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2019.7.26 MUCC BIRTHDAY CIRCUIT 2019「40」~COMMUNE Feat.EN Miya40TH SPECIAL~ @新木場STUDIO COAST

【出演】
MUCC/X SUGINAMI/ROTTENGRAFFTY/メトロノーム/lynch.
OPEN 15:30 / START 16:30 前売¥6,939(+1D)

ムックのバースデーサーキット開催2年目にして、ようやく初参戦となるこの日。
前々日のお笑いモードからまたバンギャルモードに切り替えて、超超超久しぶりに新木場まで向かう。
コーストに行くのはたぶん9年ぶりくらいじゃないかな、TASTE OF CHAOSぶりかなーと思ってたけど、後でちゃんと調べたら、なんと2009年6月の球体追加公演ぶりだった。
つまり10年ぶり!!!衝撃……。時の流れ早すぎる。
ちなみにTASTE OF CHAOSは2008年だったのでそこからもう間違ってた。
久しぶりに降り立った新木場駅に飲食店がだいぶ充実していたことにも若干感動しつつ、腹ごしらえを済ませて懐かしい道を一路コーストへ。


ミヤバグッズはスルーだったので16時すぎにのんびり到着、盛岡夢烏のあめちゃんと合流。
そしたらあまりにのんびり過ぎて、アメリアの引き換え場所が会場の中に移動されていた/(^o^)\
クロークは外だから、CDをカバンに入れたままモッシュするしかないなーと思ってたら、今日はあんまり暴れないよと言うあめちゃんに持っていてもらえることに。ほんと感謝。

開演時間が迫る中ふたりで下手に滑り込み一息ついたところで、客電が落ちる……


【X SUGINAMI】
Xのことはまったく分からないけど楽しかった!!
Rusty Nailのサビはさすがに知ってた。あと最後にやった曲も昔FC旅行でミヤくんが歌ってたなーという記憶はかろうじてあった。
SUGINAMIのメンバーもミヤくん以外誰なのか下調べしないで臨んじゃって、このふざけた(良い意味で)ボーカルの人は誰だ?ってずっと思ってたんだけど、途中で「……団長か!!!」って気づいて全て納得した(笑)
途中1曲だけ参加したトオルさんのピアノソロがめちゃくちゃ格好良かったなー!


【メトロノーム】
1.血空
2.孤独氏
3.Catch me if you can?
4.さくらん
5.MATSURI
6.強くてNEW GAME

廿奇譚AHEAD出てからのワンマンは行けてなかったから、曲は分かってもノリが分からず……うっ……
孤独氏って横モッシュなのね……横モッシュって単語を聞いたことはあったけどどういうものか分かってなかった。
30歳過ぎたオバンギャでもまだまだ初めて体験することはあるんだな……(遠い目)
あめちゃんに事前に予習用として、ミヤバでやりそうな曲を予想したリストを送ってたんだけど、結局Catch me~とMATSURIしか当たってなくて申し訳なかった。自分センスなさすぎ。

シャラクはMCで「皆に好かれたいんだ」なんて呟いたかと思えば、
対バンは戦いだからと、さとちを混乱させるためになぞなぞの本をプレゼントしようと企んでいると作戦を明らかに。
この日のためにわざわざ買ってきた『なぞなぞ大冒険』という本を、この後ムックの楽屋のさとちの席に置いておこうと思う……と。
「好感度なんてどうでもいいわ」と吐き捨てるシャラク。
さっきと言ってること180度違う(笑)
シャラク「でもオイラも男です、戦士です、もしこの後さとちくんのドラムに迷いがなかったら、(SNSに)『私が浅はかでした』って投稿します」

その結果は↓

シャラクとさとちの絡みってすごい新鮮だ!嬉しい!もっとやれ!

