたら、さっき言ったようなたしかな実感は得られなかったと思うんです。企画書の数字はいくら眺めていてもそれはただの数字です。そこからどれだけリアルな状況を思い描けるか。イメージできるか。そのためには、やはり実世界を自分の足で歩くことも同時に必要なんですよね。 

それではみなさん今日もお元気で。I hope you enjoy Kyoto!

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