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25.受け取り下手を卒業したい

こどものお迎え待ちで時間がポッカリ空いたので、急に続けての投稿です。
自分の受け取り下手具合にホトホトあきれ、バカバカしくなりました。
息子は3ヶ月に1回、ニューロタンというβ遮断薬という種類の降圧剤を大動脈拡張予防に処方してもらっています。
これをこどもの処方箋をよく取り扱っている近くの薬局にお願いしているのですが、3ヶ月分なので時々在庫が足りないのです。
今回も在庫が足りず、また今度取りに来ると言って、なかなか仕事の都合で行けなかったのをやっと取りに行けました。薬剤師さんが送ってくださるというのを、送る手間を気にしてしまい…。
そこで薬剤師さんに、分包を提案されました。

今息子が飲んでいるのは1.5錠。
毎朝錠剤を半分に割って1個半飲んでいます。

私自身、昔、小児科の門前にある調剤薬局で働いているので、状況はわかるのですが、90日分の薬を半分に割って分包するのは結構な手間暇がかかるのです。
私自身が忙しくて待てない…というのと、混んでいる時間だと申し訳ないというのがあり、「家で割るので大丈夫です!」と言って、毎回そのまま受け取っていました。

そして家で少しずつナイフで半分に割って、小さな容器に入れては飲ませていました。が、実はめちゃくちゃ面倒くさかった…。

「こんなふうに後日お渡しでよければ、1.5錠ずつ分包しますよ」
今日薬剤師さんに声をかけていただき、何をやってたんだ私は…とハッとしました。次からはそのようにお願いすることにしました。

保険点数的にもちゃんと分包の手間に対しての加算があるのです。
誰に対してからわからない遠慮をしていた自分。
仕事でわかってるから大丈夫と思っていた自分。
時間ないし…と思って逆に面倒を抱えていた自分。

なんなのでしょう…
正当なサービスの受け取りを拒否していたのです。
こんなに心細くて、本当は泣きそうで、弱者な立場なのに一体何を強がってきたのか…

受け取り下手もたいがいにしないといけません。
自分が困っているということを自覚して、ちゃんと伝えて、助けをありがたく受け取れるようになりたいです。
しかし自己嫌悪とか反省ではなく、強がって頑張ってきた自分を労い、脳内でハグしたいと思います。弱々な自分をやっと見つめられた…これもまた成長と思いたいです。