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2019.3.31 ムック「壊れたピアノとリビングデッド」ツアー~平成最後のスペシャルワンマン~ @Zepp Tokyo

OPEN 17:00/START 18:00 前売り¥6,000+1d

※この日記は、ニコ動の放送前に書いてます。

ずーーーっと待ちわびていたムックのワンマン!!!
私にとっては去年の5月のZepp2Daysぶりのムックワンマン、ワンマンじゃなくてもムックのライブ自体11月の黒の日ぶりで、生ムック不足がだいぶ続いていた上に、
なにせ「壊れたピアノとリビングデッド」が素晴らしいアルバムだったから、今回のこの2Daysが本当に楽しみで楽しみで!

当日は、まずムックの期間限定ショップがあるエンタバアキバに寄り道。
ツアー衣装見たかったけど予定が合わずに残念だった……当日はそりゃあ着るもんなあ……
昔のグッズを見て懐かしくなったり、北陸収監のタオマフが可愛くて思わず買っちゃったり。
ムック表紙のR&Rを未だに買ってなかったから買おうかなと悩んで結局止めたけど、今思えば本なんて買ったら荷物が重くなって大変だったろうから買わなくて大正解だった。
あとでネットで買おう。

で、会場のZeppTokyoに移動し、お目当てのツアーT&タオマフをさくっと購入。
それと買うつもりのなかったラババン、実物を見たら欲しくなってつい買ってしまった……この日2度目の予定外の出費。
買ったTシャツとタオマフは次の日用にして、この日は去年通販で買って以来まだ着る機会がなかったさとバTに着替え完了!
こういう痛Tを着るとあー自分バンギャだなーとなんか嬉しくなって気合(?)も入る気がする。

整番は毎度のことながら全然良くないので(FCで1000番台)、200番台だった夢烏友達を見送って、自分はのんびり中へ。
下手の3柵?(いまだにZeppの柵の数え方よく分からん)あたりに陣取って、ストレッチしつつ会場を待つ。
自分のいた辺りは、スカスカじゃないけどぎゅうぎゅうでもないなって混み具合でした。

そしてほぼ定刻、客電が落ちていよいよムックの世界へ……

1.壊れたピアノ
トオルさん→さとち→ゆっけ→ミヤくん→逹瑯の順番で登場し、徐々にメロディーが重なっていくという演出。ミヤくんはオルガン、逹瑯はブルースハープ。
5人揃ってメロディーを奏でる姿が、なぜだか不意に遠い遠い非現実のように感じて、
もしかして私は死んでるんじゃないか?ここは死後の世界なんじゃないか???って一瞬本気で思いました。
さとちの登場のとき、口を真一文字に結び、右手を胸に当てて一礼したのが、めっちゃかしこまってる感じで可愛かったです。

2.サイコ
ライブで聴くのを一番楽しみにしてた曲!
「交わした約束でしょう」の部分で小指を立てる逹瑯。
Bメロの、客席を舐めるようなピンクの照明とゆっけの視線にどきっとさせられる。
間奏で逹瑯が「本当に怖いのは誰なんだZepp!」と吠えれば、そりゃあこっちのテンションも否応なしに上がるというもので!!
「出来損ないだー!!!」を叫ぶのが気持ちよすぎた!

3.アイリス
照明が良すぎた……
ゆっけとミヤくん、身体は緑の照明に照らされてて背後は青い照明が燃えてて、みたいな。
うまく説明できないので、ミヤくんインスタの初日の写真(2枚目と3枚目)かニコ生をご参照ください(説明放棄)
とにかくあの光景がとても怖くて妖しくてぞくぞくしました。
楽器隊の音量のバランスが微妙だったのか、Aメロの逹瑯のポエトリーリーディング的な部分がちょっと聞き取りづらくて残念だった。「真昼の月と星のパレード」のとこが大好きなのでなおさら。