フクちゃんはMATSURIのイントロで喋るとこで、
『俺はミヤと仲良いんだぜ、てかミヤが俺のこと好きみたいでさ~あ、今日はミヤって呼ぶけどいつもは「矢口」って呼んでるんだよね~』(※ニュアンスです)
みたいなラブラブアピールをめっちゃしてきてウザ可愛かったです!!!ウザかわ。好き。


【MUCC】

1.壊れたピアノ
この曲は会場が変わるたびに見え方が全然変わるのがおもしろいなーと思う。
聴こえ方ってより見え方。

2.サイコ

3.塗り潰すなら臙脂
イントロ始まった瞬間に「志恩」が出たころの感覚がぶわーっと蘇ってきて死にそうになった……
なんか自分的にものすごく志恩=コーストの印象があるんだよなー…
あとアウトロのミヤくんのギターのフレーズ(『夜が明けるまで』の直後)、今まで私がライブで聴いてきた中で一番上手く弾けてたと思う(真顔)
それこそ志恩リリースの直後は単純に弾けてないのか適当にごまかしてるのか、とにかく正直いつもふにゃふにゃだった。
郡山で聴いた時は全然気にしてなくて分かんなかったんだけど、この日聴いた時に「うわちゃんと弾いてる!!!」と思ってびっくりした。

4.アイリス
今までライブで観たアイリスの中で一番照明が素晴らしかった!!!
私が今まで観た限りではどこの会場もサビ前までは青色の照明が中心で、サビでは白い照明がフラッシュみたいに点滅してって感じで、この日も概ねそうだったんだけど、なんだか特別違って良く見えた。
例えば中野はゆっけとミヤくんの足元だけから青色の照明が立ち上ってたのが、この日はステージ全体から湧き上がってるような感じで、
地を這うような弦楽器隊の音と、澱みのような青が相まって、思わずぞくぞくさせられた。
世を倦むみたいな重だるーい空気が、ステージから垂れ流れてくるみたいな感覚。
コーストはリズム隊の重低音が床から足の裏を伝わってくる感じがすごくあるなと昔から思っていて、照明も充実してるイメージあるし、そういった点でこのコーストって会場にアイリスがすごくマッチしてたのかもしれないなあ、と個人的に思いました。

5.謡声
客席側にも水色の照明が灯って、一気に明るい空気に。
イントロが始まってすぐ「夏が来たぞー!!」と叫ぶミヤくん。
その言葉で、アイリスでフロア中に漂った濃い霧が蹴散らされていくような気がした。
途中ミヤくんとゆっけがまったく同じリズムでぴょんぴょん跳んでたのめっちゃくちゃ可愛かった……!!!!!
ミヤくんが先に止めたの見てゆっけも止めたから、もしかしたらゆっけがミヤくんに合わせてたのかもしれない(※個人の妄想です)
ゆっけがとにかく笑顔でこのバースデーライブを心から楽しんでる感じがして、見てるこっちまで幸せな気持ちになりました。

謡声終わった後~ハイデのイントロあたりで「ミヤが夏を連れてきました」と呟く逹瑯。

6.ハイデ

7.アメリア
東北収監で聴いて、何とか聴き取った歌詞の端々から自分的に「この曲はこういうことを歌ってるのかな?」って考えてたことがあって、
早くちゃんとした歌詞を読みたいと思ってたけど、いざ読んだら余計に分かんなくなった(´・_・`)
でもそれはそれで良いのかな、とも思う。
ミヤくんにはミヤくんの感情をこの曲を作って演奏することで発散してるんだろうし、私もライブで聴いて暴れてもみくちゃになって感情を発散するし、この曲はそれで良い気がした。正解とかないけど。
ちなみに私はバイト先のムカつく店長のことを思い出しながら暴れてる。

それとミヤくんは歌詞カードをCDの裏側に映して反転させて読んでねみたいな投稿してたけど、私とあめちゃんはスマホで写真に撮って反転させて保存するというめっちゃ味気ない読み方をした(笑)

8.MAD YACK
さとちの不穏なシンバルが響きだすと同時に、もはや条件反射で二手に割れようとする夢烏の間に、ミヤくんがひょいっと降りてくる。
すぐさまスタッフの誰かに肩車されたミヤくんに、ぶわーっと群がる夢烏たち。
逹瑯「空けろ空けろ!主役様が通れないだろー!」
逹瑯の声は届いてるのか否か……あっという間にミヤくんはもう前にも後ろにも進めないような状況に。
気持ちは分からなくもないけどみんながっつきすぎなんだよ(´・_・`)
いつもWODやるときみたいにフロアが綺麗に割れてその間をミヤくんが通れたら絶対格好良かったのになー…
もう無理だと思ったのかミヤくんが戻ろうとしても全然戻れなくてひやひやした。

