脳と人の不思議

昔、働いてくれてたA君にあった話です

偶然あった訳ではなくて、今、求人広告出してるんですがそれ見て連絡してきて久しぶりに会いたい との事で近くまで来たから会ってきた訳なんですが

A君は多分私の事があまり好きじゃなかったし、それもあって去っていった方だったんですね

ちょっといい大学出てたと思うし、頭も良かったと記憶してるんですが、言う事が地に足ついてない みたいな所があるのと野望? お金を儲けようとするパワーはあったんですが

私の考えと違う所が多々あって、A君の意見をかなり却下してて 当時 私はイエスマンばかり集めすぎてる と批判してきた事もありました

私は、私がやりやすい という事が最重要要件なのと、経営方針 みたいな正解 間違いがはっきりない部分においては私の決定が間違えてる という事はおこらないので、イエスマンでいいのです とか言ってたんですが

自分で仕事してて、イエスマンを集めたり贔屓したりするのの何があかんのかは 今でもあまりわからないですし(^-^;(笑)


そんな中 A君は、もっと事業を大きくしたい もっと儲けたい みたいな欲が強く それによって大変な事や敵が増える事はよし とする みたいな所があって

なんやかんやであわない点もあったから、結局は去っていった訳ですが(円満ではあったと思いますが)


わざわざ会いたい と言ってきただけはあって、何だか良さそうな車 身なりで現れたA君 は今は自分が社長になって頑張ってるようでした

それはそれで全然いいし素晴らしいのですが

どんな仕事してるの?って聞くじゃないですか?

そしたら、凄く前から 私が こういう仕事をしたらうまくいくんじゃないか と言ってた仕事をしてるんですよ(^-^;

ただ、私が仕事の基本としてる 頼んだ所 働く人 会社の三者がwinwinで皆幸せ というサイクルと少しずれているのと、どう考えても大変そう というのがあり、やりたいとは全く思ってなかったので、私の空想が形になってるのある意味では嬉しかったりもするのですが

A君は 自分が考えた事を事業にして仕事してる と堂々と私に語るんですね( ゚Д゚)

どう考えても 考えたのは私で、その話をA君としたのも覚えてるし、当時からいる人なら皆知ってるし、誰もが 考えたのは私 というはずなんですが


それほんまにやってるんや!(^^) みたいな反応をしたら

どうもしっくり来てない様子で、あくまで自分で考えた と言うのですよ


まぁそれならそれで 何の権利があるわけでもなく 必死でアピールする事でもないし、不思議やなぁっていうだけなんで、ああ、そうなんや って感じにしましたが(^-^;

(もし やりますと言われてればどうぞどうぞと言いましたし)

私がその話をして聞いてるA君の様子も記憶にあるし、A君のオリジナルなはずはなく、そしてその仕事はそのアイデアと行動力のみって感じなので、私が想像した通りに大変そうだし、想像した通りにうまくいってるっていう話だったのですが


そんな根幹的な部分の記憶が変わってしまってるって脳って不思議やなぁと思ったのと(嘘ついたりしてる様子は全くなかったので)

私が考えたやつだ と思っていたら 何となくちょっと貸しみたいになるのに、なくなってるなぁとなんだか損した気がしてたり(A君から返してもらう事は一生ないと思うからいいのですが、いいのに損した気分だけがする(笑))

多分、一生やっていく仕事なんでしょうし、嫌いな私のアイデア というより自分で考えた の方が彼の精神衛生的にもよいと思うし、アピールする気も全くないけど

自分で考えたと思ってるのなら、仲良かった訳でも好かれてた訳でもないのに 会いたい と言ってきて、仕事の話も話したいことも特になくて、今 俺はうまくいってるっていう世間話だけをしたかったみたいで、それも不思議やなぁって思いました

私にそう思われる事になんか意味あるんかな(結構人は人って感じですし、例えば彼が今は億万長者だったとしても石原さとみと結婚したんだとしても、あんま関係ないんでどっちでもいいので)

っていう 脳と人って不思議やね って話でした(笑

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