4.オルゴォル
照明は緑+ピンク、サビは一面オレンジ。
オルゴォルの照明は個人的には絶対緑だと思っている!!!
いつの間にかトオルさんが立ち上がって弾いててそれが本当に楽しそうで、なんだか私まで嬉しくなりました。

5.ヴァンパイア
照明は青紫とか赤紫がメインな感じで、イメージ通りだと思ったのを覚えてる。
あと、ミドルテンポの曲なのにさとちは結構アグレッシブに叩いてる印象で、意外だなあと思いました。

6.G.G
結構歌詞をぽろぽろ飛ばしてて、ん?とは思ってました。この時。
まあ歌詞飛ばしは珍しいことではないけど、ここまで順調だっただけに。

7.絶望楽園
全体的に水色の照明。
個人的にこの曲には赤色のイメージを持ってたから(たぶんデモテのジャケットの印象)意外ではあったけど、違和感はなかった!
間奏のギターを聴くと「あームックだなー」ってほんと思う。

8.TIMER
逹瑯が完全に歌詞を飛ばした……
しばらく演奏は続いてたけど、Bメロ入る前に逹瑯が「ストップ!」と制止して演奏中止→やり直し。
あんなに盛大に飛ばしたのは初めて見たかも、「何万回並べたっけ?」から復帰できるかと思ったけどダメだったなあ……
最初は喉に何かトラブルがあって歌えなくなっちゃったのかなと思ったから、その点では何もなくて良かったけど。良くないけど良かったみたいな。

MC
ここでMCだったっけ??(記憶喪失)
いつもの「こんばんは、ムックです」から、ツアー短いよねーとか皆の耳に、体に、心に染みついた頃のツアーです、的なことを喋ってたような。
詳しくはニコ生をご参照ください(逃)

9.自己嫌悪
「コンビニ袋の~」あとミヤくんが『結構大変なんです』とかなんとか言ってたような気がするんだけど、聞き取れなかった……
あとミヤくんがギターで刺すとこ見逃したー!!
気づいたらもうピアノ乗っ取ってた。
で、ギターのフレーズをピアノで弾いてたかと思ったら「エリーゼのために」を弾き始めて、ゆっけが「違う違う」みたいな手振りしてたのが可愛かった(*´д`*)

10.マゼンタ
間奏明けの、静かになるところの「最後の夜だから~」の部分、トオルさんのピアノが効いててすごく良かった……!
アウトロでヘドバンしてる人がけっこういて(その発想はなかった)、明日は絶対私もヘドバンしようと決意。

11.鎮痛剤
ステージが真っ赤な光に染まって、いつもと違うアレンジでの始まり。
「善人ぶっている君~」の部分で、人を馬鹿にするような、嘲るような表情で歌っていた逹瑯が、「何ができるのですか?」と歌い終わった瞬間にすっと表情を失って棒立ちで佇んだのが最高に恐ろしくて、思わず息を呑みました。

12.レクイエム
バックドロップに、宇宙を感じるようなテクスチャが重なり、
トオルさんのピアノが強く、優しく響いて、ステージから光が溢れる。
xxMで読んださとちのエピソードを思い出して、自分もいろいろ考えさせられた……

13.In the shadows
レクイエムのあとにこの曲っていう落差というか対比がすごいなあと思ったけど、
青やら緑やら紫やら、暗い照明が蠢くAメロBメロから、サビでは一気に開けて、レクイエムと同じくステージから溢れるような白基調の照明に変わるのを見て、
全然違う曲だけど、「闇の中の光」というところでは共通しているものがあるのかなあと、私の中では勝手に納得。

14.積想
火のついた蝋燭の入ったランタン?鳥かご?を大切に抱えながら歌う逹瑯。
実は壊ピリの中で積想はあんまり好きじゃなかったんだけど、生で聴いてやっと、ようやく、ああこういうことだったのかと……
理解?消化?いい言葉が見つからないけど、すっと腑に落ちる感覚がありました。
個人的にこの日一番良かったのはこの曲。
全て歌い終わった後、想いを振り払うかのように小さく首を振った逹瑯を見て、ちょっと泣きそうになった。

