2019.5.20 東京コントメンAWARD.1 授賞式@渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
※ライブの内容より自分の感想多めです。
この日あった面白い場面はほとんどお笑いナタリーに書かれているけど、
https://natalie.mu/owarai/news/332231
一応さらりと私の思い出を書いておくことにします。
あといつも私は「大竹マネ」表記なんだけど、今回は親子揃ってて紛らわしいので「涼太マネ」表記で。
会場のさくらホールに到着すると、まず目に飛び込んできたのは公演案内的な貼り紙。
(この記事のサムネイル参照)
一年の集大成になるような大事なライブでこんな盛大な脱字を……!?と思いつつもさくっと入場。
座席はだいぶ後方の列の1番で、せっかく高い手数料を払ってプレオーダーで取ったのに、とても良い席とは言い難く。
けれど座席表を見る限り横通路だからその点はまだ嬉しいな……と思ってたら、実際は横通路じゃなくて壁でした。残念すぎる勘違い(´・ω・`)
でも視界は思ってたより悪くなかったのでまだ良かった。
席について、入場時にもらったチラシに目をやると、中に「プログラム」なるものが。
開いてみると、今日のノミネートネタと順番がしっかりと書いてあって、実を言うとこの時点で私はちょっと今日ギース厳しいなと思ってしまっていた……。
やっぱり賞レースはトップバッター不利なイメージあるし、今回のギースのノミネートネタ2本のうち、強いのは出順トップになってしまった「遡りカルチャースクール」の方だと思ってたから。(※個人の感想です)
とはいえ可能性はゼロじゃないし、と思いつつ開演を待つ……
そして19時。
幕が開いてまずムロさんと涼太マネのシルエットが現れたときは、開演3秒にしてめちゃくちゃ笑いました。
だってムロさんは分かるけど涼太マネが板付きの必要ある!?(笑)
このコントメンAWARDのコンセプトの説明がさくっと行われた後は、早々にシティボーイズの登場。
きたろうさん「親父が袖で怒ってたよ」
大竹さんは、涼太マネのマイクの扱い方に気になる点があったらしく、舞台上でダメ出し(笑)
今日は俺たちが審査するの?大賞決めるの?なんだか福岡の小さい吉本の劇場みたいだな、と不思議な例えをする大竹さん。
大竹さんときたろうさんがわちゃわちゃしている間、一言も喋らずにいた斉木さんは、大竹さんに話を振られてようやく一言。
斉木さん「俺は厳しいよ」
シティボーイズの3人が会場後方の審査員席に移動するときも、ムロさんが「段差があるので気をつけてください」と言ったそばからきたろうさんがコケる真似してみせたり。
もうこのオープニングだけでも、会場中がシティボーイズの空気になるのを感じて、ただただすごいなあ……と私は感嘆のため息を漏らすばかりでした。
本編はゲストのネタを挟みつつ8本ぶっ続け。
ネタ1本1本の尺もそんなに長くないから、8本続けてでも全然観てて疲れなかったし、コンパクトですごく良いと思った!
