記録

忘れないうちに記録しておく。

1d lsd 規制前に225μg 初めて摂取してみた。

Pixarの『マイ・エレメント』
癇癪持ちの炎の女の子エンバー
泣き虫の水の青年ウェイド
ずっとずっと映像が美しくて、気づいたら涙を流しっぱなしだった。2人が起こす化学反応は、愛の美しさだった。お互いが消えてしまわぬよう、そっと、優しく、バランスを保って触れ合うこと。全部受け入れること。それが美しい愛だった。
2人が示すのはただの異文化交流というテーマだけではなかったと思う。
炎のエレメントは 迫害こそされていないものの周りから白い目で見られる存在。
世界にもそのような民族は存在する。そのメタファーでもあり、自身の特性(この場合、ADHD・ASDとか)と上手く向き合えていない自分自身のメタファーでもあるのでは無いだろうか。

「癇癪は心が何かを伝えたがってる」

治そうとしなくて良い。どう上手く向き合っていくか。

世界の全部が詰まった映画だったと思う。
面白い・面白くないといった議論上にない、「世界はこう在るべきだ」と感じさせる、映画。
呼吸も瞬きも、ティッシュで鼻水を拭うことすら忘れるくらいの美しい物語とその映像にただただ圧倒された。死ぬ前に、そんな体験ができて本当に心底良かった。

✦︎

1d-LSD 摂取下でのセックスが一体どうなるものなのかよく知らなかった。
だからなのか分からないけど、とにかく怖かったのである。それはもう、処女の如く。涙が止まらなくて、必死に彼の腕を掴んだ。
いつもなら興奮するような言葉責めにすら「やだ」としか言えず、涙と1Dの作用で視界はちかちかしていて、彼の顔は良く見えていなかった。ただ、ずっと顔を見つめられていて、恥ずかしさと同時に酷く興奮した。誰にも見せたこともないようなめちゃくちゃな顔をしていたと思う。
(彼に聞いたらずっと笑顔だったそう。怖い。)
挿入されたとき、あたたかくて、なんだか神秘的な気持ちになった。「繋がった」と感じた。人生で2度目の破瓜だと思った。
そこから先はあまり覚えていない。彼いわく、2突きで1回イッてたとか。確かにそんな気はする。ずっと獣みたいな声しか出せず、口の中はカラカラで、何が起きてるのかあまり分からなかった。「おかしくなる」と声を絞り出したことは覚えている。
めちゃくちゃだったのである。


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