9.カウントダウン

10.蘭鋳
いつものように途中座ったら、客席の照明がすーっと降りてきてそっちに気を取られて、
ステージに今日のゲストがわらわら集まってきてたことにようやく気づいたのは、興奮したあめちゃんに肩をばしばし叩かれてからだった(遅)
「今日の主役から一言」と逹瑯から振られて、ミヤくんが喋りだす。

以下覚えてる部分↓

気持ち的には32歳のつもりでいます
若いとか歳取ってるとか関係ねえ

辛いときに音楽に救われた俺たちだから!
お前らも気持ちわかるだろ!
……皆、俺に言ってください、良いこと言ってんじゃねえって

後輩の言葉を借りると「音を聴くな」
……次の曲は聴いてもいいけど(一同笑)

↑ここまで
細かいニュアンスの部分を覚えきれなかった……。
ミヤくんの話も聞きたいし、ステージ上でわちゃわちゃしてる他の面々も気になるしで、目と耳が混乱してしまったのが悔やまれる。
「辛いときに音楽に救われた俺たちだから!お前らも気持ちわかるだろ!」は嬉しかったなあ……。
なんで嬉しいと思ったのか?っていうのを今冷静に考察してみると、ムックと夢烏で与える側と貰う側、立場は逆だけど、音楽に救われたって部分で共通する部分があることを感じられたのが嬉しかったのかもしれない。

ジャンプ後はもうなんかさらにステージ上がカオスで目が足りなくて何が起きてるのかよく分かんなかった(´・∀・`)
もはやゆっけがマカロン食べさせられてるとこくらいしか記憶にないな……
あ、あとメト麺誰もいないなと思ったら最後の最後にシャラクがちょっとだけ出てきたのは覚えてる。


11.Living Dead
バイオリンの琴羽しらすさんと後藤泰観さんがサイコ以来の再登場。
ゲストで来るって言うからもっとがっつり参加すると思ってたら2曲だけとは……贅沢というかもったいないというか……。
ムック+トオルさん+バイオリン2人の7人編成っていうのが、「楽団」感があってとても良かった。いろんな国を旅して回ってそうな感じがあって。

最後は余韻の中、逹瑯が「ハッピーバースデー……」と呟いて終わり。
その声色がとても優しかった。


終わって新木場駅まで歩いてる途中で、「……セトリめっちゃ普通!!!!!」ってことには気づいちゃったけど、だいたい東北収監じゃんとか思っちゃったけど。
そんなことライブ中は全然気づかなかったくらいに楽しかったです!
正直に言えば、セトリにもうちょっとミヤバならではの特別感は欲しかったけど、ミヤくん的にはバースデーだからって肩肘張らずにあくまでCOMMUNEとしてやろう、ってつもりだったのかなーと思った。まあ主役はもちろんミヤくんだからミヤくんのやりたいようにしてもらうのが一番だし。


あと、個人的にはこのミヤバのライブを観て『止まってた時間が動き出すような感覚』があった……。
一度はムックを離れて、戻ってきたのは2016年だったから、その点で言えばとっくに時計の針は動き出してたはずなんだけど、
コーストは自分の夢烏人生にとって結構思い出深い場所だから、自分の心の奥底に何か動かされたものがあったのかもしれない。
自分でもよく分かんないけど、これはこれとして大切な気持ちだと思うから、今こうやってちゃんと書き残しておこうと思う。

ムックがよくコーストでライブやってた頃は、だいたい栃木夢烏友達と一緒に参加してて、多いときは10人くらい栃木夢烏が集まったりしたときもあって、
その時集まってたみんなはほとんどたぶんムック上がっちゃった……てか連絡も取ってない人ばっかりで、今みんなどうしてるんだろうなーって懐かしく寂しく思ったりして。
2019年の今も自分が夢烏でいるなんて、当時は全然想像してなかった。


改めて……
ミヤくん40歳おめでとうございます!!!
ムックの音楽には何度も心を深い深い闇の底へ叩き落とされたけど、そこから引っ張り上げてくれるのもまたムックの音楽でした。
私の血はムックでできていると自信を持って言えます。
ミヤくん生まれてきてくれてありがとう。ムックを作ってくれてありがとう。
岡山公演延期の件もあったし、健康にはほんと気をつけてとにかく無理はしないでほしい……!
ミヤくんの40代が素晴らしいものになりますように!

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↑ライブが終わって汗まみれで見上げる夜のこの看板も好き。