長くやってくれるライブもそれはそれで嬉しいけど、これくらいさくっと終わるライブがあっても全然良いと思う。
流れ星は漫才だから良いスパイスになってたし、永野さんはライブで観るの久しぶりだったんだけど相変わらずで、会場が大きくなってもやってることはタイニィアリス時代と変わんないんだな……としみじみ懐かしく思ったりした(笑)
ネタが全組終了した後は、シティボーイズが再登壇。
直前のラブレの「机上旅行部」に対して、大竹さんが、
「あんなのテレビで出来ないだろ!……ヤ〇〇〇(←もう1本の方)も出来ないわ!!」
みたいな感じで声を荒らげてたのに笑いました。
審査を待つ間は「お楽しみ」の時間。
ハープが登場したときは「やっぱりな」って思ったね……絶対ここでやらないわけないでしょと私は思ってた。
エリコ姉さんの歌とコラボするだろうなというのも予想通り。
でも最後若手全員がぞろぞろ出てくるのは予想外でした、徐々にみんながステージ中央に集まってくる姿はなんかのアニメの最終回か?と思いました。笑った。
あと高佐さんが最初一人でハープ弾いてるとき、ちょっと指がもたついちゃったとこがあって、客席からちょっとだけ笑いが漏れたんだけど、
私は高佐さんがどれだけ真剣にやってるかを分かってる(つもり)だから、笑わないでーーー!と思いながら手に汗握って観てた(・∀・;)
笑っちゃった人を責めるつもりはないけど。それはそれで自然な反応だと思うし。
で、もう少し待つかと思ったけど、意外と早くAWARDの結果発表。
まずムロさん特別賞=「ムロンドール賞」を受賞したのはラブレターズ。
この一年AWARDをやってきて成長したというのと、一番お客さんを笑顔にしていたのはラブレターズだろう、という理由での受賞。
そしてシティボーイズも再登場していよいよ年間大賞の発表。
マイクの前に立ったのはきたろうさん。
ナタリーに書かれてるとおり、「発情します!」やら何やらあった後、
ようやくまともに結果発表と思えば、
きたろうさん「大賞は……『徘徊』!」
一瞬の静寂。
大竹さん「……『誘拐』だろ!!!」
客席がざわつき、ステージ上の若手が脱力する中、エリコ姉さんは「う”ぅ~~~」と早くも嗚咽を漏らし始めていて、もう会場中がカオスに(笑)
誘拐か、私ヤレるかしらで悩んだときたろうさんが言ったのだけれど、大竹さんが「お前、楽屋に入るなり『誘拐だな~』って言ったじゃないか!」と審査の裏側を容赦なくバラす。
きたろうさん「ギースも良かったよ」
高佐さん「悩みましたか?」
きたろうさん「いや」
そこは正直なきたろうさん。
「完敗です」と笑う高佐さんの横で、尾関さんは、私はあまり見たことのない複雑そうな表情をしていて、私まで苦しくなってしまった(´・ω・`)
最後は、AWARD形式は当初の目標を達成したということでこれにて一区切り。
ムロさんはコントメン卒業。
8月にはASH&Dライブやるよ、と告知があり、きたろうさんのシティボーイズ3人でコントやります宣言があって会場中が大盛り上がり。
大竹さんは「俺は何も聞いてねーぞ!」と怒ってたけど(笑)
終演後はギースが物販に立つということでまんまと並ぶ。
物販を買えばギースの写真撮影ができるということで、尾関さんはアケミちゃん衣装のままだし高佐さんはあのエレガントなシャツだし、そりゃあもう誘いに乗るしかないよねと。
DVDもお弁当本もTシャツも全部持ってたけど、とりあえずTシャツをもう1枚買いました。
帰りはヲタ友さんと途中まで一緒に帰りつつ、「ムロさんがいなくなったコントメン、どの会場が適正か」問題を真剣に考察し、
赤羽で別れて宇都宮線に乗り込んでからは、ひとりぼんやりとこの日の結果を反芻しながら帰りました。
ギースが何の賞ももらえなかったことに関して、私が悔しがっても……と思ったし、
今はもう私は賞レースに気持ちを入れ込みすぎないよう心がけているから、何も考えずにいようと思ったのに、
尾関さんのあの複雑な顔が何度も脳裏にちらついてダメだった。
せっかく浦和あたりで座れたのに、一睡もできずに宇都宮に着いた。
結果には納得しかないけど……。
もし今までどおり私にも投票権があったなら、「私ヤレるかしら」に入れたと思う。
「誘拐」ももちろん面白かったし。
私にはこれからも変わらずギースを応援し続けて、本人にも自分の周りの人にもギースが好きだと言い続けることしかできないなあ、と思う。それだけです。