15.百合と翼
トオルさんのピアノとミヤくんのギターから始まるアレンジに。
理由を上手く言葉にできないけど、音源でもライブでも、積想の次がこの曲で良かったなあと感じました。

MC
・年度末のムック、新年度のムック
・「元号?年号?」
・「元号の発表が午前だったら嫌ですね」(客:午前だよー)
・「午前なんだ?午前中に発表して、午後にうっそーとかやったら楽しいけど、そんなことやったらいろんなところから怒られる……」
みたいな。
翌日発表される元号の話題が主でした。
詳しくはニコ生を(略)

16.遥か
この季節らしい曲、と逹瑯が言うから燈映とかかなーと思ったらまさかの!
この曲をライブで聴くと、いつも一気に2006年に戻ったような気分になって、懐かしさがぶわーっと込み上げてくる。
逹瑯の歌唱力も楽器隊の演奏力も、あの時より格段に成長したなー…ってしみじみ思いながら聴きました(上から目線のつもりはないけど、そう感じたらすみません)

17.ハイデ
なんかもう楽しすぎて多幸感に包まれすぎて全然覚えてない!!
ひたすら跳んだ!跳ねた!幸せすぎた……

18.夕紅
ライブで聴くのが久しぶりな気がしてノリが不安になり、サビはモッシュでいいんだよね……??と思いながら恐る恐る阿波踊り始めたらモッシュになったのでめちゃめちゃ安心しました。良かった。

19.カウントダウン
この曲で走るのを楽しみに、私は約2か月前から走り込み(って言っても元が運動不足すぎるので、ごくごくゆっくり短いジョギング)を始めた……
のだけど!!私がいた場所ではサークルになりませんでした!!!!!
まあ柵があるから厳しいよなとは思ってたけど、前の前の柵ではサークルになってて、そこまで行かないとダメなのかー…と思いつつひたすらモッシュしました。
当初の目的は叶えられなかったけど楽しかった!持久力の向上も一応実感できたし!

20.Living Dead
歌いだしの逹瑯とミヤくんの「ミュージカルみたい」なところは聴いてて本当にぞくそくする。ライブならなおさら。
「ラブソングを君の為に歌おう」の部分、今までの曲の中で一番ふたりの声が調和してると個人的には思ってます。
今までのミヤくんのコーラスとか、あとフォーティ―シックスのサビみたいなユニゾンもそうだけど、わりとミヤくんは自分の歌いたいままに歌ってる印象があって、
でも「ラブソングを~」は、今までよりずっと逹瑯の声に寄り添ってるなと思いました。
ライブで聴いてもっと好きになった。

EN1.生と死と君
なんか間奏で音が足りなかった気がする……
いつもだったら激しいけど、音が足りなくて厳かな感じになってて(全然説明できない)、あれ?とは思ってた。今思えばドラムがなかった?

EN2.スーパーヒーロー
率直な第一印象は、『「優しい歌」に似てる』。
歌詞があんまり聞き取れなかったので、まだ今回聴いただけではなんとも判断しかねるなあと思ったので、また次聴けるのを楽しみにします!

ここからまだLiarやら蘭鋳やら続くのかと思って、私も気合いを入れ直そう……と思ったら、
メンバーがはけていきあまりにもあっさりとライブ終了。
いつもの客出しのSEが鳴って、客席も一瞬ざわついた気がしました。
私も正直、えーこれで終わりーーー!?とは思った。
満足できなかったってわけではなくて、あまりにも終わり方が中途半端な感じがしたから。
まだまだ続くぞっていう空気感だったのに、急に寸断されちゃった気がして、個人的にはまあいわゆる「不完全燃焼」的な。
前方でアンコールする人たちもいたけど(気持ちはめちゃ分かる)、今日のライブは終了しましたとアナウンスがあって、ああ本当に今日はこれで終わりなんだな……と若干もやっとしながら私も帰路についたのでした。
明日こそは全エネルギーを出し切って終わるぞ……と決意して。

翌日に続く!